IT未経験のフリーターから「フリーランスのデザイナー」に。

本インタビューの概要

今回はIT未経験のフリーターからアクトハウスにIT留学、卒業後はフリーランスのWEBデザイナー(のちにWEBディレクター)となったミオさんにお話をうかがいました。

アクトハウスに参加する前は?

▶参加前はどんなお仕事をされてたんですか?
「小さいときから音楽が好きで、よくある話かもしれませんが、歌手になりたいと思っていたんです。高校を出てすぐ、アパレルショップとジャズラウンジでのアルバイトを掛け持ちしてお金を貯めて。その後、上京して音楽系の専門学校に通いました」

▶夢を持って東京へ、と。
「そんなところですね。専門学校を卒業してからは、ボイストレーナーやライブハウスのスタッフ、飲食店での接客と、複数のアルバイトを掛け持ちしていました。そんな日々が過ぎて行く中で、ふと、私このままでいいのかな・・・と思うようになって・・・」

▶将来が不安に思えたんですね。
「ライブハウスのアルバイトでは、独学ながらフライヤー(チラシ)の制作を行なうことがあったんです。それで、デザインって面白いな、もっと本格的に学んでみたいな、という気持ちになりました。その頃、知人からは、IT系、それならプログラミングも学ぶといいよってアドバイスももらっていて」

▶いわゆるWEBのフロントエンドにも通じますね
「ですね。もちろんその頃はIT初心者、完全な未経験なので、フロントエンドとかそういうのはわからないんですが、漠然とITとかデザイン、なにかクリエイティブなものをきっかけに、そっちの業界に行ってみるのも将来性という意味でありかなという、ぼんやりとしたイメージでした」

▶そこで、いろいろ調べたんですか?スクールとか。
「そうですね。でもデザインだけとか、プログラミングのオンライン学習とか無料教材みたいのはあるんですが、なんかちょっとちがうなって。実際に動画教材ってただの自習だし挫折しますしちゃうかなというか、普通に習えるものが良かったんです。あとは”楽しそう”っていうのもポイントで」

▶そこで、いろいろ調べたんですか?スクールとか。
「そうですね、結構調べたかな。最初はIT留学なんていうスケールで考えてなかったので。デザイン、プログラミング、あとはちょっとマーケティングとかいいかなとかいろいろ調べていたら、アクトハウスを見つけました。ついでに英語もビジネスも勉強できるし、おトクやん、と」

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実際にIT留学へ行ってみて

▶留学中に辛かったことはありましたか?
「最初の2ヶ月間は、とにかくプログラミングで心が折れました…」

▶折れそう、でなく折れたと…
「ですね。わけわからなくて。それまではエンタメ系にいた自分ですし、さすがに厳しかったか?と」

▶どのへんで盛り返した感じですか?
「自分で考えるクセがついていなかったが原因かな?と思ったんですね。最初のうちは深く調べることもしなかったし、調べ方もよくわかってなかったですし。あまりchatGPTとかに頼りすぎも良くないですが、ググることもクセになってなかったし。今じゃ考えられないですけど」

▶だんだんとやり方を変えていったんですね。
「メンターさんに励まされながら、逐一聞いて、とにかくわかるまでやり込みました。もはや記憶ないですね、そのときは毎晩毎晩勉強一本で。昼間は聞いて、夜は自分で一生懸命調べ、わからないなりに試してみて、ということを何度も何度も繰り返しました」

▶今はスラスラ仕事されているミオさんからは信じられないですね。
「いえいえ、そこはまだまだ….で、あっという間に、さらに実践になったんですよ。心の準備もないままに、あのネットで見てたフリーランス100日実践に自分が…。実案件が始まると、納期がある中で問題解決をしなければならない状況に身をおくことになるので、やるしかない、と。そうこうしているうちに、どっかのタイミングで考えたり調べたりすることが楽しくなって来たんですよね。多分、慣れてきたんですよね調べて解決することに。プロでも大量にググるんだというのも知って、なんか安心したりとか。調べることにコンプレックスとか抵抗がなくなっていったんですよね」

▶デザインは?
「これは楽しかったですよ。プログラミングが同時進行で別講座で進むのと、なんかシンクロしてるんですよね。デザインだけだったら最後までそのデザインがどう動くのかとか、ブラウザでは見えるのかは見届けられないし、調整もできない。でもプログラミングも一緒に学ぶから、デザインの理解に深さが出る感じでした。あー、そういうことなんだ、みたいな。そしてWEB上で実際に活き活きと動いたり変形する自分のデザインを噛みしめられる。イラレやフォトショだけじゃなくて、新しいFigmaとか習えるのも新鮮でした」

▶英語はどれくらい伸びましたか?
「英会話講義はマンツーマンなので、とにかく話さないと気まずいんですよね。でもそうやって話していたら、日常会話には困らないくらいにはなりました。今は、英語で話すのも、話しかけられるのも、苦にならないですね。やっぱ半年って意味あるなあと」

▶卒業後の進路は、どのように考えていましたか?
「これまで正社員としての就業経験がなかったので、絶対就職!と考えていました。3ヶ月目くらいから案件をやるようになって、案件をこなす日々が続き、5ヶ月目あたり、卒業も意識し始めた頃に、進路相談があったんですが、意外にフリーランスでもいけるのかな、と思うようになったんですよね。音楽に関わる仕事はやりたかったし、それならフリーランスのほうが時間を作りやすいんじゃないかと思うようになったんです」

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卒業後の今は?

▶お仕事は順調ですか?
「卒業後すぐ、アクトハウスの運営会社でもありWEB制作・システム開発会社でもあるカグラの制作チームからお声掛けいただき、人材系の企業に週2〜3日程度の常駐でお仕事をしているのと、受託制作としていくつかの案件を担当しています。結構忙しいですね。案件では、サイトリニューアルのコーディング、ロゴデザインなどをやっていますが、デザインもプログラミングも両方楽しいです。他に、楽曲制作のお仕事もしていますし、音楽に関わることも1日数時間ずつ、できていますね」

▶アクトハウスで学んだことは活きていますか?
「アクトハウスのビジネスカリキュラムは、社会に出たときに役に立つだろうな、という知識がいっぱい詰まっていました。なんというか、エグいんですよね(笑)」

▶プログラミングも。
「プログラミングの講義で学んだコードの書き方やJSのライブラリの使い方は、最新の技術要素だったので、案件対応するときに何の違和感もなく使えています。JavaScriptってほんとすごい」

▶100日のフリーランス実践は?
「これはもう、あっという間でした。100日間の実践!と聞くと、まあまあある感じするんですけど、始まるとほんと早く感じましたね。記憶にないくらい燃え尽きた生活でした」

▶アクトハウスの留学前後では何が最も変わりましたか?
「他人と話すときに、セブ島でIT留学してきた、ということ自体に興味を持ってもらえるのがものすごく大きいです。ITの留学ってなに?って。フリーランスとして仕事をいただく上で、自分自身に興味を持ってもらうことは大事な要素ですから。とにかく、あのとき留学する決断してよかったなと思っています。アクトハウスへ行く前に思い描いていた、こんなふうに生きていきたいな、というイメージどおりになっています。自分にもできるんだって」

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【取材・撮影:アクトハウス編集部】

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