アクトハウスから生まれたスタートアップ
IT留学アクトハウス発のスタートアップ
セブ島の「アクトハウス」から生まれた、起業家や海外フリーランスたちのスタートアップをご紹介します。それぞれが描いたライフスタイルを手に、新しい事業・ビジネスが始まっています。
地方創生事業
『合同会社カントリーワークス』(COUNTRY WORKS)社は、北海道・余市から発進しているスタートアップです。社会起業家としてのインタビューでも語られているとおり、大学時代から解決したいと考えていた社会課題「田舎農業が抱える繁忙期の人手不足」に挑むべく、ユニークな移動式モバイルハウスを発案し、完全オリジナルの手作りでスタート。運営金を募るクラウドファンディングで約50万円、投資家からも800万円を融資いただくなど活動支援金の獲得に成功しました。「未来の住まい方」において、新しい可能性を提示する機能的なライフスタイルを提供しています。
〜挫折を経ての起業〜
大学時代の学生起業時の挫折を経て、二度目の起業チャレンジを行った。田舎の労働力の課題である「住居」の確保、そして「移動」の手間を一気に解決するビジネスモデルはWEB上での数多くの支持を集めるに至る。50年後、100年後の遠い未来に誇れる「この仕事があってよかった」と思えるような田舎仕事を作りだすベンチャー企業として躍進している。
(YAHOO!ニュースに掲載された記事)
(全国誌「モノマガジン」にも掲載)
(全国紙「日本農業新聞」裏一面にも掲載)
(2021年10月には新たに資金調達も)
東京と大阪で動画スクールを起業
動画スクール『MOOCRES』は東京と大阪で展開する動画スクール。アクトハウス卒業生のヨビさんはCEOとして活躍しています。またヨビさんはアクトハウス在学中に『TRALA(The Trilingual Translating Service)』は、airbnbを活用する宿主に提供する「翻訳サービス」もリリース。英語・日本語・韓国語の宿紹介・SNSプロモーションを提供できる優位性で自身のトリリンガルの強みを活かしています。
〜新卒ブランドを捨て〜
大学の「新卒ブランド」を捨て、24歳でアクトハウスへ参加。プログラミングもしっかり勉強し、在学中3ヶ月目に同サービスを立ち上げ、まずはリアルの営業を行い収益化。以降はWeb上で全ての取引を完結すべく、自身のブログでの告知・SNSの運用を並行運用。air bnb関連のサービスのなかで「3ヶ国語の翻訳支援」を打ち出し差別化を打ち出した。帰国後は東京と大阪で動画スクールを起業。
飲食店を開業
『SPICE MAFIA』は奄美大島を拠点にするカレーダイニングです。社長である弓指さんは2017年にアクトハウスに参加。地元のユーザーにフィットする事業形態を模索し、現在の「ダイニング&キッチンカー&カレー」というマーケティングで始動。JALからの取材も受けサイトに掲載されるなど開店から1年で飛躍的な成長を遂げています。
〜2年間の準備〜
お店の設立までは事業計画から資金集めまで約2年間の歳月を費やしました。アクトハウス在学時からビジネスプラン課題においてはこのカレーダイニングを立案していた弓指さん。粘強い活動が実を結び、地元屈指の人気店へと成長させています。
インターネット物流で起業
南田さんが社長を務める『Grat』はインターネット物流の会社です。旅好きでもある南田さんは「起業+旅」を実現できるビジネスを模索し現在の事業へ。海外への物品の買付などでその理想を実現させています。
〜ブランディングはアクトハウスの後輩に依頼〜
お店のロゴマークや名刺などのブランデイング素材は後輩のアクトハウス生に発注。卒業後、起業報告としてセブ島のアクトハウスにも訪れてくださるなど、忙しい合間を縫って人を大切にする人格が南田さんの魅力でもあります。
30代のIT留学。アクトハウス卒業後は起業家となった南田さんにお話をうかがいました。https://t.co/sPicB6qmtd
