【みんなの平均年収まとめ】20歳〜49歳の収入ってどんくらい?

社会人の平均年収は…?

「いまの自分の給料って妥当? それとも…」

サラリーマン、サービス業、専門職などなど、社会人みんなの平均年収ってどうなんでしょう。

もちろん人生はお金だけではありませんが、同年代の給料ってやっぱり気になるもの。

そこで今日は、国税庁から毎年公表されている『民間給与実態調査表(2014年版)』から、日本人の年代別・平均年収を並べてみますよ。

日本人の年代別・平均年収

20歳から49歳の平均年収

国税庁のホームページはこちら >>>

「20-24歳」の平均年収

男性:265万円
女性:226万円
平均:246万円

「25-29歳」の平均年収

男性:371万円
女性:295万円
平均:339万円

「30-34歳」の平均年収

男性:438万円
女性:294万円
平均:384万円

「35-39歳」の平均年収

男性:499万円
女性:297万円
平均:425万円

「40-44歳」の平均年収

男性:568万円
女性:290万円
平均:459万円

「45-49歳」の平均年収

男性:638万円
女性:292万円
平均:491万円

「いやいやこんなにもらってないよ…」「なんかいろいろ微妙やな…」「まあ、超えてはいるけど…」「予想通りかな」などなど、いろいろ感想はあると思いますが、これらの数値はさまざまな問題を語っています

働く人々の平均年収

男女間の格差

非常に目立つのは男女間の格差。20-24歳以下においてすでに平均年収で「39万円」の差が見られます。この差は年齢と共に大きく開いていき、40代以上では約2倍に。

諸外国でも決して完璧とは言えませんが、とりわけ日本では女性の出産後の復職規定や国のバックアップ、またビジネスの習慣自体も定着しきってはいません。

IOL(国際労働機関)発表の「女性の管理職比率」ランキングでは、世界各国・全108ランキング中「96位」なのが日本…。同役職での復職が法律で規定されている北欧諸国に比べ、30年出遅れている体制と指摘されています。

諸外国の働く女性の現状についてはこちら >>>

日本人の年収

かといって男性の平均年収も

また男性も、うかうかしてられない現状があります。25-29歳では平均年収「371万円」となっていますが、これはあくまで平均年収のお話。実際にはこの額を下回っている人も多いわけで、将来所帯を持つにおいては、共働きを視野に入れないと、充実した余暇や住宅、将来は育児、さらには余生なども含め、なかなか暮らしの余裕が見えてこない人もいるのでは。

また、2019年5月には金融庁が「公的年金だけでは満足な生活水準に届かない可能性がある」「国民の自助で」といった指針案を出しました。自助とは「自分で自分を助けること/他人の力を借りず自分で解決すること」を意味します。

もともと年金だけで老後を暮らせるとは思ってなくても、将来が不安になってきた人もいるかもしれません。

 

業種・会社の規模によって大きく変わる

会社からの給料は、その会社の規模・業種によっても大きく変わってきます。

あくまで一般的・平均的なデータからの抽出をしていくと、端的に言えば「大きな会社は給与が高く」「小さな会社は低い」ことに。高所得の業種は「電気・ガス・水道業」「金融・保険」「情報通信」がトップ3。

社会的インフラを支える電気・ガス系では年収800〜1,000万円プレーヤーも。また3番手に位置するのが「情報通信」とは、やはり時代を反映しています。ウェブコンテンツ配信業、ショッピングサイト等運営業、SNS等運営業等が景気が良いようです。

職業別の給与

民間給与は7年ぶりの減少へ

2020年9月29日(水)のYAHOOニュースに掲載された時事通信社の記事では「2019年度の労働者の年間平均給与は減少」と報道されました。

国税庁の民間給与実態統計調査によると、民間企業で働く人たちの2019年度・年間平均年収は「436万4000円」。

これはあくまで平均値で、より現実の年収に即した数値とも言われる中央値は「360万円」

いずれしろ、19年度で減少に転じたと見るならば、コロナウイルスの猛威が続く20年度はどのような結果になるか懸念されます。

中国「ファーウェイ」CEOの発言が話題に

2019年5月、トランプ大統領による「アメリカの安全保障をおびやかす外国企業の使用禁止」を定めた大統領令によって大きな危機を迎えている中国「ファーウェイ(HUAWEI)」。

そんなファーウェイですが、かつてCEOの発言が日本で大きく話題になったことがあります。

それは2017年11月28日の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)でのこんな発言。

ファーウェイのジン・セイヒCEO
(ファーウェイのジン・セイヒCEO)

