IT留学が出てきた背景って?英語とプログラミングの意外な共通点とは?
たまに聞く「IT留学」にフォーカス
今回は、プログラミングと英語を学べるという「IT留学」って何なの?にフォーカスしたいと思います。
IT留学とは、簡単に言うと「プログラミングと英語」を学べる留学のこと。
ここ数年、特に2015年頃から注目され始めています。
従来は英語のみを学ぶ留学が一般的だったわけですが、このWEB時代に「プログラミングも一緒に学べる」というスタイルの『IT留学』が出てきました。フィリピンではこの3〜4年で数校が誕生し、WEB上の検索もさまざまな記事が目立ち始めています。SNS上などでも「#IT留学」のタグ付やコメントがたまに見られます。
なぜ、このちょっと風変わりな留学がチラホラと出てきたのでしょう?
英語とプログラミングの不思議な共通点
英語は言わずもがな、日本人にとって大きな弱み。
この英語が「国際社会では圧倒的常識」であることが英語留学盛況の理由とすれば、実はプログラミングも驚くほど似た素養を持っているんです。
「え?英語とプログラミングはちがくね?」
「プログラミングは専門職で、英語は言葉でしょw」
と、なる方もいるかもしれません。
しかしプログラミングも実は無数の「言語」で出来ているんです。
アメリカでもアフリカでも、イギリスでも中国でも、どこでも「プログラミング言語」は共通。今後先の未来で、プログラミングコードを少しくらいわかってないと「え、わからないの?」になる時代がやってきます。
例えば、下記。
✔世界の人口:約70億人
✔英語の使用人口:約18億人
こう見ると意外に英語の使用人口は少ないもの。それは各国には「日本語」「スペイン語」「アラビア語」など独自の言語があるからです。
しかしこれが「プログラミング言語」になると、各国で独自の言語は存在しません。これが「プログラミング言語は英語を超える言語」と言われる所以です。
そして日本はやはり…と言うべきか、このプログラミングというジャンルにおいても英語同様、遅れをとってしまっています。これから日本の政府もようやくこのあたりのテコ入れをし始めますが、すでに現時点で「20年遅い」と揶揄されることも。
もはや英語もプログラミングも、
「日本人ができるようになっておかないとマズい学問」
の、二大巨頭。
日本人にとっては英語の問題が解決しないうちに、新しい「世界共通言語」が出てきてしまったわけです。
これは将来プログラマーにならない人にも襲いかかってくる問題です。モノや仕組みが機械化されていき、あらゆる企業がホームページを持ち、世界中の人々がスマホを持っているこの現代。
デジタルに関するプログラミングの知識と技術は、英語同様の「新常識」になってきています。
課題解決のために生まれた留学
義務教育として何年も勉強しているのに、英語が「話せない・聞き取れない」日本人。
プログラミングにおいては2020年から義務教育化される見込みですが、これもやっとその取り組みが始まるところで、2018年現在、20歳を過ぎても「プログラミングができる」という人材は決して多くありません。
このIT人材の不足は、日本だけではなく世界中でも巻きおこっており、2030年までに約79万人のプログラマー、エンジニアなどIT人材の不足が懸念されて久しい事態となっています。
そしてそれだけに、IT技術者は企業側からするといくらでも欲しい人材であり、スキルフルなプログラマーになることは給与や待遇のメリットは高くなるという優位性もあるのです。
英語もプログラミングも、本屋に行けば多くの学習書があり、AMAZONでも多くの参考書が日々発売されています。そしてオンライン学習という面においても数多くの教材が発売されており、一見充実しているようにも見えます。
しかし、10代後半や20代の方、また30代の以上の方にとっても「英語」も「プログラミング」も、忙しい毎日の中でまとめて覚える時間はなかなか取れないのが現状ではないでしょうか。
オンラインでは継続性が保てず、専門技術のプログラミングは独学の挫折は90%とも言われています。なのに、時代は進んでいく。
ここで「環境ごと変えて、英語もプログラミングも集中的に学習してしまおう」という選択肢として頭角を現してきたのが「IT留学」なのです。
自分で勉強してもどうしても限界あることを、環境を変えて一気に習得することが留学の役目であるならばー。
こういった背景を持つ「IT×留学」というセットにニーズがあるのは、まさに時代の必然と言えるでしょう。
その歴史はまだ始まったばかり
そしてこのIT留学の歴史自体が本格化したのはここ最近、2000年に入ってしばらくしてからのこと。
実はwikipediaの「留学」のページにも正式には登場しておらず、まさにこれからといったところ。
ただし、アメリカ、インド、そしてリーズナブルな生活費と留学費用が話題のフィリピン・セブ島の留学など、IT留学は各国で見られます。これはまさに、英語だけの留学ではない「留学のパーソナライズド化」「留学の個性化」あるいは「留学の自由化」という流れと言えるでしょう。
このスマートフォン時代において、ユーザーが「自分に必要なものを調べまくる」プロセスのなか、プログラミングと英語人材を育成するサービスの必要性がささやかれ、その歩みを刻み始めたのが現時点と言えます。
しかし問題もある
