プログラマー? エンジニア? アクトハウスのIT留学でなれるのは?
アクトハウスで学ぶプログラミング
セブ島のアクトハウスは「プログラミングと英語」を学ぶエンジニア留学の要素に加え「ビジネスとデザイン」も学ぶIT留学です。
そして各教科のなかでも、アクトハウスでの「プログラミング講座」は平日の毎日開講しています。主にフロントエンドコーディングを学びつつ、プログラマーとして技術とスキルを修得していきます。
アクトハウスが「フロントエンド」を主軸にする理由は『まずプログラミングは「フロントエンド」を学ぶべき「3つの理由」』でも述べておりますが、とっつきやすく、身に着けやすい属性と、卒業後の進路の幅の広さなど、さまざま理由があります。
「プログラマー」と「エンジニア」
「プログラミングを学ぶと『プログラマー』になれる」「プログラミングを学ぶと『エンジニア』になれる」など似たような言葉を聞いたことがあると思います。フロントエンドとバックエンドのちがいや利点についても、WEB上のブログやサービスなどでよく話題になっています。
フロントエンドとバックエンドの違いについては『「フロントエンド・エンジニア」と「バックエンド・エンジニア」って何?』にて記事にしています。
またプログラマーとエンジニアの違いについては『プログラマーとエンジニアって何がちゃうの?』でもご説明していますが、例えるならばプログラマーは「大工さん」エンジニアは「設計者」という位置づけ。
エンジニアが顧客の要望をヒアリングし要件を定義しながら設計書を書く。
そしてプログラマーはその設計を実現すべくプログラミングを行う。
それぞれの役割と責任がわかれています。
プログラマーという言い方は、ちょっと古い?
で、初耳の方には少々意外なお話かもしれませんが、実はこの「プログラマー」という名称・言い方は「少し古い」というのをご存知でしょうか。
もちろん各仕事の属性を表す「総称」としての言葉であればこの議論は不要ですが、一言でプログラマーとは言い表せないほど、フロントエンド、バックエンド共に下記のような言い方でステイタスが変わっていきます。
それぞれ、経験と技術を積み重ねていくうえで、下記ように進化していき呼称も変わります。
コーダー⇒マークアップエンジニア⇒フロントエンドエンジニア⇒ディレクター(もしくは管理職・営業職、コンサルタント)
プログラマー⇒システムエンジニア⇒チームリーダー⇒プロジェクトリーダー⇒プロジェクトマネージャー⇒管理職・営業職、もしくは、コンサルタント
おそらく諸外国では「作る人」を全般として「エンジニア」「ITエンジニア」「ソフトウェアエンジニア」等と呼んでいる傾向。その文脈からいくと、アクトハウスで学び卒業していくプログラマーは「ソフトウェア・エンジニア」ということになります。
実はそもそも「システム・エンジニア」という呼び名自体、日本の特有の表現だという説もあるんです。
ここも本来は「ソフトウェア・エンジニア」とか「ソフトウェア・デベロッパー」とか、そういう言い方になってくるのが妥当と思われます…と、なんだか話が混み合ってきて参りましたが、お話を戻しますと、単に「プログラマー」という言葉では言い表せないかたちで、この職種の名称が実は業界的に存在しているということです。
いろいろ混乱してきそうですが、初心者で今からプログラマーを目指す方々は、まずフロントエンド、バックエンドのちがいは理解をしておきつつ、いずれにしろまずはフロントエンドから入るのが基本。もしバックエンドをやりたい場合でも、まずはフロントエンドの知識を身に着けたうえでさらに、バックエンドの知識を磨き込むと「両方わかってるエンジニアになれる」という利点があります。
プログラマー、エンジニアの呼び名は理解しておくべきだけど…
ここまで「呼び名」にフォーカスを当てて語ってまいりましたが…
エンジニア業界には、キャリアやこだわりも異なる有象無象のプロフェッショナルがいますので、ここでご説明しているプログラマーやエンジニアの各名称も、人によってはちがう認識を持っていたりします。また、単純に組織内や会社内によっても異なることがあります。
ですので、あくまでこれは「基本的な一例」として認識しておくと良いです。プログラマー、エンジニアのいわゆる業界内の呼び名は「?」にならないよう理解しておくと安全ですが、過度に反応したり、振り回されたりしないようにしておきましょう。
「デザイン」に注目してみる
ではここから、プログラミング/エンジニアリングのみならず「デザインの話」も絡めていきます。
フロントエンド・エンジニアと一口に言うと、イラストレーターやフォトショップの知識が「ない」のが当たり前だったりします。
