「新卒で起業・フリーランスに」 | IT留学のアクトハウス体験談

「新卒で起業/フリーランス」アクトハウスのIT留学体験談

働く大学生から、アクトハウスへ

▶アクトハウス6ヵ月コースへの参加経緯は?
「大学生のとき…と言っても、つい最近なのですが、1ヶ月のプログラミング学校へ通った後、IT/事業コンサルの会社でスキルを磨きながら仕事をいただいていました。そして、卒業後のステップである『海外』『起業』を考えたときに、集中的に勉強できる場を探していました」

▶ヨビさんは、どこでアクトハウスを知りました?
「たしかFacebookだったと思います。とりあえず話を聞いてみようと、スカイプの個別相談を申し込みました」

▶どんなお話をしたのですか?
「細かく、いろいろ聞けましたね。そこで海外への下準備、プログラミングスキルのさらなる向上、英語、ビジネスの立ち上げなどを実践の中で学べることがわかりました」

▶実際の内容をスカイプで聞けたんですね。
「そうですね。やっぱりスタッフの方と話せるのは手っ取り早いし、イメージがわきました」

▶カリキュラムについても聞けました?
「はい、アクトハウスでは座学だけでなく、例えばピッチ(プレゼン)や営業、英語にライティング、デザインはもちろん、マーケティング、ビジネス講座では事業計画の立て方や書き方など、効率良く学べるという評判どおりの感触でした」

6ヵ月コースのイメージ

ヨビさん、次はシリコンバレーかドイツへ

▶ヨビさんの次のステップは?
「アクトハウスを卒業したら、アメリカのシリコンバレー、またヨーロッパに行く予定です。そのための英語の練習も、もっと積まないといけなかった。6ヶ月コースの間に、自分をとことん高めて旅立ちたいと考えています」

▶具体的にはどんな準備を?
「ひとつ挙げるとすると、英語の時間はアメリカで実際に使う英語の履歴書も添削してもらったり、現実的な準備をしていますね。現在アクトハウスではプログラミングと英語、さらにデザインとビジネス。これらを同時で学んでいるところです」

アクトハウスは「時間をどう制するか」

▶3つの勉強の同時進行ですね。
「アクトハウスでのプログラミングと英語、さらにビジネスの課題をクリアしながら毎日を過ごすのに確保しなければならないのもの。それは『時間』です。であれば、それは早寝・早起きのスケジュールしかないだろう、というシンプル理論で臨みました」

▶なるほど。
「渡航前にアクトハウスのセブ島スタッフさんからもアドバイスをもらい、日本のスタッフの方にも面会し、アクトハウスを最大限に使い切るためのコツを教えてもらったんです。とても親身に相談に乗ってくれて、行く前にイメージを固めることができました」

▶たとえばどんな?
「たとえば、先ほどの早寝早起きもそのひとつ。どうすれば、いかに後悔しない6ヶ月、次につながる6ヵ月にするかを練ってセブ島に入ったんです」

6ヵ月コースの概要

セブ島では「毎朝5時頃に起床」していた

▶いまの「1日の流れ」は?
「僕は毎朝5時頃に起床します。授業は朝の8時30分、月によっては9時や10時からスタートですね、そして夕方までみっちり」

▶アクトハウスのIT留学ってどんな内容でしょう?
「今は午前中にデザインの講座かビジネスの授業があります。プログラミングは毎日ですね。お昼休憩は1時間。ちなみに…セブ島ってお店を把握できれば外食は爆安で、自炊の必要がないんです。毎日利用するローカルの定食屋さんは一食40〜50ペソ(約100〜120円)あれば十分な食事をいただけます」

▶それは安い(笑)
「ですよね(笑)ちなみにタクシーも初乗りは100円程度。欧米の留学ではあり得ないコスパの高さなんですよ」

▶それは助かりますね(笑)
「ほんとに(笑) 1週間の旅行などでなく、半年間ですから、これは本当に大きいんです。そして昼食を取ったあとは、迎えのバスが来るので、語学学校へ。2時間英語を文法・スピーキングで勉強した後、再び15時くらいからプログラミング講座です」

▶確かにみっちりですね
「あっという間ですね。この合間の時間や夜に、ご依頼いただいているWeb案件や自社サービスのアップデート、新サービスの企画制作、またWebマーケティングの一環として自身のブログの更新にあてています。週末はITのネットワークの方々と会食したり、平日にはできないことを盛り込んでいます」