— IT留学のアクトハウス : プログラミング/英語/デザイン/ビジネスの実践 (@acthouse_) December 25, 2019
デザイン事務所を開業
アクトハウスを卒業1ヶ月後に起業。同社『ヤオヤ』は、企業のブランド・営業支援をサービスとしています。自身のブランディング芸名を「くわた ぽてと」として、読売テレビ放送『100億上ル』や、日本テレビ『発見!仰天!プレミアもん!!! 土曜はダメよ!に』起業家としてテレビ出演とメディアでも活躍中。留学からの起業プロセスでも語られているとおり、ITに関してゼロから立ち上げたスタートアップです。店舗の内装のデザイン企画と実際の施工、ホームページやアプリデザインはもちろんのこと、名刺やキャップ、時にはビックリマン型ステッカーまで手がけるきめ細かいブランド支援を強みとしています。
〜ゼロからの躍進〜
元々プログラミングはもちろんデザインに関しても学んだことはないゼロからのスタートながら、セブ島での在学を2ヶ月延長し自身のサービスサイトを完成させた。卒業後は1ヶ月以内に起業、WEBの特性を利用し、日本国内のみならずフィリピンにもクライアントを抱え、関西を拠点にその活動を全国に広げている。
WEB制作事業で起業
アクトハウスを卒業して5ヶ月。IT×鍼灸で起業の「さとたか」さんがオフィシャルサイトを公開。
これは「鍼灸師による鍼灸師のためのWEB制作サービス」。ペルソナを絞りに絞ったマーケティングで新しいニーズを切り拓く、とても楽しみなビジネスが始まりました。 https://t.co/S8szM4lIkV
— IT留学のアクトハウス : プログラミング/英語/デザイン/ビジネスの実践 (@acthouse_) February 7, 2020
セブ島アクトハウスを卒業5ヶ月目にして「WEB制作事業」で起業。現役の「鍼灸師」でありつつも、鍼灸業界にIT技術で新風を吹き込むべくスタート。「鍼灸師による鍼灸師のためのWEB制作サービス」というターゲットを絞りきった事業を展開。
フロントエンド・エンジニア業(海外ブリッジSEで独立)
海外フリーランスのエンジニア。もちろん英語で仕事をこなしています。フランス、日本、フィリピンと海外・国内全国を移動し、自分にフィットする案件を選択し効率良く受諾するのが特長。個人事業主として興味のあるプロジェクトに参画し、中期的なプロジェクトの一員としてチームでの活動もするブリッジSEです。海外フリーランスまでの道のりが語られている体験談では、そのライフスタイルが見えてきます。
〜海外でフリーランス〜
アクトハウスでプログラミングを修得し、セブ島にて株式会社LIGのフロントエンド・エンジニアとして期間提携し、ブリッジSE業務はもちろん、コワーキングスペースの運営や、TECH・ITイベントの企画、同イベントでの英語でのプレゼンテーション(写真はフィリピンでプレゼン中の藤代さん)なども行っている。日常のIT仕事も全て英語。セブ島の次はドイツ・ベルリンへと移住する計画。
フィリピンでアパレル事業(海外起業)
『BUY-T』社は、セブ島のアクトハウス在学中に発進したスタートアップです。在学3ヶ月目にして、Tシャツのアパレルブランドを手探りで立ち上げ、4人の創業メンバーが破竹の勢いでセブ島を席巻。その先見性と評判を聞きつけセブ島No.1の新聞社『SUN STAR CEBU』誌で特集が組まれました。
〜大型クラブとのコラボ〜
また、日本人ブランド初としてフィリピン全土でもTOP5にランクするクラブや最大のキャパを誇るクラブとのコラボレーションも実現。YouTubeでは、そのセブ島No.1トップクラブ『LIV SUPER CLUB』のスポンサーとして協賛した際のティーザー動画も配信されるなど、日本人として初めて、アパレルのスタートアップがセブ島のクラブオーディエンスを通じ世界に名を轟かせました。
〜SNSマーケティング〜
