好きなことで生きるための「5つのチカラ」
本当に、好きなことで生きていけるの…?
「生き方」が議論され、問われる現代。
現実の社会だけでなく、インターネット上にはソーシャルネットワークが形成され、そのどちらもがリアルであり、そこにはさまざま「生き方」が映し出されています。
そこで語られることの多いのが「好きなことで生きていけるかどうか」。
今後ますます注目されていく個々のライフスタイルにとって、まだまだ注目を浴び続けそうなトピックです。
「好き=ラク」じゃない
ここで混同したくないのは、好きなことで生きたいのと、たんにラクしたいのは全く異なること。
仕事となれば「好き=ラク」じゃないので、注意しないといけません。
例えば食べるのが好きでも、食べることが仕事の「グルメリポーターになってしまえばラクか」というと、そう甘くはないのは何となく察しがつくでしょう。
好きなことで生きるにも、そこにはコツがあります。
それはそれは地味で渋い、現実的なコツ。
ポイントは「5つのチカラ」
好きなことで生きるには「5つのチカラ」が必要です。
1.すぐに始める「実行力」
2.それを続ける「継続力」
3.うまくいくまで耐える「忍耐力」
4.逆境に負けない「突破力」
5.成功しても自惚れない「自制力」
共通項は「チカラ」
この「5つのチカラ」は、字面どおり共通項は「力」。
これを「努力」の「力」としてみて考えてみます。
「努力」とは、何やら汗臭く古臭い言葉に響くかもしれませんが、無意識でも私たちは何らかの努力をいつもしています。
会社や学校に遅刻しないようにするとか、
仕事をきちんとやりとげるとか、
恋人の誕生日に時間をつくるとか、
飲み会で楽しいフリをするとか。
これらは日々のさりげない努力の範囲ですが、日常は努力であふれています。
実際に現代は、修行に何年も費やす時代ではないですが、無名でも有名でも継続的な努力は不可欠。
しかし努力は「成果」を連れてきてくれます。
そして最初の目標は小さければ小さいほど、成果は出やすくなります。
夢は叶える器がなければ…
もし演技が好きで「ハリウッド映画で主演をする」のが夢だった場合。ビギナーがいきなりその夢を叶えることは不可能とも言えるでしょう。
万が一「じゃあ明日から撮影しよう。100億ドルの映画の主演だよ。君の演技にかかっているよ」と言われても、それは夢がたまたまやってきてしまったビギナーズラックにすぎず、理想の夢に対応できる度量もスキルも到底自分のなかにありません。
夢はいきなり近づいて来られても、叶える器がなければつかむことはできないのです。
夢に挑戦できるのに早いに越したことはないながら、早ければいいってもんじゃないのが難しいところ。
3段階の実現構想
夢を形にしていくなら。先程の「5つのチカラ」を軸に、
「3段階の実現構想」を立てると分かりやすいでしょう。
1.まずは小さな目標からクリアしていく。
2.だんだんクリアする目標を大きくしていく。
3.いつでも最終目標に挑めるスキルを蓄え続ける。
という、努力に裏打ちされたロードマップが必要になってきます。
シンプルに考え、無駄なノイズをそぎ落とすことで、身体と心に余裕が出てきます。
努力は嫌われる
ところで意外なことに、この「努力」ってのは意外と有名ではありません。
世間でも「努力しよう」よりも「努力しないで生きる」ような本のほうが売れています。みんな努力が嫌いなのです。これが努力がブレイクしない理由。
しかも「努力の方法」はあまりに千差万別かつ地味なゆえ、体系化されてません。コツコツ人知れずやるものだからです。
反対に、ウソか誠かさておき「努力しないで金持ちになる方法」はやたら体系化されセミナーなども多いです。
努力が有名じゃない理由
ではここで「努力が有名じゃない理由3つ」を挙げたいと思います。
①努力かっこわるいムード
芸術家や勉強に多いパターンです。