優秀な人材が欲しければ、それに見合う対価を払う

初任給は40万円くらいで、日本から人を引き抜くときは3,000万円くらい

 

もちろん、このパッと見スゴい3,000万円をどのような計算でとらえれば良いのか、雇用年数や契約形態はどうなのか、などはきちんと見なければなりません。

しかし日本のツイッターでは「聞いているか日本の経営者よ」などと2,000回以上ツイートされました。

どこまでを人生の修行期間にするか

20代のうちは給与の額にこだわらず、とことん修行に使うのも良いでしょう。しかしその後、どのタイミングで起業や転職などの転機をもってくるか、また組織内の出世においても何歳までにどのポストでいくらの稼ぎを狙っていくのか、具体的なビジョンがあってこそ修行がモノをいいます。

修行と所得の天秤は永遠の課題。だからこそ、トレーニングの開始は早いうちからが良く、基礎的な社会人スキルの修得はとにかく若いうちに済ませておくのが先決。

男女共に、どの業界においても、安月給であった修行期間を後で倍にして取り返していくような計画が理想です。いきあたりばったり、就職や転職も何となく…では、必ずどこかで行き止まりになります。

人生の行き止まりに注意

転職スパイラルは危険

いつまでもふわふわと学生気分が抜け切らない「何となくの転職スパイラル」に陥ることがないようにー。

前述の中国ファーウェイの勢い然り、世界の同世代は凄まじい勢いで努力しています。しかし、あせる必要はありません。いまは大きくは稼げてなくても、そのキャリアを活かし、後でガッツリ盛り返せればいいのです。一攫千金や、目の前の儲けにとらわれ、適当な仕事やブラックなバイトを続けることこそが、最もつぶしが効かなくなるので注意しましょう。フラフラ、ふわふわの先には何もありません。

就職・転職

質と数の目標を

フリーランス、起業独立、組織内での出世、海外移住など、どのルートでどんな人生をつくっていくか。そして何歳までにどうなってて、いくら稼ぎたいか。そのためには何が必要か。具体的な目標を掲げましょう。

 

👉人生において何を成し遂げたいか?

→ 「質の目標」を立てる
(例)発展途上国でプログラミング学校を設立。

👉何歳のときにいくら稼いでいたいか?

→ 「数の目標」を立てる
(例)28歳で起業。30歳で年収1,000万円を獲得。

まずは手の届く目標を掲げること、そしてどう考えてもその目標から離れた位置にいる場合は…思い切った転職も検討してみるのもありですね。

人生の目標を立てよう

「でも、やりたいことが見つからない」場合でも

しかし実際には「やりたいことが見つからないから目標の立てようがない」という人もいると思います。でもその場合も、方法があります。あきらめないでください。

そのような場合は、何となく自分が得意そうなこと、次の時代に役立ちそうな仕事、強引にならだけど多少興味が持てそうなこと、幼い頃に褒められた特技に関わるもの、単純に憧れの人がいる業界、というライトな視点で良いので、お金や名誉よりも「前向きな視点」をもった仕事選定をすることをお薦めします。

仕事始めは平均年収に届いてなくても、あせりは禁物です。むしろお金のためだけに仕事を選ぶと、どうしてもどこかで行き詰まりが来てしまうからです。

目指せ20代500万・30代1000万。平均年収を超える人生戦略。

実は成功者に多いパターン

もし、選んだ仕事が最初から大好きになれなくても、働きながら好きになっていくこともあります。むしろ憧れすぎていない業界のほうが、幻滅もなく、現実を見ながら働くのにいいかもしれません。

そしてこれは、意外と世の中の成功者に多いパターンでもあります。夢は持たず、あるいは持つことが出来ないゆえ、とにかく目の前のことを誰よりもやり続けてみることで未来が開けてきた、というパターンも意外と多いのです。

働くことと年収

20代でも30代でも。40代でも50代でも。

また結果的に、その仕事を好きになれなくても、社会人スキル、人とのつながり、その業界独特のしきたりなど、学べることは非常に多くあるので、新しいことに挑戦し一生懸命働き得することはあっても、損することはありません

20代でも30代でも40代でも50代でも、人生はやり直しがききます。

だからこそ、転ぶことを臆することなく早め早めに挑み続けることが大切になってきます。

やりたいことには挑戦しちゃった方がいい「たったひとつ」の理由。

キャリアチェンジ、スキルアップするIT留学

本記事では年収についてフォーカスをしましたが、これはあくまで「フツーの会社員として一生過ごす場合」の話。

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著者:アクトハウス代表 清宮 雄
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