さらに著名モデルとのセッション、有名店へのブランドTシャツを提供など、その勢いは留まることを知らず。Facebookページは開設20数日余りで5,000人、2ヶ月で7,600人を越えるファンを獲得し、瞬く間に新鋭ブランドの一角を担う基盤を整えました。
4人のチームワーク
創業メンバーはアカウントプランナー1人、デザイナー2人、マーケッター1人の4名。もちろんそれぞれプログラミングと英語を勉強しながらスキルを伸ばしていった。それぞれの得意領域を活かし、まさにゼロからの手探りで海外スタートアップに踏み切った。「質の高いJAPANブランドTシャツをセブ島で作成するには?」「どこの、なんていう会社に依頼するのがいいのか?」「そもそも自分たちのセンスは異国地で受け入れられるのか?」 まったなしの本番まっただなかで、自身のブランド構築に心血を注いでいる。オンラインだけでなく、ブランド・ショップとして実店舗も構える物件探しも始まった。代表メンバーはアクトハウス卒業後もセブに移住し、同事業を運営に挑戦。
ライター(海外フリーランスで独立)
まったくのITやプログラミング、マーケティングや英語も未経験ながら、オウンドメディア『そーまっく』をアクトハウス在学3ヶ月目にリリース。在学中から「フリーランスの基盤づくり」に努め、フリーのライターを目指しスキルと人脈形成に勤しんだ留学でした。その甲斐あって、アクトハウスのIT留学卒業後は、フィリピン・セブ島に移住し、海外在住のフリーランスとして活動中。大手メディア、有名IT起業からのライティングのオーダーを定期的に受諾し、ビジネス化しています。
〜セブ島を拠点に活動〜
コツコツ鍛え上げた英語力で、現在はフリーランスとしてセブ島を拠点にしつつ、ライティング中心にしたフリーランス人生を実現。アクトハウス講座でモノにした、SEOライティングやマーケティング、ブランディングナレッジを総動員して書き上げる文章は、大手から中小までのニーズに応えており、実績が新たな仕事を呼び寄せている好循環。今後活動フィールドはアジア全土に広げるプランを持っており、フィリピンのセブ島で国際感覚を養いながら、ASEANを視野入れた海外フリーランス生活を次のステージへと押し上げる準備を進めている。
卒業生でフリーランスチーム(ITソリューション事業)
クラウド、SNSを最大限に活用し、一般の制作会社では受諾しきれないシステム&クリエイティブのハイブリッド案件、IoT、また大手サイトへの専門的なライティングもマルチにこなすフリーランスのチームです。メンバーはアクトハウスの卒業生と、アドバイザーであるメンターで構成されています。大きな特長は、パソコンだけのリモートワークのみならず、日常のリアルな対面コミュニケーションも大切にするため「オフィス」を借りていること。しかし出勤退勤時間や休日も、自らの裁量と仲間との調整で決めている「いいとこ取り」のワークライフバランスを実現しています。新しい働き方を追究する次世代型のITコミュニティ。
〜理想の働く環境づくり〜
各自の得意領域を活かし、クラウドを活用したリモートワークだけでなくリアルオフィスも都内に構えるクリエイティブチーム。現在コアメンバーは7名でIT留学のアクトハウス卒業生で結成。さらに、全国に散らばる個人&企業パートナーとも提携しており、外部委託も含めると大所帯の組織となっている。大型のシステム案件はもちろん、中小企業のブランディング、ECキューブを使ったECサイトの構築など、実績も急速に積み上げリピーター顧客の獲得に成功している。
▶こちらの卒業生「企業所属フリーランスでWebディレクター」の体験談へ
Webプロデューサーで独立(Webプロデュース事業)
1年間のIT留学を経て、個人事業主として起業。入学から独立までのインタビューでも語られているように、Webマーケティングを軸とした集客バックアップの支援を強みに、顧客のWebクリエイティブから営業施策までをプロデュースしています。また、障がい者の方々の支援として地元でのAdobeクリエイティブソフトの技術指導、他にもWebクリエイティブ講座に国内外でのメンター業務など、留学での経験をフルに活かした社会起業家としての活動範囲も行っています。
