社会人3年目のキャリアチェンジ。その秘訣は「アドバイスは聞かない」にあり。
就職した会社を1~3年で退職して
社会人デビューをし、就職した会社を1~3年で退職。
社会に出ていろいろ見えてきたからこそ、人生の岐路に自分を置くことは非常に前向きな選択と言えるでしょう。
仕事を通し、毎日淡々と仕事をする大変さや、「サラリーマン」と呼んでいた大人たちが想像以上に賢かったこと、手強かったこと、そしてズルいことも知った状態。
世間は甘くなかった
当の本人は会社でゴリゴリにやられ、精神的にも肉体的にボロボロになる時期ですが、実はそれは誰しもが通過する「社会の儀礼」とも言えます。
これは日本だけの話ではないし、決して「自分は弱い人間だ」「何もできなかった」「ドロップアウトは逃げなのか」と嘆く必要はありません。
「独立」の文字通り、独りで立って歩くには、少しだけ助走が必要なだけの話なのです。
20代であるならば、ここで止まってはいけない。
そんな「実社会でのウォーミングアップ」、少しネガティブに言えば「洗礼」を浴びてしまったタイミング。
しかし、ここで止まってはいけません。やっとスタート地点に来れたのですから。
どんなかたちで仕事を辞めたにあれ、このタイミングこそ、ここからいよいよ未来へ向けてやりたいこと、やるべきことをリアルに考える絶好のリセットステージを迎えたことになります。
しかし、この輝かしい再起動に対して、世の中はー。
「転職どうすんの? 早く決めなよ」
「で、これから何やるの?」
退職・転職を相談した際の「周囲の声あるある」
したり顔の人たちは、「転職」を考える人に、安全圏からこのように声をかけてきます。ここが最初の難関。
「次の会社ハズしたら30代シャレにならないよ」
「どうせ同じ事の繰り返しだよ」
「今の会社に残ってもいいんじゃん」
「何か特別なスキル持ってんの」
「職業安定所ってやつ?」
「まだ悩んでんの?もう落ち着きなよ」
「何もしないのが一番だよ」
「もうちょっと様子みれば?」
悩み、途方に暮れる
周囲のネガティブなアドバイスを聞くと、今あるはずの「20代の勢い」が一気に老けこんできます。
社会に出ると、こんなにも毎日が流れていくなんて知らなかったという人もいるでしょう。文字通り「学校では習っていなかったことばかり」に追われた結果、周囲の声につぶされ、あるようでない選択肢のなかへ迷い込むことになるのです。
現実的な方向から将来を考えると、導き出される将来は驚くほど普通の姿になってしまう。
そこにあるのは、生活のためだけに働く自分。
何かもっと「未来を描ける指標」はなかったんだっけか。そう悩んで途方に暮れるタイミングが、転職、キャリアチェンジの時期と言えるでしょう。
「やったことがない人たち」は置いていこう
しかし、ひとつ重要な点があります。
たいてい「やめておけば」というニュアンスのアドバイスをくれる人は、あなたがこれからする挑戦を《やったことがない》人であるいうことが多いものです。
そしてあなた自身も、アドバイスを求めるのは安心を求めていただけで、本当に人生の決断をその人に委ねているかというと、全然そうでなかったりします。
自分が「相談フェチ」「心配検索マニア」になる前に、とっとと「人生の冒険」に出かけてしまおう。
とりあえず大げさに考えず「1年後の自分が後悔しないこと」に行動指針を置いてみる。
来週や来月のためでなく、ちょっと先の未来の自分のための決断ができるようになります。
では、野望に燃える社会人3年目の「冒険」にはどんなものがあるだろうか?
