「出世」と「ボーナス」は会社のワナ。貴重な20代・30代を会社に飼い殺されないために。
「もう辞めようかな…」 そんなとき
会社に慣れてきた。
上司とも後輩とも関係は悪くない。
しかしどうも、やる気が出てこない。
そんなとき、心によぎること。
「そろそろ会社、辞めようかな…」
そのタイミングで、会社から声がかかる。
「◯◯くん、ちょっと話が」
突然の評価や昇進
会社には何も言ってないのに、なんとも言えないタイミングで「リーダー」や「チーフ」、時には「係長」「課長」といった昇進の声がかかる。
「んー…まあ、良い機会だし、ちょっとだけやってみるか…」
そしてそこから「2年」が経つ。立場もすっかり板につき、上司とも部下とも関係は悪くない。
しかしどうも最近、やる気が出てこない。
そんなとき、心によぎること。
「そろそろ会社、辞めようかな…」
そのタイミングで、会社から声がかかる。
「◯◯くん、ちょっと話が」
いきなりの昇給や優しさ
会社には何も言ってないのに、なんとも言えないタイミングで「特別ボーナス・昇給」の話に。
「え…そんなに評価してくれてたのか…」
そしてさらに「3年」が経過。給与は対して上がらずも、上司とも部下とも関係は悪くない。結婚するような年齢も近づいてきたし、先月は思い切って新車と大型液晶テレビも購入。
「もう会社、辞めるのもダルいな…ま、とりあえず現状キープかな」
しかしその頃から、だんだん会社から声がかからなくなる。
疑問に思う間もなく、とりあえずは先輩面もできる社内の居心地は悪くはなく、半年に1回のボーナスの時期が近づき「次の賞与までは頑張るかな」と、思いとどまること数年。
居酒屋の片隅で「会社は辞めるつもり」「来年はいない予定」と後輩たちに講釈をたれるも、実際の生活は家賃も安くはないし、生活費やローン諸々、一瞬でも給料なしの生活など想像もできない。
日々、支払いのために働き続ける。
こうして気づいたら、30年以上が経過していた。
会社はあなたをじっと見ている
生かさず、殺さず、辞めさせず。
優秀な社員ほど「◯◯くん、ちょっと話が」のサイクルは早くなり、絶妙なタイミングで昇進や特別賞与、優遇措置などの「点滴」が打たれ、延命措置が取られていく。次の若手が育つまで、その注射は打たれ続ける。
しかしなぜそんな「絶妙なタイミング」で声がかけられるのだろう。あまりに絶妙すぎる。自分はちゃんと評価されているんだ、と思いたい。ただ、経営陣は1枚も2枚も3枚も上手だ。彼らの最重要ミッションのひとつ、それは、
優秀な人を辞めさせないこと
にある。優秀な人がいれば売上をキープできる。あるいは増加も期待できる。ほどほどの給与をつぎ込んだ分、売上が下がればとことん問い詰めるのみ。しかしどんなに素晴らしいサービスや商品でも「人」がいないと売ることはできない。明日から会社に誰も来なくなったら、会社は終わる。だから、
生かさず、殺さず、辞めさせず。
絶妙のバランスで褒め、叱り、おだて、中年まで使い続ける。
人に辞められては困るだけ
「AIの時代」「クラウドの時代」「無人化の時代」と言われて久しいものの、それはあくまで仕組みの問題。その仕組みをつくり、メンテナンスし、また改善し、売っていくのは「人」である。人こそ全て。人に辞められては困る。
会社は各部署に部長という名の情報屋を配置し、優秀な社員のなかで
「誰が調子悪そうか?」
「誰のモチベーションが低いか?」
「誰が不満をタレているか?」
をしっかり把握している。
暗雲が立ち込める前に「新しい点滴」を用意しなけばならないからだ。
会社の資本は人にあり
とは、美しい言葉ながら、人がいないと会社は終わるだけのこと。
だから会社に使われるか、会社を使ってやるか。それは自分次第。
使い捨ては正当化できる
会社が人を使い捨てするとき。会社は正論で論破してくる。
最近やる気が無い
最近精度が低い
最近協力的じゃない
最近勉強してない
最近受け身だ
忙殺されている人には、どれかが当たってしまう正論。
「もうキミはいらないから」「若手の方が使いやすいわ」「早く辞めてくんない?」とは、法律的に言えない代わりの関節技だ。
そのときに「ああ、自分は道具のひとつだったんだ」と気づいても、もう後頭部には白髪がびっしり生えている。どこも拾ってくれない。
仕事や学校がストレスな人は、今年の目標を「自己中」にするといいよ。
僕の場合はいきなり会社に辞表を出した。仕事や人間関係、満員電車、残業、接待や飲み会からも解放された。
仲間と起業した。貯金は減ったけど未来があった。
今はセブ島に移住してる。
自由は自己中になる決断からだった。
— アクトハウス (@acthouse_) 2018年1月3日
来年変わっていたいなら、いま行動してないと無理。
環境も収入も人間関係も自己成長も何もかも、完全に入れ替えるには1年かかる。
— アクトハウス (@acthouse_) 2018年1月6日
ニンジンに踊らされるか
会社に飼い殺されないこと。
一回限りの人生を無駄にしないこと。
絶妙なタイミングでぶらさがってくるニンジン=「出世とボーナス」に振り回されることなく、後悔しない生き方を選択しよう。
他人に品定めされる人生でなく、自分が誇れる人生を生きるためには、どこかで自分を変えていかなければ時間はすぎるばかり。
会社に頼らず生きていけるスキルを、今のうちに。
では、どこかで自分を変えるには、いったい何から始めればいいのか。
いつまでも会社に踊らされない、命綱を握られたままの人生にしないためには。
その答えのひとつがセブ島にある、知る人ぞ知る場所、アクトハウス。
✔ プログラミング
✔ 英語
✔ デザイン
✔ ビジネス
以上を学ぶセブ島のIT留学。
座学や課題のみでなく、本物のWEB仕事をフリーランスとして営業・受諾するなど実践カリキュラムに特化しているのが特長。ここには未経験からフリーランスや起業家を目指す人、異業種からIT業界への大胆なキャリアチェンジを試みる人たちがやってきます。そんなアクトハウスの最新募集情報や価格については下記のリンクからどうぞ。
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次世代のマストスキル「プログラミング・英語・デザイン・ビジネス」。実践で修得するハードなプログラム。 pic.twitter.com/hvloRvP8da
— アクトハウス@IT留学 : プログラミング/英語/デザイン/ビジネスの実践 (@acthouse_) August 5, 2019
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著者:アクトハウス編集部
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