高校生が「トビタテ! 留学JAPAN」でIT留学。

本インタビューの概要

今回は高専生(高校生)で『トビタテ!留学JAPAN』を活用し、アクトハウスの「1ヶ月コース」に参加した赤坂さんにお話をお伺いしました。

⚠本インタビューは2016年時のものです。最新の1ヶ月コースのカリキュラムや申込み状況については、下記のいずれかよりご質問ください⚠

↓↓ご質問は↓↓
●LINE@で(友だち追加)
●スカイプ面談予約する
●フォームから問合せる

高専生がIT留学を決断した理由

▶日本では、どんな学校で何を学んでいますか?
「高等専門学校に在籍していて、電気情報工学を専攻しています。学校では電気・電子に関することと、プログラミングやネットワークなど情報系のことを学んでいます」

▶アクトハウスに参加しようと思ったきっかけは?
「学校が留学に力を入れていたのが大きかったですね。そして「自分だったら留学して何を学びたいか?」を考えるようになったんです」

▶留学して何を得たいか、という。
「はい、ただ英語だけを学ぶのも面白くないし…と考えていると、インターネットで「IT留学」の存在を知りました。しかもITと英語だけでなくビジネスもカバーしているアクトハウスのサイトを見て、スカイプ面談を申し込みました。とても丁寧に対応していただき、よしここに行こう! と決めました」

▶留学において準備したことはありますか?
「政府が留学費用を支援してくれる『トビタテ! 留学JAPAN』という奨学金システムを利用しました」

 


アクトハウスの1ヵ月コース
「トビタテ!留学JAPAN」高校生コース


 

「トビタテ!留学JAPAN」で

▶「トビタテ!留学JAPAN」とは何でしょうか?
「文部科学省が主体となり、官民協働で取り組む奨学金システムです。高校生コースと大学生コースがあるんですが、高校生コースは『アカデミック(語学)』『国際ボランティア』『プロフェッショナル』『スポーツ・芸術』という4つのコースがあり、行き先、期間、留学内容などすべて自分で決めることができます。書類審査と面接審査に通れば、返済不要の奨学金をもらうことができるんです」(※2016年10月現在)

▶手続きは大変でした?
「そうですね…まずどこの国で何をするか、そしてどれくらいの期間留学するのか、受け入れ先のアポ取り…と書類を作り始めるまでが一番大変だったように思います」

トビタテ留学JAPANのイメージ

▶最初は地道に書類づくりなんですね。
「はい、先走る気持ちを抑えて(笑) それ以外にもトビタテのミッションとして留学中に日本のことを広める『アンバサダー活動』や、帰国後に自分の留学体験を広める『エバンジェリスト活動』などをどのように行うか?なども考える必要があります」

▶国際的な貢献も必要なんですね。
「ですね。あと、書類提出の時点で受け入れ先を決めておく必要はなかったのですが、僕は「決めていた方が審査に通りやすいかな?」と思い、先にセブ島留学を決めてしまいました。でも僕の場合で言うと、留学先を決めたのが書類提出の2週間前。それから書類を作り始めたので本当にバタバタしていましたね、なんせ初めてのことでしたので…。ですので、『トビタテ!留学JAPAN』を考えている人には「できるだけ早めから動き始める」ことをおすすめします」

1ヶ月コースのカリキュラム

休学し、1ヶ月のIT留学へ

▶アクトハウスでは、何ヶ月コースを選択したのですか?
1ヶ月コースを選びました。学校の都合上、休学におさまる期間でないと留年してしまうので…(笑) けど本当は、もっと長い期間行きたかったです」

▶プログラミングではどんなことを学びましたか?
「HTML、CSS、javascriptを学びました。少人数制という評判だったので、わからないところはすぐに教えてもらえるし、とても良かったです」

▶デザインではどんなことを?
「主にIllustrator、Photoshopの使い方を学びました。ピクトグラムを作ったり、ロゴマークを作ったり。また制作だけではなく、お客さんとの関係など、ビジネス面のことも教えていただきました」

▶ビジネスでは?
「ビジネスやマーケティングの基礎、ライティング、話し方などを学びました。今までビジネスのことを勉強したことがなかったのでとても興味深かったです。1ヶ月が終わる頃には街を歩いていて「あ、これビジネスになりそうだな」とか考えるようになってました。これまでになかった視点で社会と接するようになれたと思います」

