IT留学中に海外起業挑戦。セブ島で「日本人初」のアパレルブランド始動

セブ島で「日本人初」のアパレルブランド

アクトハウスの留学中に生徒4人が創りあげたスタートアップ。

フィリピン、セブ島で日本人初となる20代のアパレルブランド。

名前は『BUY-T』。

 

トップEDMクラブとのコラボ

セブ島でのプロモーションを序盤から大きくかけ、勝負に出る。

それは、TOPクラブとのコラボレーション。

その夜、スタッフやゲストDJ含む多くの関係者が『BUY-T』のTシャツを着てイベントは開催されました。

20代のスタートアップブランドが、セブ島のクラブオーディエンスを通じ世界に名を轟かせたのです。


(セブ島No.1のEDMクラブとの共演)

アジア最大手「エア・アジア」と

そしてその活動は日々広範囲に。

今度はアジアでの格安航空の最大手「エア・アジア」が協賛を務めるイベントにもスポンサーで名を連ね、ブレイクの足がかりを探っていきます。

EDMフェスティバルを世界展開する「ULTRA」をフィリピンに誘致する非常に大きなイベントで、隣国マレーシアへのコネクション形成としても機能しました。



(セブ島で最大の巨大クラブも席巻)

 

セブ島への地域貢献も

そして『BUY-T』のブランディング/マーケティングは大手クラブとのコラボだけではとどまりません。派手派手なクラブ活動だけでなく、セブ島に生きる人々とのコミュニケーションもしっかりとっていきます。

大切にしたのは、国際交流と地域への貢献

セブ島の企業やスポーツチーム、セブ島で活動するフィリピン人アーティストたちとのお仕事を実現する、有機的なアクションにも情熱を注ぎました。

例えば、セブ島の公式プロ・サッカークラブ「グローバル・セブFC」へのTシャツ提供。


(地域との共存あってこそのブランド活動)

 

アクトハウスの同期生と

また、アクトハウスの同期生で、マルチクリエイターとしてセブ島に居住し活動する“そーまっく”こと吉本さんがセブ島で連続開催している国際交流イベント『筆文字』とのコラボレーションも。

吉本さんのインタビューへ卒業生に会ってきた feat.吉本壮馬さん(海外フリーランス/ライター)


(当日は偶然のテレビ取材が同イベントに)

ブッキングや広告撮影も

そして、セブ島で活動するモデルや、タトゥーアーティストとのフォトセッションにも取り組みました。お互いがWin-Winとなれるコラボレーションです。

昼間のこういったイベントごとは主にフィリピン人の20〜50代くらいまでの方々と幅広く交流できる機会とし、夜のクラブでは20代を中心とした若者をターゲットにプロモーションを展開。リアルでもWebでも、ユーザー、顧客とのエンゲージメントを深める活動に力を入れていきました。

こうして、アクトハウスでのビジネス講座の学びを、ひとつひとつ答え合わせするように、本番を通しモノにしていきます。


(モデルやアーティストとの交渉にもトライ)

 

シェアNo.1の新聞社でも特集

その行動力、評判にいち早く注目したのは、セブ島シェア・知名度共にNo.1の新聞社「サン・スター・セブ」誌。

同誌において、日本人初のセブ発アパレルブランドとして『BUY-T』は特集されるに至りました。



(SUN STAR CEBU新聞本社にて)

創業メンバーってどんな人たち?

掲載しきれないほどのこれらの活動を、準備からわずか60日ほどで巻き起こしていった『BUY-T』の創業メンバーは4名。

短期間で最大限の効果を生み出していったプロセスにこそ、チームワークの良さが伺えます。

メンバー構成はアカウントプランナー1人、デザイナー2人、マーケッター1人。

営業、デザイン、マーケティングなど、それぞれの得意領域や興味のあるジャンルを「海外スタートアップ」を通し実践で実行。

アクトハウス6ヶ月コースの後半3ヶ月にある「超実践フェーズ」を活用し、一気に自分たちの名前をセブ島に轟かせていきました。


(好評だった初期作『TOKYO GIRL』)

成長痛を恐れない行動力と忍耐力

「質の高いJAPANブランドTシャツをどう作る?」

「宣伝はどうしよう?」

「海外では、どんなデザインがウケるのか?」

「知名度を上げるって、最初何をする?」

「どこでどうやって、Tシャツを作るのか?」

まったなしの本番のなかで、しかも海外、英語圏のなかで4人が手を組みブランドの構築に奮闘しました。

インプットの知識はあれど、予測不可能のなかではそのナレッジの応用や変化球はいくらでも求められます。

前に進むには激しい成長痛もたびたび発生しましたが、全てをチームワークで乗り越えていく。これぞ『BUY-T』が上昇気流に乗ることができた秘訣のひとつ。

楽しいことだけじゃない「スタートアップ」の体験

「もうちょっと考えてから」「あとすこし勉強してから」「しばらくお金を貯めてから」「計画を細かく練ってから」では、何もしてないのと同じ。

だから『BUY-T』メンバーは「やってみた」「行ってみた」「会ってきた」「作ってみた」「やり直した」をいつも最優先にしていました。

海外、もちろん英語の世界で初めてのことに挑戦するわけですから、わからないし怖いし面倒だし、全てがスムーズだったわけでは決してありません。

Tシャツを発注する会社を切り替えたり、布地にこだわることで単純に原価が上がる悩みや、企業とのコラボレーションのすり合わせには時間だけでなく神経もすり減らしました。

