Wi-Fi・ネットワーク環境は日々改善。海外でも妥協しない。

IT留学の学習環境を左右するインターネット速度の改善

IT留学の学習環境の善し悪しを決める上で欠かせないのが、Wi-Fiおよびインターネット接続が快適かどうかということ。「海外」では、たとえ都心部でも必ずネット環境が良いとは言い切れず、そこが留学生にとっての盲点になるときがあります。

ここセブ島があるフィリピンは、粛々と改善されつつはあるものの、全国的にインターネット接続速度が速いとは言えない側面を持ちます。ドゥテルテ大統領が当選後すぐに、国策として環境改善を表明したように国を上げて改善に取り組んでいる現状があります。

しかし、アクトハウスは「IT留学」です。文字どおりインフォメーション・テクノロジーを学ぶ留学です。なおかつ「プログラミング/英語/デザイン/ビジネス」という4つのスキルを学ぶ複合型の留学でもあります。勉強することも多いため、ネット環境は快適かつ安全でなければなりません

アクトハウスでは、少しでも高速で快適なWi-Fi・インターネット接続を提供するために、2017年10月よりFTTH(光ファイバー回線)による接続方式へと変更。未だにCATVインターネットやADSLといった日本では「過去のもの」とされているインターネット接続回線が主流であった当時、セブ島でもいち早くFTTHによるインターネット接続環境を実現しました。

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(セブ島でも快適な速度を実現)

Wi-Fi改善の歴史はアクトハウスの歴史でもある

アクトハウスのインターネット接続回線は、まさに「試行錯誤」「改善」の歴史と言っても過言ではありません。

2014年9月にアクトハウスがセブ島でも珍しい「実践型のIT留学」としてローンチした当時は、当時入居していたコンドミニアムに備え付けのCATVインターネット回線を使用していました。その後、フィリピンではメジャーなプロバイダと複数の契約を締結し、その時その時で最も速い回線を選択、利用してきました。

2017年10月には、コンドミニアムの近隣地域にはまだ光ファイバーケーブルが届いていなかったため、プロバイダに相談した上でアクトハウス専用でケーブルを敷設してもらい、回線速度を大幅に改善することに成功したのです。これが「アクトハウスの専有回線」と言われるものです。

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前回のメンテナンスはもっと大規模

2019年9月末、アクトハウスではコアルーターの機器交換やケーブリング工事を伴う、大規模なネットワークメンテナンスを行いました。

各部屋に高スペックなWi-Fiアクセスポイントを設置し、インターネットとの接続を担うコアルーターを更新することで、インターネット(WAN側)接続とWi-Fi(LAN側)接続の機能を機器ごとに分離できました。こうして、各機器がそれぞれの機能に集中できるようになり、ネットワーク接続における負荷分散を実現したのです。

最も多いときには、約100台程度の機器がアクトハウスのWiFiに接続しています。そんな状況でも快適なインターネット接続を提供するためにポリシーベースのインテリジェントな帯域制御を行っている他、ネットワークの利用状況をリアルタイムでモニタリングできるようになりました。

通信量が異常に増大している場合、何が問題となっているのか調べたり、設置している機器群が正常に動作しているかヘルスチェック(死活監視)ができたりと、ネットワークインフラのメンテナンス性も大幅に向上できました。

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スタッフがセブ島を走り回って遂に見つけたモノ

さて、ネットワーク接続の環境はこうしてさらに増強されたのですが、実は2019年9月の時点で、1つだけやり残してしまったことがありました。

それは、機器を収納するための「ラック」です。

導入したコアルーターが、業務用の(データセンター等に設置するような)サーバーラックに設置することを前提として設計されているサイズだったため、事前に購入していたラックに収めることができず、やむなく機器類をテーブルに設置する、ということになってしまったのです。

日本のいわゆるホームセンターに類する小売店が多くないセブ島では、ちょうどいいサイズのラックを手に入れることはなかなか困難。機器更新以降、折を見てスタッフがセブにある家具店やホームセンターをくまなく回っていった結果、やっとを手に入れることができました。

写真ではまだケーブルを整理できていないので雑然としていますが、ここからケーブル整理整頓を行っていきます。

アップルユーザーが多いアクトハウス

Apple社のノートブック型コンピューター(MacBook ProやMacBook Air)の利用者が非常に多い、アクトハウスの参加者たち。Windowsユーザーももちろんいますが、アップルが9割を占めています。

メンターも全員がMacBook Proを使っています。メンターたちはTouchBarが搭載される前の最終モデルとして未だに人気の「2015年モデル」を使っている率が高いのが、興味深いところです。

アクトハウスでは、Apple社が販売しているセットトップボックス「Apple TV」を大型ディスプレイとともに各部屋に配備。ディスプレイに資料を映して講義を進めたり、ワーク等の発表時にプレゼン資料を映し出してもらったりと、大活躍しています。

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講義やプレゼンで大活躍、Apple TVも最新機種に

実は、Apple TVはアクトハウスを立ち上げた当初の2014年から、第2世代モデルを使い続けて来ました。第2世代Apple TVは2010年11月に発売されたので、実に10年近く使い続けてきたわけです。

しかしここ最近、動作が不安定になることもあり、予防措置として今回、最新版の「Apple TV 4K」に機器を刷新しました。機器を設置して設定をしてみると格段に速く、さらに改善することができました。

10年前の機器でも日々利用していて困ることはありませんでしたが、最新の機器と動作の様子を比べてみると明らかに違い、改めてプロダクトの進歩の速度の速さに驚きました。


(10年間の役目を果たした旧アップルTV)

快適な学習環境を提供するために

日本人スタッフの写真

インターネット回線提供会社(プロバイダ)の選定と契約変更、ネットワーク機器の更新・増強、機器収納ラックの設置、Apple TVの機器更新・・・。IT留学の運営とは、インフラ整備の戦いでもあります。日本のようにスムーズにいかないのは当たり前のなかで、イレギュラーに対応しながら作業を進行するのです。

アクトハウスでは、運営スタッフによる地道な改善活動を日々重ね、参加者の皆さんに少しでも快適な学習環境で学習をしていただけるよう、今日もスタッフは努力を続けています。

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実践がある厳しさ

セブ島のアクトハウスは、

プログラミング
英語
デザイン
ビジネス

以上の4教科を学べる充実度もさることながら、さらに「実践」があるIT留学。

実践期間は半年コースの後半3ヶ月に行われ、そこでは本物の顧客を自ら獲得し仕事することになります。そのため今回ご紹介したようなWi-Fi、ネットワーク環境の改善やメンテナンスは大命題になるわけです。

アクトハウスのリアルな実践経験は国内・海外就職はもちろん、フリーランスや起業家を目指す人にも大変貴重な時間。事実、アクトハウスでは卒業後に独立する人が全体の30%にものぼります。卒業後の進路についてもっと詳しくは下記の記事をどうぞ。

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著者:アクトハウス編集部
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