高まるITへの関心、不足するITエンジニアとプログラマー、期待されるIT教育
進むデジタル・トランスフォーメーション、高まるITへの関心
パソコンやスマートフォン等のデジタルデバイスが、生活必需品といえるほどに普及した現代。
インターネットで世界と繋がれる、誰もが発信者となれる時代。そんな時代の社会インフラであるITに関わる、プログラミングという仕事の内容や、ITエンジニア・プログラマーといった職種へ、興味・関心が非常に高まっています。
押し寄せるグローバル化の波。さらにITがもたらすデジタル・トランスフォーメーションは、それまでローカルでしか展開できなかったプロダクトやサービスを、一気にグローバルの舞台で勝負できるようになりました。
ビジネスの現場においては、この「デジタル・トランスフォーメーション」が急速に進んでいます。
企業や組織が自分たちのこと、自分たちのプロダクトやサービスを世間一般に知ってもらうためにデジタル・メディアは当たり前の存在。
また、現代におけるプロダクトやサービスの運営(運用)にも、デジタルが密接に関わっています。
生まれたときからITに触れ、デジタルデバイスを使いこなす、デジタル・ネイティブ世代が消費の主流となってきた現代においては、IT化およびデジタル・トランスフォーメーションの遅れは、それがそのまま企業組織の停滞の大きな要因に繋がりかねません。
ITエンジニア・プログラマーが足りない!
全世界的にITスキルを持つ働き手の不足状況が続いています。
企業や組織の規模の大小を問わず、デジタル・トランスフォーメーションを推し進めるための要なのがITのエンジニアとプログラマー。
ですが実際に、ITのスキルを持つ技術者の確保がうまくいっていない企業・組織では、事業活動の停滞や組織の成長が鈍化してしまうなど、経営課題につながっている事例が多く見られようになりました。
ITエンジニアやプログラマーは、「手に職をつける」「技術一本で生きていける」という印象がとても強い職業の一つです。
そのためか、特定の企業や組織には所属せず、フリーランスとして仕事をしている方が比較的多い業界です。
労働時間が長く、その割に生産性が高くないとされてきた日本人の働き方。フリーランスという労働スタイルがそれを変革していく中心的な存在になるのは間違いありません。
高まるITエンジニアへの注目度とIT教育への期待
技術力を身に着け、自由な生き方をしたい―。自身の努力とやり方次第では、そうしたことが実現しやすいITエンジニア・プログラマーは、若年層にとってあこがれの存在にもなりつつあるようです。
2017年のソニー生命保険の調査によれば、男子中学生の将来なりたい職業ランキングのトップにITエンジニア・プログラマーがランクインしたそうです。
次の時代を担っていくであろう中学生たちにとって、なりたい職業としてITエンジニア・プログラマーを選ぶ。しかもその1位にランクされたことは、まさしく期待の現れといえるでしょう。
※出典:ソニー生命保険「ニュースリリース(平成29年度)中高生が思い描く将来についての意識調査2017」
かつては、現代の3K(キツい、厳しい、帰れない)などと揶揄され、ブラックな職場環境・職務内容という印象が強かったIT関連の仕事ですが、ここにきて良い印象へと改善しているのかもしれません。
ITのエンジニア・プログラマーの必要性が高まり、いままさに教育を受けている若年層もITに対して興味を強めている状況。これは、ITのエンジニアやプログラマーを社会全体で育成していくという大きな原動力となっているのです。
ITに長けた技術者の育成に、国も本腰を入れて取り組む姿勢を打ち出しています。
2020年度の新学習指導要領で、小学校にプログラミングと英語を教科として扱うようになる、というものです。昨年大きな話題となったニュースですから、記憶に新しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
デジタル・ネイティブの世代である小学生たちが、小学校からITを、さらに世界共通言語である英語を学んでいく。どんな人たちが育ってくるのか、とても楽しみですよね。
小学校におけるIT教育の現状や、新学習指導要領については、こちらのページ「2020年度、小学校教育に何が起きるのか」でもご紹介していますので、ぜひ併せてご覧いただければと思います。
プログラミング/英語/デザイン/ビジネスを学ぶIT留学
これまでお話してきた「ITエンジニア・プログラマー」。
海外留学で、
✔ プログラミング
✔ 英語
✔ デザイン
✔ ビジネス
以上を学びながらフリーランスや起業家、ITの知見があるビジネスパーソンにシフトチェンジする場所があります。
それがセブ島のアクトハウス。
プロのメンターからの「勉強(インプット)」のみならず「実践(アウトプット)」もパッケージしたIT留学。本物のWEB仕事をフリーランスとして営業・受諾することもカリキュラムに織り込まれているブートキャンプです。そんなアクトハウスの最新募集情報や価格については下記のリンクからどうぞ。
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次世代のマストスキル「プログラミング・英語・デザイン・ビジネス」。実践で修得するハードなプログラム。 pic.twitter.com/hvloRvP8da
— アクトハウス@IT留学 : プログラミング/英語/デザイン/ビジネスの実践 (@acthouse_) August 5, 2019
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著者:新村 繁行
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