旅をしながらシッカリ稼ぐ。ストリート・セレブたちの新しい生き方とは。
旅をしながら稼ぐ
旅人のように世界各地を点々としつつも「企業から依頼を受け、特別に質の高い仕事をこなしている人たち」がいる。
彼らはバックパッカーのように、豪勢な場所よりもストリートに身を置くことを好みながらも、人生の自由度こそは文字通りセレブ級。そんなストリート・セレブたちが、これからの憧れになるかもしれない。
ではいったい、彼らはどんな仕事をしているのだろう。
アカウント・エグゼクティブ
その仕事とは「アカウント・エグゼクティブ」。
クライアントから依頼される仕事内容は「経営」に関わる死活問題で、そのハードルは限りなく高い。だからこそ、依頼できる人間は限られる。それゆえに「アカウント・エグゼクティブ」は世界のどこにいても企業側からの依頼が絶えず、だからこそ「高額のギャランティ」もしっかり発生する。
この世界にはそんな仕事をしている人たちが存在する。「世界を旅する冒険心と鋭利なインテリジェンス」。
この2つを兼ね備えた者が「アカウント・エグゼクティブ」として、世の中と渡り合うことができる。
ハード・トラベラー
昨今ブームとなっている「遊牧民」を意味するノマドという言葉は、フリーランスという働き方に「今風の」新しい息吹を与えた。Wi-Fiが走る世界各地のカフェやシェアハウスでは、今日も多くのノマドワーカーがせっせとラップトップと向き合い、仕事に取り組んでいる。
一方、今回取り上げる「アカウント・エグゼクティブ」は、ノマドとは属性が異なる。
気分のままに世界を渡り歩き、パスポートは各国のスタンプだらけというハード・トラベラー。寿司が食べたきゃ築地にいるし、ステーキが食べたければシドニーにいる。オーロラが見たければイエローナイフに入り、海辺で踊りたい日はイビザに現れる。日々国境をまたぎ、ただひたすらアクティブに「地球で遊んでいる」のだ。
そして「どうせ働くなら世界中で」という欲張りな行動力が、さらに仕事や発想のスケール、さらに人脈をも広げていく。周囲からは「世界を股にかけるおもしろいヤツがいる」と、共感とリスペクトが自然に集まってくる。
必要とされるから自由である
より深い話に入っていこう。
テクノロジーの急速な成長により、現代では「起業」のハードルは著しく低くなった。同時にひとつの会社に勤務し続ける価値が薄くなってきたとも言えるだろう。現代では「どんな会社にいたか」よりも「具体的に何ができる人物か」で、その人の評価が決まる。個性を高めるための選択肢は広く、一方で、その努力をしない人間には冷たい社会へと突入した。
であるからこそ「アカウント・エグゼクティブ」という生き方が出てきたのだろう。
日常は、バックパックを背負って世界を放浪するバックパッカー、同時にビジネスサイドでは、経営の知識とセンスを余すこと無く発揮する。自らの裁量ですべてのプロジェクトをコントロールするため、まず時間に追われることはない。当然、休日も自由に決め、起床時間や就業時間もすべて自分で決定する。
企画・プロモーション・制作・運営などすべてに関わり、プロジェクトをゴールへと導いていく。ハードルの高いミッションを何本も抱えているものの、駆使するのはノートパソコン1台。打ち合わせはネットを活用し、時間とコストを巧みに削って進行していく。
ラップトップ1台で、世界のどこにいても
そんなアカウント・エグゼクティブの具体的な「職種」はさまざまだ。ラップトップ1台で、世界のどこにいても「1人」で舵を取れる主な職種とその内容を挙げてみよう。
●Webコンサルタント(経営・営業施策支援)
●経営コンサルタント(経営戦略・財務マネジメント)
●起業家(国内及び海外事業経営)
●投資家(投資・金融)
●Webプロデューサー(企業参謀・サービス企画運営)
●クリエイター(ブランディング)
●Webマネジメント(利益創出・管理運営)
●エンジニア(システム企画開発・運用)
「アカウント・エグゼクティブ」は、クライアントである会社の命運を握っている、いわば最重要の経営パーツを担う。「使われる側」にとどまらず、何よりも「経営・営業・クリエイティブ・マネジメント」の道を極めているからこそ、顧客の上位層は「お任せ」で仕事を依頼する。当然、難易度の高いミッションのなかでさまざまな事象やトラブルはつきものだが、絶対の信頼とクオリティが保証されているため、お客の信用は揺るがない。
また、アカウント・エグゼクティブは、足並みがどうしても揃わないクライアントは「お断りする」という選択肢にも迷わない。人間同士の相性を受け入れ、自分が万能でないことを知っている謙虚さとドライな感情を持ちあわせているゆえに、いつでも自然体を保っている。その冷静さはまるで聖人のようだ。
自社にいない、高い知性
