IT留学の未来はどうなる? 2020年から留学も大きく変わっていく。
IT留学の始まりと歴史
英語留学、というある意味固定化した概念から、より個人個人の意向に合わせた「IT留学なるものが出てきて2020年で約7年ほどになるでしょうか。
細かいものや、IT留学の範囲に後付けながら入れ込むことができるものがある可能性も考えると、完全にその起源が判明しているわけではないですが、現在一般的に言われている「プログラミングと英語をセットで学ぶ」というパッケージされたこの次世代型の留学は、おそらく2013〜2014年くらいに出てきたと考えられます。
当サイトのアクトハウスは、プログラミングはもちろんのこと英語>が学べる定番を抑えつつ、これからさらに推進されるデジタル社会への対応力を高めるカリキュラムを擁するニュータイプ。マーケティングやデザインも学べるセブ島の留学として、2014年からその歴史を積み重ねています。
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新小学校学習指導要領におけるプログラミング教育
先ほど2020年というのを区切りとして出したのは、単に数字の切れ目ということでなく、日本においても小学校からプログラミングが義務教育の一貫として授業に取り込まれるから、という理由があります。文部科学省のサイトにおいて、新小学校学習指導要領におけるプログラミング教育について確認することができます。
たった今は、プログラミングは何かとても特別な専門ジャンルという印象がさえまだまだありますが、義務教育で小学校からの必須科目となった場合、生活のなかに「プログラミング」というジャンルがぐっと身近に溶け込んでくるでしょう。
プログラミングが当たり前の世界へ
生活のなかにプログラミングが入り込んでくると、単純にそれに付随したサービスが世の中に出現してくると思われます。
例えば参考書などの書籍。現在もamazonや本屋にプログラミングやエンジニアリングに関する本が並んでいますが、そのニーズがさらに高まってくれば、急速にその存在感と必要性は加速してきます。
また、町中に大手から個人経営まで英会話教室があるように、プログラミングに関してもプログラミング教室が出てくる可能性は高いでしょう。プログラミング教室も「フロントエンド」と「バックエンド」などニーズ別に分かれたり、初心者向けから上級者向け、あるいは社会人向けなどパーソナライズ化が進むとも考えられます。
いずれにしろプログラミング教育に関係するサービスは、オンラインでもオフラインでもますます加速度的に増えてくるでしょう。
プログラミングでまずは「フロントエンド」をしっかり学ぶのって、いろんな可能性が広がるんだよね。#フロントエンド って何〜?って人にも読んでほしいやつ。https://t.co/W67WeiJUUx#アクトハウス #IT留学
— アクトハウス@IT×英語×ビジネス留学 (@acthouse_) 2018年10月11日
年下の仕事仲間や部下はプログラミングができる
このコラムを読んでくださっているあなたは、現在18歳ほどから40代ほどの範囲になるでしょうか。
そしこのなかで「プログラミングが普通にできる人」あるいは「基本要素は知っているよ」という方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。
2020年からプログラミングが義務教育化されていくとなると、みなさんの世代も「プログラミング、よくわかんないだよね…」では済まされない時代がやってきます。
なぜなら、みなさんの未来の職場の部下や仕事仲間は、周りがみんなプログラミングを知っていたり、程度の差こそあれど「プログラミングやエンジニアリングの知識やスキルがある」という状態になってきます。
プログラミングの必須科目化は、決して下の世代だけに影響あることではないのです。そう考えると、時代に置いていかれないためにも、今のうちの学習は終えておくとラクでしょう。それは精神的な安堵感のみならず「企業からも必要とされる人間」「きちんと社会について来て順応している人物」として評価の対象になると思います。
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IT留学が次なる進化をするとき
では、2020年以降からプログラミングのサービスが日本で増えてくるとした場合、現在のIT留学は一体どのように変化してくるのでしょうか。いやそもそもニーズは現在のようにあるのでしょうか。
単にプログラミングを習えるだけならば、そして幼少期から日本で少しづつでも勉強が義務化されるならば、わざわざ海外でプログラミングを学ぶ需要は減ってくるかもしれません。つまりこれは「次なる進化を遂げるべきとき」に来ていると考えることができます。
その未来型はさまざま
フロントエンドからバックエンドまで、プログラミング修得に関するサービスを提供する各IT留学ですが、単なるプログラミングをベースにした留学サービスではマーケットには生き残れない可能性があります。
その場合に考えられる未来のIT留学の姿として、例えばこのような考察をすることができるでしょう。
プログラミングや英語を学べるだけでなく、
AI
VR/AR/MR
デザイン
マーケティング
ビジネス
キャリアチェンジ
などなど、これから必要になる、プログラミングと同列で語られてくるスキルの数々。テクノロジー社会やユーザーの進化を見据え、変わっていかなければならない局面を迎えています。上記の例にあるように、未来のテクノロジーとしてすでに各業界にてその存在感を増しているAI、バーチャルテクノロジーとしての代表格であるVR。そして、プログラミングやITと関連させながら広範囲に理解を深めていくべきマーケティングやビジネス。あるいは現在すでにひとつのスタイルとなっている「プログラミングとデザインの融合」を見据えてのデザインのスキル提供。
こう考えると、ひとくちにIT留学と言っても、さまざまな進化形態を予想することができます。
デザイン講座も日本人メンターから手取り足取りで学ぶよ。「プログラミング×デザイン」のスキルを高めつつマーケティングも理解する。毎朝、英会話も鍛える。あっという間に夕方になる毎日。「充実」ってこういうこと。
✔️1月度「あと5名」
✔️4月度「あと7名」https://t.co/fc6ZsFoUcl pic.twitter.com/YpcVphbUKt— アクトハウス@IT×英語×ビジネス留学 (@acthouse_) 2018年10月10日
IT留学のアクトハウスは進化している
いまご覧になっているアクトハウスは、すでにプログラミング、エンジニアリング、セブ島で英語のスキル修得に加え、
デザイン
マーケティング
ブランディング
ライティング
SEO
SNS
さらには、
起業スタートアップ
財務
などの「ビジネス」と「デザイン」に関しても学んでいく、現在進行系のIT留学です。これは留学のパーソナライズド化を推進するアクトハウスならではの試み。
IT/プログラミングは日本人に習い、英語はフィリピン人から
これらの複合的な要素を少人数で学んでいく、オフラインのリアルコミュニケーション。それを日本人メンターから学ぶ密着型のスタイル。
そして英語は、フィリピン人の教師から学ぶことで、学習のメリハリと効率化を図っています。
もちろん英語も海外セブ島の立地を活かしマンツーマンレッスンで学びます。セブ島のあるフィリピンは、英語が義務教育かつ公用語となっており、国民の80%が英語を話すという世界第3位の「英語がリアルに話せる大国」。ここで英語レッスンと日常生活で自らの英語力を鍛え上げていきます。
デジタル・トランスフォーメーション時代のIT留学とは
設立以来、未来を見据え、模索し、先取りしてきたアクトハウス。
すでに突入しているデジタル・トランスフォーメーション(DX)時代のなかで、今後どのように進化していくべきか。少なくても現時点ではどのようなカリキュラムや学校のスタイルであるべきかー。常に考え、3ヶ月ごとにカリキュラムに変更を加えていくなど、現在進行系で動いています。
そんなアクトハウスでは、ご留学に関するご相談は毎日承っています。お気軽に、
からお気軽にご質問・ご相談ください。
また「個別相談」も実施しているのでお気軽にどうぞ。
著者:アクトハウス代表 清宮 雄
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