「UI/UX」や「エクスペリメンタル・デザイン」「ユーザー目線」なんていう言葉が存在する現代においても、やっぱり「プログラミングをやりたい!じゃあまずはデザインの勉強をしよう」という人は少ない、というか、いないと思われます。
なぜプログラミングとデザインの分断が起こるか
ではなぜ、プログラミングとデザインの分断が起こるのでしょうか。
デザイン、というと、まだまだ「アートでお絵描きなイメージ」を持っている方も多いことがまず原因に挙げられます。ましてや最初から「商業デザイン」についての理解を持っているビギナーもいないでしょう。プログラミングのみに気を取られ、フロントエンドの主幹をなす「デザイン」や「ビジネス」のナレッジ鍛錬が放置されてしまう状態がここ日本でも続いています。
しかしビジネス社会、IT業界、そうそう甘い世界ではありません。プログラミング「だけ」で生きていくのは厳しいでしょう。
これからは、プログラミングできるデザイナー最強説。https://t.co/l6Bq9RO6SQ
— アクトハウス@IT×英語×ビジネス留学 (@acthouse_) 2017年5月16日
学習プロセスにおいて見られる傾向として「プログラミングとデザイン、マーケティングなどのビジネスはまったくの異ジャンル、異なる知識」として分断されているのが現状です。事実、参考書などにおいても、ちがうジャンルのものとしてぞれぞれが独立して存在していることが多いものです。
しかし「プログラミング×デザイン」「エンジニアリング×デザイン」とはこの時代の本流であり、どちらかだけを知っている、ということはバランスが悪くなります。
海外では長きに渡り「デザイン思考」「体験思考」が基本となっており、例えば私たちはスマートフォンの中身や回路や配線にはワクワクしなくても、持ち心地やアプリの使いやすさ、画面の美しさなど「デザイン」「フロントエンド」を非常に重視する傾向を持っています。
こういった時代の空気とその先を見据えた、アクトハウスの「プログラミング×デザイン×ビジネス」という柱で展開されるカリキュラムは確信を持ってその存在感を強めています。
▶関連記事『プログラミングとデザイン、英語とビジネスを学ぶ価値。』
アクトハウスの卒業生は「マルチで異色」
アクトハウスが育てるIT系の卒業生は「マルチな異色エンジニア」。未来を先取りしているフロントエンドのなんでも屋、とも言えるため、国内就職率、海外就職率、フリーランスとしての仕事の獲得率も高いです。
▶関連ページ『アクトハウスのIT留学体験談』
例えば、卒業生の福家さんは若干20歳にして『デザインもできるフロントエンドエンジニア』。橋本さんは『ディレクター寄りのフロントエンドエンジニア』他にも『デザインもできるフロントエンドエンジニア』もいれば、桑田さんは『プログラミング×デザインを理解している起業家』など。
たった今は「なかなか幅広いね」「プログラミングとデザインできるんだ、すごいね」と言われるくらいですが、日本が遅れているだけで、
プログラミング×英語×デザイン×ビジネス
というスキルはワールドスタンダードのナレッジ。やがてこの国でも「プログラミングとデザイン双方語れないのはつじつまが合わない」という時代がやって来ます。
セブ島アクトハウスは、スペシャリストとしてプログラミングの勉強を継続しつつも、ゼネラリストとして広範囲の経験とスキルを積み重ねていくという学習スタイル。
ひとつのプログラミング言語に固執することなく、ひとつのデザインジャンルに縛られることなく、時代の流れに対応しさまざな知識と経験を研鑽していける土台を作り上げていきます。
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プログラミングと英語を学びつつ、未知のビジネス、デザインの世界にも入っていくよ。このIT時代に必要なスキル習得に長期留学でじっくり挑んでく。
勉強、ホントに大変。でもやってみたくない?https://t.co/FRqSaM3uDu
— アクトハウス@IT×英語×ビジネス留学 (@acthouse_) 2018年10月9日
IT留学に関するご質問はなんでもどうぞ
そんなアクトハウスでは、IT留学に関するご質問を毎日承っっています。
ご質問は毎日承っているので「プログラミング・英語・ビジネス・デザイン」を缶詰状態で集中学習したい人は、
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著者:アクトハウス編集部
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