1ヶ月のIT留学

英語はマンツー&グループ

▶英語レッスンではどんな収穫が?
「一番伸びたのはヒアリング能力だと思います。当たり前ですが英語の授業は全て英語で行われるため、1ヶ月の間でも全然違いましたね」

▶フィリピン人の先生方たちはいかがでした?
「陽気な人が多く、授業はとても楽しいです。他の部屋からは歌い声が聞こえてきたりもしました(笑) もちろん授業は真剣で何度も発音を直してくれたり、適切な言い方、文法に変えてくれたりと、メリハリがあって皆さんとても優しかったです」

▶英語はマンツーマンで?
「マンツーマンとグループレッスンの両方ですね。1対1の英会話の場合は、自分の弱点の克服に専念しながら新しい知識をどんどん入れていきます。グループレッスンでは、みんなの話し方から学ばせてもらったり、新鮮な言い回しに出会うことができたり。緊張しないで自然に英語が出るようになる訓練には最適だったと思います」

▶英語には抵抗がなくなりましたか?
土日祝を除いて毎日レッスンですから、すぐに抵抗はなくなりましたね。休みの日も、町に買い物に行くことや食事に行くこと、タクシーにちょっと乗ったときも本番の英会話が延々と続きますから、セブ島での日常全てが英語の練習になりました。授業ももちろん勉強になりますが、生活のなかで「そういう言い方するんだなあ」と感心することも多かったり」

セブ島留学の同期たちと
(同時期のアクトハウス生たちと)

留学中に「Webでオウンドメディア」を制作

▶在学中にどんなメディアを作りましたか?
「同年代で留学を考えている人に向けて、メディアとしてのオリジナルブログを作りました。僕の周りにも「興味はあるけど勇気がでない」という人や「親に反対される」という人たちがいるので、留学のきっかけやまたその親御さんへの説得材料にもなれば嬉しいなと思っています」

▶自らの実体験ですね。
「そうですね。もうすぐ僕自身の留学報告書や学校で参加している他のプロジェクトも一段落しそうなので、やっとメディアを開始できるんです。セブ島であった1ヶ月間、いろんなことを想い出して書いていくので、今から自分でもとっても楽しみなんですよ」

▶勉強はどんなところが面白かったですか?
「僕にとっては、ビジネスの講座が一番興味深く面白かったです。今までビジネスやマーケティングに触れたことがなく、すごい適当なイメージを持っていたのですが、講義を受けてビジネスに対する考え方が変わりました」

▶逆に大変なことはありました?
「充実していた分、何もかもがあっという間で、逆に大変なことはほとんどなかったですね。楽しいことしかなかったです。わからないことがあっても先輩が教えてくれたり、またメンターさんも一緒に住んでいるためいつでも聞くことができました。本当に恵まれた環境だったんだなと思います」

▶同時期の先輩とも交流があったんですね。
「やっぱり同じ住居なんで、いろんな話ができたのが嬉しかったですね。年上といっても、大学生の方はもちろん、社会で何年間も働かれてきた社会人の方、いろいろな年代の方がいらっしゃいました。40代のベテランのメンターさん、そしてスタッフの人たちも。1ヶ月コースにもかかわらず、初日からすんなりと受け入れてくれるムードで、とにかく時間が速かったですね」

IT留学ならではの学び

セブ島の文化に触れる

▶留学中、休日はどんな過ごし方を?
「スタッフの方が、地元の市場に連れて行ってくださいました。カルボン・マーケットと言ってセブ島では一番古い市場のようです。そこでは果物や野菜だけでなく、生きたニワトリ、塩や魚、日常品などありとあらゆるものが売られていました。雑誌やテレビ、ネットでしか見たことないアジアの熱気を体験することができました」

▶セブ島ならでは体験ですね
「セブ島にはセブ島の文化がある、ということがとてもよくわかった機会でした。留学するまで知らなかったのですが、フィリピンって7,000個以上の島からなる国家らしいんです。ですので、島ならではの文化があるということに感銘を受けました」

セブ島の文化

▶他にはどんなことを?
「近くのカフェでプログラミングの課題をこなしたり、本を読んだり、またモールに行って買い物したりすることが多かったですね」

▶セブ島はカフェは多いのですか?
「ちゃんと完備のカフェが結構あるんですよね。店員の人に言うとパスワードを教えてくれて使うことができます。時間無制限のお店があったり、4時間までというお店もあったり」