レールに乗らない人生を「5つ」見ていきましょう。
レールに乗らない人生「5つ」の参考
1.「独立」に向けての修行へ
給与や待遇にこだわりたいところですが、心を謙虚に持ち「修行期間」としちゃいましょう。「10年後は安定している会社の社長」「世界を駆けるフリーランス」に設定し、今回のキャリアチェンジは「入りたい業界」になりふりかまわず入ることに注力。アルバイトレベル、見習いレベルからでも入り込む。選んだ職場はあくまで未来への「通過点」「跳び箱」だからいいんです。
2.自由への「スタンバイ」へ
入りたい業界や興味ある世界でも経験がなければ厳しいところも多いもの。特に「経験あり」は、中途採用の大きなポイントとなります。もし、自分のやりたい方向のスキルや資格がないその場合は、さっさと「勉強」に入りましょう。留学や資格取得、自宅で缶詰になり司法試験の勉強でもグッド。未来へつながる集中的な「勉強期間」とし、基礎的な知識や技術を自分のものにします。
3.同業種で「起業」へ
自分のいた業界はもう嫌でも、自分が経営者となれば「あれも変えたい、ここも変だ」となったりします。例えばあなたがいた業界は、もっとWebやアプリを使って簡素化・効率化はできないでしょうか。業界全体に「その手があったか!」を言わせる「革命起業」ができるかもしれません。
4.「海外」で働く
社会人3年目ほどなら、まだまだお金よりも「経験」を優先する歳。思い切って、転職先を「海外」に向けてみてはいかがでしょうか。語学不問の会社には業務内容が何であるかを明確にし、海外に行ってから後悔のないように調べよう。英語が必要なら、これも勉強に入りましょう。
5.「スタートアップ」に参加
「具体的にやりたいことはないが、どうせ働くならばなんでもやってみたい」ということであれば、立ち上げ前、または立ち上げ初期のスタートアップ起業への参加もいいでしょう。来月の給料も自分たちで稼いでくる、まったナシの世界。しかし業績が上がってくれば、立ち上げメンバーとして大きなリターンが付いてきます。
仕事や学校がストレスな人は、今年の目標を「自己中」にするといいよ。
僕の場合はいきなり会社に辞表を出した。仕事や人間関係、満員電車、残業、接待や飲み会からも解放された。
仲間と起業した。貯金は減ったけど未来があった。
今はセブ島に移住してる。
自由は自己中になる決断からだった。
— アクトハウス (@acthouse_) 2018年1月3日
自分で決めるから、成長できる
あなたの心の奥底に眠らせてきた「冒険心」の温度を知っているのはあなただけです。
自分で決めるから後悔もないし、土壇場でもふんばれる。誰のせいにもできないから、ピンチのときも苦肉の策やアイディアも生まれる。一人四苦八苦するのはつらいけど、それを世間では「努力」って呼んでいたりする。そう、努力とは内面から生まれてくるもので、外から言われて「そうですね」とできるものではないのです。
来年変わっていたいなら、いま行動してないと無理。
環境も収入も人間関係も自己成長も何もかも、完全に入れ替えるには1年かかる。
— アクトハウス (@acthouse_) 2018年1月6日
「キャリアチェンジ」こそストイック&自由&強気に
転職さえもレールに乗る前に「キャリアチェンジ」をもっともっとストイックに、自由に、強気に考えよう。右向け右は卒業し、荒波に船を漕ぎ出そう。
キャリアチェンジ直後は恵まれないスタートでも「最初はこんなもんでしょ」と冷静に受け止める。誰かのアドバイスを仰ぐ際も、決意を固めるために相談するのでなく「決意を固めてから報告」にする。
アドバイザーの人生は、あなたの人生ではありません。だから優しいアドバイザーは単に無難な案を出すかもしれないし、いい加減な人なら「自分で決めたならいいんじゃない、わからないけど」程度に終わります。
だったら自分で決めましょう。追い込むって意味でも。
自分で決めるからこそ、次の手も自分でひねり出すことができるのです。
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— アクトハウス@IT×英語×ビジネス留学 (@acthouse_) 2018年10月16日
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著者:アクトハウス編集部
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