クライアントは「自社にいない、高い知性」を常に求めている。そして一部の会社の、一部の経営層は「安いものには理由がある」と同時に「高いだけでは理由にならない」ことを知っている。つまり、リターンが大きいと目算できれば、投資のリスクは拒まない。「アカウント・エグゼクティブ」はそのような客を、たった1人で、Webや口コミから、あるいは紹介から、自動的に惹き寄せている。自らを価値の高い位置に置き、そのセルフ・ブランディングに「すごみ」を持たせることに努力を惜しまない。
その一方で世界を点々とし、さまざまな国の人々と会話をし、感性に触れ、精神的にも豊かになっていく。質の高い顧客を手にしているからこそ、生活に困らず、将来への蓄えもしっかりと積み上げている。
選ぶ立場にある
「あなたに頼みたい」
顧客からそう言われ、さらに世界旅行に興味があれば「アカウント・エグゼクティブ」の資格は十分だ。
将来は、野生の王国でハンモックに寝そべり、ヴィクトリア・ピークで夜景を楽しみ、アウトバーンではリミッターを解除して疾走しているだろう。別にどれも莫大にお金がかかることではない。時間と行動力を創出できれば、難しいことではないのだ。そうして自身の体験値の加速度を上げながら、同時にそれをリスペクトする顧客が、さらに顧客を呼ぶ状態となっていく。まるで倍々ゲームのように「選ぶ立場」に立つことができるのだ。
WEB・英語・ビジネスセンス
そのような人生を送るのに、ポイントとなるのは何か。それは、
《Web》と《英語》と《ビジネスセンス》。
筆者は現在、東南アジアを拠点にビジネスを展開している。その経営活動において、国内外でさまざまな「アカウント・エグゼクティブ」に接見している。まず全員に共通しているのは《Web》を使って稼ぎを得ていることだ。ITがここまで世界を、人間の生き方を変えたのかと、時折恐ろしくもなってくる。
集客をWebだけにしぼるということは、営業マンを1人も雇わないで済むということ。自ら作り上げたWebを通して、世界中から仕事がやって来る。当然、彼らは仕事を「選ぶ立場」にあり、だからこそリスクは限りなく少ない。
さらに《英語》という世界共通語を操ることで、マーケットは日本国内だけでなく「世界中」となる。そしてそこに《ビジネスセンス》という無敵のスキルが加わることで、全世界をターゲットにしたビジネスを発案、展開できる。
●日本の人口 1億2千万人
●世界の人口 73億人
どちらを相手にするか、どちらが爆発力を秘めているかは一目瞭然だろう。
このような議論になると「まずは日本国内を固めてから」という意見もあるが、着想の時点から世界でボーダーレスなサービスを展開するスタートをきることが、頂点に近づくベストな方法であると筆者は考える。この時代「日本」というマーケットと「世界」というマーケットは「あえて区切って考える」ことも必要だ。良くも悪くも、日本の市場は異質で個性的。これはこれで、個別に戦略を立てればいい。日本人に産まれたからには、この閉鎖的なマーケットは、経験を積んでから、あとからじっくり攻めればいいのだ。
必要なのは「地球規模・世界目線」。ITの進化によりWeb上では完全に国境がなくなった今だからこそ、集客の入り口であるWeb上では「まずは日本から」である必要はない。世界規模のパズル、世界に足りない何かを埋めていくことを考えるべきだろう。
マーケティング、ブランディング、クリエイティブなど縦横無尽
使われまくる側でなく、口ばかりのコンサルでもなく、夢だけを語る起業家でもない。多忙を極めるフリーランスともちがう。実業家でありながらもそこには固執せず世界を軽々と移動し、そのフットワークで周囲を刺激して、プロジェクトを牽引していく。
マーケティング、ブランディング、クリエイティブ、プロモーション、マネジメント、経営。あらゆる局面において高い専門性を発揮する「アカウント・エグゼクティブ」は、どの企業においても宝のように扱われている。
他人の人生でなく、自分の人生を生きる
ずっしりと重みのある人生を、静かに形成していくスタイル。自分という個を最大限に高め「あなただから任せる」と言われる唯一無二の存在。だからこそギャランティもハネ上がる。顧客の夢を実現し、その満足を満たし、パートナーとして任命され続けることで、さらなる評判を広めていく。
世の中には「アカウント・エグゼクティブ」という生き方をしている人たちがいる。免許もいらず、誰にでもそうなる権利はある。もちろんあなたにも、そのための時間とチャンスは十分に与えられている。時間を無駄にせず、視線をそらさず、人生をシフトすることを恐れてはいけない。
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著者:アクトハウス代表 清宮 雄
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