IT留学の価値

セブ島で「起業家に会い、ITイベントに行く」

▶学習以外で心がけたことは?
「2つあります。まず1つ目は6ヵ月の滞在中に『先輩たちのお話を聞くこと』です。セブ島っていろいろな日本人の海外起業家の方がいらっしゃいます。多国籍エンジニアが集うIT関係のイベントもしょっちゅうありますし、そこでいろいろな方と知り合ってお話を伺っています。日本では手軽に体験できない、セブ島でのこういったリアルな学びは本当に大きいですね」

▶もうひとつは?
「ジムに通って体を鍛えることです。アクトハウスにはプールとジムがついているので、そこを利用し、さらに町中のジムでも鍛えています。なんでそこまでやるの?ということなんですが『体内時計が整う』というのがあります。なかなか伝わらないところなんですが(笑)、時間を管理し勉強に集中するために、体を鍛えるという感じですね」

▶ビジネスはどんな講座を?
「たくさんありますね。ここ最近はプレゼンテーションについてみっちりとやっています。どのようにビジネスを伝えるか、ユニークな参考映像なども含めインスパイアされていますね」

▶ビジネスも幅広そうですね。
「このIT時代の経営や営業、Webマーケティング、ブログなど講座はさまざまです。そして何よりポイントなのは、ビジネス講座は座学だけなく、サービスを立ち上げリリースできるスタートアップの経験ができることです」

▶実際にリリースされてましたもんね。
「そうですね。また、実際のWebのお仕事に取り組める機会もあるという、実践中心なのが嬉しいですね。とにかく実践が中心なんです」

セブ島留学のイメージ
(プレゼン講座では大型プロジェクターで練習)
 

IT留学中「3ヶ月でスタートアップ」したヨビさん

▶ビジネス講座の成果としては?
「サービスを実際に立ち上げ、収益化までいけました。airbnbの運営代行・3ヶ国語翻訳サービス『TRALA (The Trilingual Translating Service)』です」

▶在学中でのサービスリリースですね。
「企画、マーティング、ブランディングに始まり、デザイン、プログラミング。そしてその後のSNSを絡めたWeb運用まで、アクトハウス講座の最初の節目となる3ヶ月目にローンチに至りました。まさにスタートアップ、ですね。評判も良く、すでにご発注も何件かいただき、収益をいただいているサイトです、本当にありがたいです」

6ヵ月コースの体験を経て
(自身のスタートアップサイト。3ヶ国語を駆使したairbnb翻訳サービス)
 

超少人数で学ぶIT留学

▶プログラミングではどんな言語を修得?
「元々Rubyはある程度理解していたので、IT留学中にアクトハウスでは主にjavascript、そしてPHPを身に着けました。いま現在はRuby on Railsを用いてアプリの開発を行っています。オフィス・アワーという質問タイムもあるので、プログラミングの勉強は充実できましたね」

▶講座はわかりやすい?
「どの講座も超少人数なので、理解を深めることができてます。ビジネスやITの講座だけでなく、特に英語なんてガチのマンツーマンですから、とにかく勉強しているときが濃厚な時間ですね」

▶メンターさんとは講座以外でも話したり?
「一緒に食事は当たり前、飲みに行くのもしょっちゅうです。雑談だけでも楽しいですね。みなさんIT業界の大先輩であるけれども、ざっくばらんにお話できて、人生相談なんかもできてちゃうのが心強いです。さらに先日、このセブ島で一緒にプログラミングのイベントも開催したんですよ」

ヨビさんとメンターでイベント開催

▶ヨビさんはイベントも開催したのですか?
「はい、Ruby on Railsに関するTECHイベントを開催しました」

▶セブ島でイベント、すごいですね。
「ありがとうございます。企画から始まって、資料からプレゼン内容まで全て英語ですから、最初はちょっと緊張しましたね(笑) でも慣れてくるうちに自然と英語も出るようになり、盛況のまま終了することできました。スタッフさんが動画も撮ってくれました。1分くらいのドキュメントムービーなのですが、当日の様子がわかると思います。ちなみにその日は「浴衣(ゆかた)」で出たんですよ(笑)」

▶浴衣で?
「粋なはからいで、その時はちょうどセブ島内のイベント用にアクトハウス内で貸出があって(笑)。女子用の方がストック数が多かったんですが、晴れ舞台なので男子用を借りてプレゼンに臨みました。やっぱりこれは外国人のウケもいいので、インパクトある演出になりますね。浴衣でプログラミング、なんかいいじゃないですか(笑)」


(1分ドキュメント動画:メンターと開催のイベント)