そしてこの現代、実は「プログラミングと英語」だけ出来ても、単なる「人材」としてこき使われて終わってしまうという懸念もあります。
会社側の指示どおりにプログラミングを行う、受け身しかできない便利屋。
技術のみを覚えても、それはやがてAIに台頭されるでしょう。
すでにプログラミングの自動化も一部で進んできています。
次なる時代の人間に求められるスキルとしては、実はプログラミングと英語ではもう足りないのです。
さらに先を行くIT留学もある
では「人材」でなく「人間」としての能力を発揮できるものとして、今後注目されてくるスキルとは何でしょうか。
それは「ビジネス」の知識とスキルです。
当サイト「アクトハウスのIT留学」ではそこを抑えています。
①「プログラミング」を日本語で教えるスタイル
②「英語」は個室マンツーマン、基礎から応用まで
③「ビジネス」を教科としマーケティングや経営・財務等教えている
④「デザイン」を教科として組み込んでいる
⑤「実践」があり起業やWEB案件に挑戦できる
以上が大きな特長。
ビジネスと実践を含めたこの5項目を取り揃えて持っているIT留学は、どこにも存在しません。プログラミングと英語のみでは足りないという、時代の先を見たIT留学だからです。
▶ セブ島のIT留学「アクトハウス」を詳しく見る
単に科目としてプログラミングと英語を学ぶのでなく、「IT(インフォメーション・テクノロジー)」本来の意味に軸を置き、ビジネスやデザインの観点からも現代的なテクノロジーに即した考え方を反映し留学カリキュラムに落とし込んでいます。
そしてアクトハウスの現在の特長をまとめた記事『ただものではないIT留学アクトハウス』では、その独自性を確認することができます。
IT留学の学校の選び方について気になる方は「【初級編】IT留学の学校はどう選ぶ?」から順に見ていくのをオススメします。
日本が抱える課題を解決するために
アクトハウスがこのカリキュラム「IT×英語×ビジネス」という3本柱の留学スタイルにたどりついたのはー。
アクトハウスの運営陣が身をもって「大学を出てまでも、ITも英語もビジネスもできていない日本人」を実社会で感じ続けたからによります。
こと国際社会においては「IT×英語×ビジネス」が多くのビジネスシーンにおいて求められるスキルでありながら、これらを勉強できる場がない。つまり「日本が抱える課題を解決する」のがアクトハウスの誕生の理由。そのような大きなバックボーンを持ちつつ、それを大げさにせずパッケージしています。
小難しい内容は避け「少人数・勉強しやすい空間・人生やキャリア設計にも親身に相談に乗る」ことを心情とし、参加者ひとりひとりの「卒業後の夢を実現する」ことに情熱が注がれているサービスです。
プログラミング、英語、マーケティングスキルはあくまで手段=武器。
大切なのはそれらを「実社会」でどのように使っていくか、戦っていくか。そこに重きを置いているため、インプットだけでなく「タフな実践アウトプット期間」も留学期間内に設けているのです。
この「実践」については「4つの実践」にて解説しています。
この先の時代に必要なスキルをまとめて習得する
日本人の「不安ジャンル」である筆頭の英語、追従をかけてくるプログラミング。
同時に、そこに「ビジネス」「デザイン」、さらに「日本人ITメンター」や「個室の英語レッスン」「暮らしやすく勉強しやすい居住空間」というキャッチーなパッケージにしているのが、アクトハウス。
ビジネス実践に取り組む人もいれば、その日の講座の不明点をメンターに質問する人も。プログラミングやデザイン、マーケティングに英会話など、勉強内容はそれぞれ。いろんな情報が飛び交ってる。
✔2019募集カウントダウンhttps://t.co/fc6ZsF7iNL pic.twitter.com/OPE9J8Zcn5
— アクトハウス@IT留学×英語×ビジネス (@acthouse_) 2018年11月22日
就活に備えた休学、キャリアチェンジを試みる休職・転職の際にはプログラミングのみならず、現代はビジネスの知見を持っておくことが必要です。
プログラミングを海外で学ぶというこの留学スタイルの歴史はまだ浅かれど、この「IT留学」のニーズは高まっています。
今回はIT留学誕生の歴史と背景、そしてアクトハウスの持つ特性をご説明させていただきました。
今期のビジネス実践もWeb案件が取れてきた。案件は用意されてなく、獲得ゼロなら経験は積めない。
実際のフリーランスや起業家、会社員も受身じゃ生き残れない時代。自分のスキルがどこまで通用するか。この力が卒業後の独立や転職につながる。
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— アクトハウス@IT留学×英語×ビジネス (@acthouse_) 2018年11月20日
そんなアクトハウスでは、ご留学に関する相談は毎日承っています。お気軽に、
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また「個別相談」も実施していますので、そちらもご利用いただけます。
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著者:アクトハウス編集部
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