方向性にブレが生じそうになるとテンションが下がることもあったり、状況に負けそうなときもー。

しかしそのたびにやっていたのは、チーム内での顔を合わせた打合せ、そして日々のちょっとしたコミュニケーション。

↓↓↓現場ブログではインタビューも↓↓↓
アクトハウス現場ブログいまセブ島で最も熱い『BUY-T』のメンバーにインタビューしてみた。

そしてすり合わせを終えると、すぐさまプロダクトを作ってユーザーの反応を見ることで次のステージへと進んでいくー。

比較的早いステップで進行できるTシャツという着想も、リーン・スタートアップに大きく貢献したゆえんです。

↓↓↓ちなみにリーン・スタートアップといえばこの記事↓↓↓

 

リアル×バーチャルの双方向

この努力が実を結び『BUY-T』のFacebookページ2ヶ月半で7,800人、さらに以降も数を伸ばし10,000人以上のフォロワーを獲得。有料広告と口コミ、シェア拡散を怒涛の勢いで広めていきました。

地域貢献やクラブへの露出を高めつつも、爆発的速度で拡散されていくSNSマーケティングにも同時に取り組んだ成果です。


(名門クラブでゲストDJやMCもTシャツを着用)

またフィリピン国内の法律に則り、公式にビジネスができるよう、創業メンバーの1人はフィリピンの事業パートーナー(フィリピンは事業登録にフィリピン人による法人/個人事業登録が必須)やブッカーと事業登録を進め『BUY-T』の事業基盤を固めるなど、各人が国籍や文化のわけ隔てなく作業を手分けする強みを発揮。

今後はオリジナル創業メンバーたちはもちろん、フィリピン人のフリーランサーたちともコラボしつつ、さらなるブランド展開に注力していきます。


(Facebookで多彩なTシャツを販売)

 

全ては偶然の出逢いから

すべての出来事は、アクトハウスで偶然出逢った4人が、手探りのなかでつかみ取っていったものばかり。

ブランドの立ち上げからわずか2ヶ月で起こしていったプロセスは、まさにスタートアップそのもので、ときに喜び、ときに悩みながらも実現していったものです。

個性きわ立つ4人だけに、決して楽しいことばかりでなく、議論を重ねる日々もたくさんありました。そして衝突を恐れない話し合いをすることが、絆を深めていくことに直結していきました。

事業を立ち上げるため、まずはイメージを語り合う。しかしそれを実行に移すとなると、時間的な問題や金銭的な問題も出てくるゆえ、なかなか現実にはできないもの。しかし世の中のスタートアップの多くが、時間的・金銭的に恵まれデビューしたわけではありません。

そこで知恵を出し合い、最小限の条件のなかで最大限の効果をいかに導き出すかに挑戦します。これぞ起業の醍醐味。

20代ならではの馬力や葛藤が、不可能を可能にしていくー。

大観衆の前に、自分たちでつくったロゴマークが浮かび上がったとき。

未来は自分たちの手で作れるんだ、作っていいんだ」という鳥肌が体中を包み込む。

ひとつひとつ、答えがないなかで勝ち獲っていくこと。

海外、英語圏というステージにおいて成し遂げたこうしたスタートアップの経験は、アクトハウス在学中のみで終わることはありません。むしろ『BUY-T』ブランドは、ここからもっとエキサイティングなステージへと入っていきます。

いつしか日本に逆輸入、あるいはあなたが海外に行った旅先で、このロゴマークやメンバーの姿を目にすることがあるかもしれません。

〜アクトハウスの卒業後は?〜

もちろん、アクトハウスを卒業後も『BUY-T』のチャレンジはセブ島で続いています。まずは…


オフィシャルサイトをリリース。在学中からチームで取り組んでいたサイトをいよいよラウンチしました。


しかも↑↑こちらは↑↑アクトハウスの在校生をモデルに器用! 一緒の期でないにも関わらず、卒業生と在校生がセブ島でコラボレーションなんてスバラシイ。。。

また↓↓フィリピンのモデルエージェンシーとの契約↓↓など、着々とプロモーション進行中。もちろん、打合せは全て英語で行われています。

さらに↓↓フィリピンのタクシー車内↓↓でもデジタルサイネージ広告プロモーションを展開中。

卒業後も順調に活動を広げている『BUY-T』ブランド。

今後も動向をチェックしていきます!
【写真引用・提供】
●OQTAGON
https://web.facebook.com/oqtagonph/
●ICON
https://web.facebook.com/ClubICONCebu/

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