「なんでプログラミングを覚えるといいの?」たった「ひとつ」の理由とは。
「プログラミングの時代だ」という声
「プログラミングの時代だ」
「プログラミングを覚えておくと良い」
「これからはプログラミングができないと」
特に就活中の学生、転職活動に取り組む社会人は、こんな声を聞くことが多いだろう。そして何となく「プログラミング、できるといいんだろうな…」と考える人が増えている。
なぜ、そこまでプログラミング?
しかし、いまいちハッキリ語られないのが「なぜプログラミングを覚えると良いのか?」ということ。例えばインターネットで調べてみても、抽象的でピンとこない答えがズラリと並んでいる。
「ものをつくる楽しさがある」
「問題解決できる力がつく」
「パズルを組み立てるような面白さ」
「制作物を人に使ってもらう喜び」
「アイディアを実現していくやりがい」
どれも前向きな回答ながら、これらは「プログラミングができるようになった感想」であり「なぜ覚えると良いか?」の答えではない。そしてどうも腑に落ちないゆえに、この道へ入るのを躊躇してしまう人は後を絶たない。
またさらに、プログラミングに関してこんな先入観も飛び交っている。
「文系にITは向いてないのでは」
「パソコンに詳しくないと無理だろう」
「未経験者にはハードルが高すぎるはず」
メールやアプリ、ネットくらいしかやらない自分には難しいだろうと、挑戦をあきらめてしまう。これも「なぜプログラミングを覚えると良いのか?」の答えが明確にされてないゆえの、悲しき流れである。
文系出身のプログラマーは山ほど
実際に筆者の周りでは、文系出身のプログラマーは山ほどいる。この時代、理系出身者だって文章やプレゼンのスキルは求められるし、文系出身者でも簿記や統計学、ITを学んでいるビジネスパーソンは珍しくない。むしろ「文系だから・理系だから」という括りこそが時代遅れである。だからこそ、プログラミングには怖がらず一度はトライして欲しいものだが、プログラミングを覚えるメリットがハッキリしないために、多くの人がパソコンを持ちながらも二の足を踏んでいる状況は解決されない。
では、なぜプログラミングを覚えると良いのか。その答えをズバリ書こう。その理由は、
モノが機械になっていくから
である。
モノ…? ちょっと意味が分からない人もいるかもしれない。「モノ」。これはれっきとした業界用語で人間・動物・自然といった生命体《以外》の「全てのモノ」を指す。この由来は「Internet of Things」略して「IoT」、訳して「モノのインターネット」。語源は1999年にさかのぼる。無線タグの標準化団体「Auto-ID」創設者の一人であるケビン・アストン氏が最初に提唱したとされる言葉だ。そこでの定義は「センサーをあらゆる場所に配置し『モノ』を世界中のインターネットに結びつける」ということだった。
初めて聞く人は騙されたと思って「モノのインターネット」と、検索してみることをおすすめする。驚くほどこの情報が溢れており、またIT業界では当たり前のように浸透・進化していることに気づくだろう。
思えば「スマホ」もかつては有線の電話だった。「地図」もひと昔前は紙だった。手紙も「Eメール」になって久しい。駅では切符がなくなり「自動改札」になった。近年では無人小型ヘリコプターのドローン、3Dプリンタ、自動運転のモノレールなど、とっくに身の回りの「モノが機械になっている」ことに気づくだろう。
そう、まさに「未来は今」なのである。
「プログラミングってやったほうが良さそうだけど…覚えたらどんなイイことあんの?」っていう疑問に答える記事書いたよ。あやふやより、メリットが先にわかったほうがいいよね。8つのいいこと挙げてみたのでチェックしてみて〜🤓#IT留学 #アクトハウスhttps://t.co/ABoWkECfrn
— アクトハウス@IT留学×英語×ビジネス (@acthouse_) 2018年11月7日
生活に浸透しきっているプログラミング
普段は風景になってしまっている、我々の生活にさりげなく浸透した「便利」。これらを司っているのは他でもない「プログラミング」だ。未来を創り上げているのはプログラミングであり、ITであり、その未来を創るために圧倒的に足りないのが「プログラマー」である。どの企業も、どの業界も、とにかくプログラマーが欲しくてたまらないのはこういった理由による。
人間が介していた「モノ」が独立した機械となることで、それは人間の暮らしをより安全に、効率的に変えていく。「機械」と言うと冷たい印象を持つ人もいるかもしれないが、その先入観はあまりにも前時代的と言わざる得ない。例えば、危険な工事や事故の現場検証での無人化が推進されていくことは、人の命や社会は危険にさらされない利点があり、その恩恵は果てしなく大きい。なにも熟練の寿司職人を全員ターミネーターに取り替えるなどとは、誰も言ってないのである。
ではここで「世界のモノ」がいかに「機械」に、「テクノロジー」に変化しているかを見てみよう。
世界はこんなことになっている
3Dプリントされた頭蓋骨
(出典:buzzap.jp)
危急時の医療専用ドローン
(出典:Tu Delft)
農業用の無人トラクター(スマートアグリ)
(出典:interior-joho.com)
仮想と現実のプレゼンテーション
(出典:wecg.net)
指輪ひとつであらゆる指示を
カリフォルニアでは無人カーの法案可決が進展
(出典:huffingtonpost.jp)
メスを使わない医療へ
AI(人工知能)の開発が急速に進む
宅配ピザでも無人化が
(出典:money.cnn.com)
ITイノベーションが日常に
これらはほんの一部であり、世の中を変えていく現実的な「機械化・ITイノベーション」は、毎日世界中のどこかで生まれている。
この全てを作り上げているのがプログラミングであり、これこそが世界中で「最重要スキル」に位置してくる唯一にして普遍的な理由である。ここまで見てくると、この技術が決してホームページの作成や、アプリの制作だけにとどまるものでないことがわかるだろう。
プログラミングを初歩からでも覚えていくこと。それは「全てのモノが機械になっていく」この時代において、地球の未来を創り上げる人になることに他ならない。ライフワークとして十分なギャランティを獲得できるだけでなく、どの業界においても必要な人材になることができ、さらには人々の暮らしを便利で安全にしていくことができる「社会貢献」を体現できるスキルなのである。
そう、プログラミングを身につけると、収入や転職もだいぶ有利になってくる。そのあたりの話題は次の記事『プログラミングできると何がいいの?「8つのメリット」まとめたよ』をチェック。数値データなども絡め掘り下げている。ここまでのアドバンテージがあるのかと、驚くかもしれない。
プログラミングを覚えるメリット。それはとてつもなくシンプルで壮大なものなのだ。
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著者:アクトハウス代表 清宮 雄
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