学校のテスト当日でも「勉強してないわ〜」という方が友人に言いやすく、ロックバンドやジャズでも「アドリブ」がかっこいい空気があります。DJも「その場で選曲してるんだ」なんて言います。自分を少し天才に見せる《才能ブランディング》をし、努力のニオイは出しません。これが努力が有名じゃない理由1です。
②努力当たりまえ論
スポーツに多いパターンです。
例えば、努力が仕事の一部であるアスリートの人たちは、自己練習していることをいちいち人前で言いません。隠しているでなく、かっこつけるでなく、1日の大半が練習時間なので、言いませんしニュースにもなるわけありません。これが努力が有名じゃない理由2です。
③努力忘れてるパターン
経営者に多いパターンです。
努力したことは過去の美化された想い出となっており、努力してきた感覚が薄れています。そのため努力の必要性をプッシュしきれません。仕事に没頭していた時期を努力したと思ってないので、努力した自覚がない場合もあります。これが努力が有名じゃない理由3です。
犠牲者にならぬよう
努力が有名じゃない理由を3つ見てきましたが、実は努力とは、自分の可能性をミクロ単位で積み上げる「気の遠くなる作業」のこと。
ただし下積みなどにはいたずらに時間をかけずに、助走は短く、本番で勝負していくことをオススメします。
物事の裏側にばっちり存在する「努力」をすっ飛ばし「好きなことだけやろう」という側面だけに影響されるのは、キケン。
一流の人たちは、なんらか努力しまくった最終形態と思いましょう。彼等は涼しい顔して、さらにそこから現在進行形で進化し続けます。いつの時代も、一朝一夕に王朝は築けないのです。
「5つのチカラ」を思い出そう
成功者たちは、書籍やテレビ出演などにおいては、苦労話よりサクセスストーリーがウケるので、超最終のアウトプット発言として「好きなことをやろう」とだけ教えてくれます。
その最終形態の楽しそうな、キラキラなとこだけを見て「俺も好きなことだけしたい!」「わたしも好きなことだけで生きる!」という、安易な犠牲者にはならぬよう。それだけでスタートしても「今は本当にちょっと時間がないな…」「何から始めるのか考えるのがめんどいな…」「とりあえずお金をためて来年あたりから…」と、いきなり撃沈です。
そんなときは、冒頭にお伝えした「5つのチカラ」を思い出しましょう。
1.すぐに始める「実行力」
2.それを続ける「継続力」
3.うまくいくまで耐える「忍耐力」
4.逆境に負けない「突破力」
5.成功しても自惚れない「自制力」
最初に必要なのは「実行力」
そう、最初に必要なのは「実行力」。
好きなことをやる=ラクである、とは誰も言ってなかったのです。
コレだと決めたら、結構大変だけどさ、死ぬ気でやってみなよ、さあいまから、と言っているのです。
無我夢中の姿、それを第三者は「努力」と形容します。
この点を知ったうえで始めないと「つまんね」「ほんとは好きじゃないかも」と、早々に何らかのせいにしてギブアップを繰り返すことに。
ですので、次に必要なのは「継続力」でした。あきらめが悪いのも良くないですが、ちっとは粘ってみないといけません。
いつもギブアップを繰り返していると、それは夢を追うチャレンジャーには到底見えず、単に飽きっぽく何の才能もなかった人だね、で終わってしまいます。当然、結果的に収入も増えずに終了です。
やがて「5つのチカラ」はつながってくる
そしてやがてー。
好きなことを実行し、継続し、運が向いてきたとき。
あるいは少しピンチが来たときでも。
それまでの「努力で培ってきた知識とスキル」が「突破力」として役立ちます。
そうして成功を手にいれても、今度は冷静に「自制力」を発揮し自己をコントロールする。
この「5つのチカラ」は、しっかり意識しておきたいものです。
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著者:アクトハウス代表 清宮 雄
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