新卒からIT留学、そしていきなり独立へ

▶大学を出て、すぐにフリーに?
「はい、いわゆる新卒ブランドを自分の意思で捨て、最初からやりたいことに直進しようと決めました」

▶勇気がいる行動ですね。
「会社に入って数年間修行という方法もあるとは思いますが、自分の力で道をこじ開け、世界をフィールドにした事業を展開したいという気持ちを優先したんです」

▶手応えはいかがですか?
「現在、セブ島のアクトハウス「6ヵ月コース」に参加しながら、すでに自分のサイトを立ち上げ収益化をしています。手探りの連続ながら、少しづつ広がっていく評判のなかでビジネスの人脈がだんだんと大きくなり、Web制作のお仕事をいただいたり、評判を聞いてくれた方からブランディングコンサルのご相談もいただくに至っています。少しづつ扉が開いてきた感じでしょうか」

▶かたちになってきましたね
「もちろん、これは自分の力だけでは到底ありません。仕事を発注してくれるお客様はもちろん、日々サポートしてくださるアクトハウスのメンターさん、先輩の方々、もちろん両親含め、周りの方々が応援してくださるおかげで挑戦できています。本当に感謝しかありません」

アクトハウスで充実の留学生活
(帰国後設立する自社のCI計画・事業計画も制作)
 

次世代のスタンダードに

▶その生き方が新しいスタンダードかもしれません
「そうなると面白いですね。実際に、大学を出ていきなりの僕がフリーランスで生活ができていますし、いろいろな選択肢があっていいのではないかと思っています」

▶そうですね。
「いま、まだアクトハウスの在学中ですが、IT・英語のスキルを活かすビジネスの要素も学べてきているので、だんだんとバランスが取れてきました。実は月収も安定してきて、新卒の平均的なお給料よりも多くなってきてるんですよ」

▶それはすごい。
「アクトハウスに参加しているこの最中に、ここまで実現できている。効率的に勉強できるようになっているから、さらに次のシリコンバレー、またはヨーロッパへの準備も着々とできています。時間を本当に有効に使えていますね」

あっという間の半年間
(気分転換にアクトハウスの屋上で作業することも)
 
▶ヨビさんは、日本国内でもビジネスを?
「そうですね。リーンスタートで立ち上げたので、それも軌道に載せたいですね。国内と海外の事業を二軸で展開します。もちろん1人では無理なので、国内の仲間と進めています」

▶アクトハウスも残り2ヶ月ですね
「半年ってあっと言う間ですね本当に。1日も無駄にせず、さらにペースを上げていきたいと思います、頑張ります」

(取材・構成 アクトハウス編集部)


 

アクトハウス卒業後は…?

今回インタビューに答えてくれたヨビさん。

アクトハウスの卒業後は「関西の企業とヨーロッパの企業をマッチングさせる」ために「100万円」のクラウドファンディングに挑戦。

今回のクラウドファンディングの挑戦期限は「1ヶ月」でした。

でも半分を過ぎた時点で50万に届かない…。

しかし、そこから怒涛の巻き返しを見せのこり8時間で、その目標を達成しました↓↓↓

その活動はまさに汗の結晶…!!!

ドデカ名刺を作って、関西の企業に単身飛び込み営業を行いました。

ちなみにこのドデカ名刺を作ったのは、これまた別の期の卒業生でもある「くわた ぽてと」さん。


(ドデカ名刺を作ってくれたのは同じくアクトハウス卒業生「くわたぽてと」さん(写真右)。ヨビさんと一緒にラジオでも共演)

《速報》ヨビさんベルリンで登壇

ヨーロッパへの支援金もしっかりと獲得し、ドイツに移住へ着々と準備中。ベルリンは世界中のスタートアップが集う、次なるシリコンバレーと言われる国です。

そんなヨビさんがベルリンで開催される世界最大級のビジネスフォーラム『Asia-Pacific Weeks Berlin 2018』にトリで登壇することが決定!




もちろん舞台はドイツ・ベルリン。スピーチは英語で行います。

ヨビさんベルリンへ

詳しくは『ドイツ・ベルリンのビジネスフォーラムに登壇!アクトハウス卒業生ヨビさん』からどうぞ。

アクトハウスでは、今回のヨビさんのクラウドファンディングへのチャレンジもサポートも行い、今後も支援をしていきます。

そして実はもう1名、クラウドファンディングに成功した卒業生もいるんです。

そちらのインタビューは、「社会起業家 in 北海道」のこの方です

 

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