▶休日の一番の想い出は?
「一番の想い出は、一人でオスロブという地域に行ったことです。そこは世界で初めてジンベイザメの餌付けに成功している評判の名所で、ジンベイザメと一緒に泳ぐことができるんです。なかなか体験できないことなので、あれは行っておいて正解だなと思いました」

休日も充実
(ジンベイザメと海中撮影)

同期に大きな刺激を受けた

▶仲間との想い出は?
「同じ1ヶ月コースで、いつも一緒に講義を受けていた方がお金についてすごい詳しい方で、いろんな話を聞かせていただきました。単に稼ぐ、儲けるといった話でなく、きちんと「お金を勉強しよう」という方でした。自分もすごい興味が湧いてきて、また学びたいことが一つ増えてしまいましたよ(笑)」

▶年下ということで、年齢は気になりました?
「はじめ、IT留学って聞くと本格派な感じもしたし、皆さんは全員年上と聞いた時は少し不安だったのですが、実際に生活してみるとまったく気になりませんでした。一緒に遊びに行ったりご飯に行ったりと、本当に優しい方ばっかりで、とてもよくしていただけました」

▶アクトハウスの住居の感想は?
「シェアハウスでしかもセブ島で生活する機会はなかなかないと思うので、自分にとって貴重な体験だったなと思います。仲間との交流がやっぱり一番大きかったです。一緒の部屋で生活しているのでみんな仲が良く、毎日本当に楽しいんですよね。かといってみんな勉強はすごいストイックなんですよ。なので、いわゆる日本人同士の馴れ合いみたいのはなくて、英語もすごい勉強してました。そういう先輩たちの意識の高さがとても刺激的でした」

1ヵ月コースのメリット

プログラミングをフル活用

▶プログラミングはどのように活かされている?
「まず帰国して学校の先生に「自分の学校から『トビタテ! 留学JAPAN』で海外へ行った人たちの経験談をまとめたいからブログを作ってくれ」と言われました(笑) さっそくCSSを駆使してサイトの制作とアレンジに入っています」

▶デザインやビジネス、英語はいかがですか?
「留学の報告ポスターを作らないといけないのですが、アクトハウスで学んだIllustrator、Photoshopを使おうと考えています。ビジネスで学んだことは、学校先生との話しをする際に意識して実践しています。また、自分の学校にはよく留学生が来るのですが、抵抗なく英語で話しかけれるようになりました。ひとつひとつが、これまでに自分になかったことですから、1ヶ月の留学でもここまで成長できるんだと実感しています」

デザインやビジネス講座も充実

学生で起業する

▶これからの夢・目標は?
「実はやりたいことがいくつかありつつも、まだ「これだ!」というものも見つけられていませんでした。ですが、今回の留学で出会った方々に「全部やればいいよ」と言われ、考え方が変わりました。なのでまずは「学生のうちに起業すること」目標としています!」

▶アクトハウスの先輩は起業家が多いですもんね。
「そこはやっぱり意識しちゃいますね。素晴らしい先輩ばかりなので、起業前も後も頼りになる方々ばかりです。メンターさんやスタッフさんはもちろん、同じアクトハウスの先輩起業家さんたちに負けない事業家になりたいと思っているんです」

▶これから「アクトハウス」へ挑戦する方々へー
「僕の場合は1ヶ月コースだったこともあり、終わってみれば本当に一瞬だったのですが、セブ島にいる間はとても時間がゆっくり流れているような感覚がありました。自由な時間もたくさんあるので、日本では忙しくてなかなかできない、今までやりたかったことなどをやってみるのもいいかもしれません。また綺麗な海があり、マッサージも安く、南国フルーツも美味しくて… 思い出すだけでセブ島に戻りたくなります(笑) 勉強ももちろん大切ですが、ぜひアクトハウスを満喫してください!」

【取材・構成:アクトハウス編集部】

bnr

そのほかの体験談はこちらから

アクトハウスではさまざな参加者の体験談を随時更新しています。「コース」「男女」「年齢」など、目的に沿った内容で項目を絞ることが可能です。目次のページへは下記のリンクからどうぞ。

IT留学の体験談メニューへ戻る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

   セブ島のIT留学「アクトハウス」とは?

1日の流れ

カリキュラムについて

住居について

卒業後の進路

体験談

コースと費用

スタートアップの実績

卒業後のサポート

   最新のお申込み状況

すべての記事・コラムへ