〜ビギナーからの挑戦〜
アクトハウス参加時はビギナーとして挑戦しながらも、現在は企画からプログラミング、集客支援までWebを飛び出した起業支援を行っている。ゼロからの挑戦だった、アクトハウス入門から起業までのプロセスは決して平坦ではなかったものの、現在は国内外を渡り歩く事業活動を行っている。
Webデザイナーで独立(ハイブリッド・フリーランス)
19歳でアクトハウスに入学、その1年後には3つの仕事をこなす「ハイブリッド・フリーランス」として活動。地元でのピアノ教室ではそのスタートアップのWebサポートと英語を絡めたレッスン講師、そしてWebデザイナー、さらに自らスタートアップしたWebマーケティングの事業も走らせている。インタビューにもあるように、アクトハウス入学当時は「パソコンを買うところから」というまさにゼロからのビギナーであったにも関わらず、いまやラップトップひとつでお忙しの日々を送る20歳。
〜副業でなく複業〜
0歳からの子供をピアノ教室対象としたピアノ教室、京都〜関西〜関東からの仕事を中心にこなすWebデザイナー、さらにはWebビジネスに悩む経営者や運営者のためのクリエイティブ&マーケティング&支援。アクトハウス在学中からまさにストイックに勉強をこなす姿勢は、当時在校生のなかでは最年少ながらも多くの刺激を参加者に与えていた。就職をせずに、かといってフリーであることに執着心を持つことのないフラットな姿勢はそのステディな仕事ぶりにもあふれており、年齢を感じさせない信頼をクライアントから勝ち得ている。
ガジェットブロガー/YouTuber
植原さんはアクトハウス卒業後、ガジェット情報を発信するガジェットブロガー/YouTuberに。確かな情報を元に発信される記事は企業からの評判も良く、大手のIT企業から商品レビュー記事も依頼されています。現在の月間PV数は約6万PV。月間ユーザー数は20,000人ほどとなっています。
〜在学中のブログ実習がきっかけ〜
アクトハウスのライティング講座時にあったブログ実習。ここでメディア制作と発信の面白さを知り卒業後はプロのブロガーに。
【ご報告】セブ島で以前お世話になった @acthouse_ さんに取材して頂きました。ブログを始めたきっかけやこれからの展望についに記してます。#ブログ #アクトハウスhttps://t.co/60EVUL9QtD
— DAIKING@DAIKINGのおブログ (@DaikiUehara3) December 14, 2019
海外就職&メディア運営業
アクトハウス卒業後は、フィリピン・セブ島にて多国籍企業のWEBディビジョン・マネージャーとして海外就職。同企業においてメインの集客サイトを司るマネジメントを行い、企画・プログラミング・エンジニアリング・デザイン・運用までIT・Webマーケティングを一手に担っています。また、日本の職人への単独取材にこだわるメディア『WAism』の企画・制作・執筆もしており、海外在住だからこそ「和文化の世界発信」をプロデュース。「海外就職をつかみ取り安定を保ちつつ、自らのスタートアップメディアの運営も兼任する」という、2つの活動をバランス良く体現しています。
〜セブ島からの絵葉書〜
自身のメディア運営では、なんと日本の全国の職人の方々に「手書きの絵葉書」で海を超えてアプローチ。セブ島という立地ながら、取材を綿密に行いたいという思いから、熱のこもったファーストコンタクトを心がけた。まったく面識のないところから、この手紙にEメールで返信をくれる職人の方は非常に多く、現在も取材を着々とこなしている。アクトハウスinセブ島への参加時は、プログラミングやビジネスにおいてもビギナーでの参加ながら、現在はマークアップやプログラミングはもちろんのこと、ライティングのスキルも磨き上げたことで、世界で生きるステージを自身の手で創り上げている。