言うたらアカン…? エンジニア的にキッツい言葉「3つ」あげてみたよ。

どんな業界にも「それ言っちゃダメだよ・・・」というある種の「キラーワード」「タブーワード」が存在すると思います。

IT業界で奮闘しているエンジニアが耳にすると慌てだす言葉を3つ、取り上げてみたいと思います。

IT業界で働くエンジニアが言われたらキッツい言葉
その①「バグってるんじゃないの?」

その1:エンジニア的にキッツい言葉

家庭用ゲーム機が広く普及し、各種のゲームで遊んだ経験がある現代人にとっては、「バグってるんじゃないの?」という言葉は「気軽に口にする言葉」かもしれません。止まってしまった、おかしな表示になった、など、事象は様々ですが、期待したものとは異なる結果が出てきたときに「バグってる」と表現します。筆者の愚息も、どこで覚えたのか定かではありませんが、iPhoneをいじりながら「バグってる」と呟いています。バグっている、という表現が、広く浸透しているのだな、ということを感じます。

しかし、一度IT業界に入って働き始めると「バグ」という言葉の重さを理解することになります。エンジニアにとって、「バグ」は原則としてリリース後に出現してはならないものなのです。

期待したものと違う動きをした場合、その事象のことを「インシデント」と呼びますが、インシデントの原因が何なのか、調査・分析をし、その結果としてプログラムコードに問題があった場合、「バグ」と認定されるのです。

事象が発生した時期がリリースからどれくらい経っているのか、保守契約があるのか等、状況によっても異なりますが、多くの場合、バグを引き起こしてしまったエンジニア(もしくは開発会社)が責任を持って、無償で改修します。

なぜバグとなるようなコードが混入してしまったのか、原因は?その対策は?など、エンジニアの責任として厳しく追及されることもあります。

そんなわけで、エンジニアは「バグである」ということを断定的に発言されるととても困ります。「え、違うよ、仕様どおりに作ったもん」「調べてみなきゃバグかどうかわからないじゃん」などと胸の中で思うものです。

IT業界で働くエンジニアが言われたらキッツい言葉
その②「◯◯を変えたんですけど…」

その2:エンジニア的にキッツい言葉

IT業界にお勤めではない方であっても、「アップデート」や「バージョンアップ」という言葉は聞いたことがあるでしょう。スマートフォンでも頻繁に通知が出てきます。AndroidやiOSのようなOS(基本ソフト)はもちろん、インストールしているアプリも、日々改善・更新がなされるため、毎日のようにアップデートやバージョンアップの通知が出てきますよね。

当然OSやアプリの開発もエンジニアが担っているわけですが、当のエンジニアには「頼むから何も変えないでくれ」と願っている方が多いような気がします。何かを変える、ということは、自分が作ったソフトウェアにも影響が発生する可能性が出てきてしまうからです。

例えば、こんな環境があったとしましょう↓
===
・OS バージョン9.1
・開発言語 バージョン5.5

===

エンジニアが、この環境で動作するソフトウェアを作りました。
ある日、OSのバージョンが9.2にバージョンアップされたので、クライアントがOSのバージョンアップを行いました。
すると、それまで動いていたソフトウェアが動かなくなってしまいました。
慌てたクライアントは、エンジニアに電話しました。

クライアント
あの・・・。なんか、動かなくなってしまったんですが・・・

エンジニア
・・・なにかしましたか?

クライアント
そういえば、OSのバージョンアップをしました!

エンジニア
・・・。

OSのバージョンアップをしなければ、そのソフトウェアは動いていたわけですから、エンジニアからしてみれば「OSのバージョンアップ、しないでよ・・・」と思ってしまうわけです。

もちろん、OS・アプリともに、セキュリティ対策を強化するようなアップデート・バージョンアップもあるわけですから、絶対にアップデート・バージョンアップをしない、というわけにはいきません。

でも、もしアップデート・バージョンアップをするのであれば、事前に「動作検証」をし、使っているソフトウェアが全て問題なく動作するか確認をしてから、実施すべきなのです。

その確認をすっ飛ばし「動かない」と慌てて連絡をされても、エンジニアとしては「事前検証していれば、そんなことにならないのに・・・」と、ついつい思ってしまうわけです。

アップデート・バージョンアップに似たような話としては、「設定変更」があります。OSやアプリの設定を変えたら、それまでの動作と変わってしまった。

・・・「変えたんだから当たり前じゃん」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、設定を変えることで「予期しない影響」が出てしまうこともあるのです。変えなければ動作していたわけですから、エンジニアとしては「余計なことしないでよ・・・」と心の中で思っているかもしれません。

IT業界で働くエンジニアが言われたらキッツい言葉
その③「そんなのカンタンでしょ?」

その3:エンジニア的にキッツい言葉

慌てるというよりイラッとする言葉かもしれませんし、エンジニアに限った話じゃないかもしれません・・・(笑)。

あるウェブサイトの表示について、文字の大きさを変えたい、とクライアントが言い出しました。コンピューター相手の仕事だから、「座っているだけ」「実際に動くのはコンピューター」と思われがちなのでしょうか、このような会話が繰り広げられました。

クライアント
文字の大きさ変えるだけだよ!1箇所変えるだけでしょ?そんなのカンタンでしょ?パチってビューンてスグやっちゃってよ!

エンジニア
・・・。

確かに、クライアントの要望は「文字の大きさを変えるだけ」です。しかしエンジニアは、このように思考するはずです。

「文字の大きさを変えたい」か、なるほど。
 ↓
どれくらい大きく」すればよいのだろう?「全部変えていい」のかな。
・・・確認したほうがいいな。
 ↓
cssの調整になるな。1箇所変えるだけだったかな。トップページと下層ページ、それぞれcssの調整が必要かな。
・・・確認したほうがいいな。

少なくとも「カンタン」には終わらないです。もしクライアントに少しでもプログラミングの知識があれば、「カンタンでしょ」なんて迂闊には言えないはずです。

ビジネスの現場にITが浸透し、デジタルトランスフォーメーションが進んだ現代。

発注側(作ってもらう側)も受注側(作る側)も、ともにITリテラシーを高め、相互理解を深めていきたいものですね。

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著者:新村 繁行
起業家・海外フリーランスを輩出するIT留学「アクトハウス」代表。アクトハウスについてはこちら。

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