実践でクリエイターサイト制作。卒業後に使える制作実績として。
在学中に作り上げる「制作実績」
アクトハウスの在学中に「就職活動や独立のときに使えるWEBサイト」を作り上げます。アクトハウスでは単なる思い出づくりの「卒業制作」というのは一切やりません。本気で運用しないサービスなら作ったりもしません。あくまで「実際に使うものだけ」を制作します。
これは半年コースの後半に行われる「実践カリキュラム」のなかで実施されるメニューのひとつ。選択は自由のため、他の実践を選択する人もいます。詳細はカリキュラムページの「4つの実践」をご覧ください。
今回ご紹介する実践は「オウンドメディア制作」と言われ、オウンド(自分の)メディアの文字通り「ポートフォリオサイト」「ブログ」などを立ち上げていく自由実践。そのメディア制作において、その期の参加者「自分たちのチームのサイト」を制作した件をご紹介します。
▶ 関連ページ『ブログ・メディア特集 〜卒業生それぞれのオウンドメディア〜』
クリエイターチームサイトの制作
アクトハウスでは在学中にクリエイターとしてデビューし、必要なときにはメンターのサポートを受けながら成長していきます。それは「講座」ではなく、完全な実務を通して行われる鍛錬で、実際のクライアントを相手に仕事をこなしていきます。
ベテランのメンターがついているため、仕事の内容のクオリティは保ちつつも、それまでの勉強の成果を活かし次々とエンジニアやデザイナーとして在学中に活動していく参加者の姿は実にたくましいものです。同期やメンターとコミュニケーションを取りながら、強引にでも成長していくことで次のレベルアップしていきます。
▶関連記事『コミュニケーションも必然的に。メンターや同期生との助け合いがある。』
成長過程にある理想と現実の壁。メンターや同期に支えられながら強引に前進していきます。https://t.co/gK9CrGewHx
— アクトハウス@IT留学 : プログラミング/英語/デザイン/ビジネスを学ぶ (@acthouse_) October 30, 2019
フルリニューアルのWEBサイト制作
その実践なかで「自分たちのクリエイターチームサイトの制作をしよう」という声が上がりました。
それまでもチームのサイトは存在していたのですが、すでに4年ほど経過しており、リニューアルしようという話になったのです。
元々は運営サイドからきっかけとなる話はあったものの「全面刷新」というアイディアには至っておらず、話し合いの末「フルリニューアルしたい」という企画がアクトハウスの在校生から上がったものでした。
甘くないIT留学
と、ここまでの流れであれば「生徒がやりたいというものをやる」という美しいだけの話に見えますが、そんな甘くないのがアクトハウスです。単に「予定調和・思い出づくり」のカリキュラムは採用していません。
アクトハウスでは「もし作るのであれば、アクトハウスの代表を顧客として、彼からヒアリングを行う」「質が低いと判断された場合は、完成後でも『公開中止』がある」としました。つまり、自分たちの好きなものを好きな範囲でキャッキャと作るのでは全くないということ。もしそれがOKならば、制作中は単なる「自習時間」になってしまい、沈黙の自習タイムで終わってしまいます。完成したもののレベルが低くても、本人たちの趣味の範囲ならば誰も指摘はできないからです。
今回の案件では、厳しいジャッジに「厳しい納期」さえも設けることで、緊張感のある実務案件として始動しました。
企画から立ち上げる難しさ
WEBサイト制作というのは、プログラミングとデザインができれば完成するかというと全くそうではありません。
プログラミングとデザインはあくまで作るための「手段」です。その前段のコンセプトや要件定義、情報設計ができないことには制作へと進むことができないのです。IT業界言われる「エンジニア」が設計者と言われるのはそのためです。
▶ 関連記事『WEBサイト「リニューアル提案」。ゼロからのプロセスを学ぶ。』
同期で意思疎通・足並みをそろえる大変さ
今回はサイトのフルリニューアル。ゼロからの刷新のため、要件をまとめ、マーケティングとブランディングを入れ込み、まずは「ロゴマーク」からの提案を運営サイドにしていくという王道のプロセスでスタートしました。
ロゴマークを中心にブランディングイメージを構築したあとは、タグラインと言われるキャッチコピーの選定やサイトのカラーリングなどを考察。都度確認を挟み、本番のプレゼンテーションへと進んでいきました。
プログラミングの組み方、デザインの構成なども複数人の同期で行うためそれぞれが足並みを揃える必要があります。チームコーディングやイメージにすり合わせは夜を徹して行われていきました。普段は仲が良くても、いざ仕事がらみとなると何かと気を使うことも多くなるのが現実。ここでプロジェクトでのクリエイティブの難しさや醍醐味を知ることができます。
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オリジナルサイトが完成
プレゼン当日はギリギリの状態で完成したサイトを、アクトハウス運営に説明。
プロとしてのチームサイトの完成はシンプルながらコンテンツの視認性も高く、厳しいスケジュールのなかで健闘した作品となりました。本サイトは制作した期のメンバーにとっては「卒業実績」とも言え、就職活動やクリエイターとしてポートフォリオにも活用されました。
もちろん、かなりタイトなスケジュールであったため「まずはここまで」という側面も持っており、さらにここからサイトは進化していく幅を残しています。このあとにサイトを育成していくのは、同じアクトハウスに参加している後輩たち。ここに引き継がれ、サイトはさらにその精度を上げていくコンセプトも付け加えられました。
アクトハウスでは課題さえもこのような「リアルなプロセス」を踏んで真剣勝負で行われてます。さらに実践では、完全に待ったなし「現実のクライアント」を相手にプログラミングやデザインに挑戦していきます。
実社会で使うスキルを習得するIT留学
セブ島のアクトハウでは、以下の4科目を学びます。
✔ プログラミング
✔ 英語
✔ デザイン
✔ ビジネス
英語圏であるフィリピン・セブ島の立地を活かし、現地の外国人から英語をマンツーマンで習う。そのほかのプログラミング・デザイン・ビジネスは日本人のメンターから習得する。
住居は小さなコワーキングスペースのように無駄のないレイアウトで、勉強だけに集中。人生を大きくシフトする大胆なキャリアチェンジをする留学です。参加者は高校生・大学生、そして30代の社会人ももちろん。さまざま年代がこのIT留学に挑戦してきました。
現在3クラスに分かれ展開している各期。日中の講座やオフィスアワーは朝8時から夕方17時半までみっちりと。さらに夜は課題に取り組む勉強漬けの毎日。来月はビジネスブートキャンプも。
➡最新info
①3ヶ月コース「完売」
②6ヶ月コース「あと5名」
③くわしくは↓ https://t.co/fc6ZsF7iNL pic.twitter.com/l6WhkAWcjT— アクトハウス@IT留学 : プログラミング/英語/デザイン/ビジネスを学ぶ (@acthouse_) April 8, 2019
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著者:アクトハウス編集部
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