「Webプロデューサーで独立」 | IT留学のアクトハウス体験談

セブ島のIT留学・体験談その4

とにかく「やってみよう」から

▶アクトハウス参加のきっかけは?
「元々アロマセラピーやカラーセラピーなどを仕事にしてたのですが、それらも継続しながら「安定した収入基盤を作ろう」というところが始まりでした。いろいろ悩んだというより「これからの時代はITだ!」という結論を勢いで出したところもあって、プログラミングと英語とビジネスを学べる評判を聞いてすぐ参加に至ったという(笑)」

▶けっこう「勢い」だったんですね(笑)
「そうですね(笑)ただ、ITだけでなく、元々英語もちゃんと勉強したかったので、普通の語学留学とはちがうものを探していたのはありました。自分の未来に役立つ選択肢ってどういうものがあるのかな、というのが基準でした」

▶そうなんですね。
「やっぱり、好きなことを仕事にしたいなって思うから、ITやWebに触れていくなかで、少しづつ「好きになれそうかな?」「仕事にできるかも?」と、探りながら、確信を強めていった感じですね。IT留学を通しこの世界に入る前は、あくまでフィーリングだったのはあって。とにかく最初は「やってみよう」しかなかったんです」

12ヵ月コースを選択
(セミナーではIT/Webの指導にあたる)
 

「ビギナー」からのスタートだった

▶参加時のスキルは?
「当時Macは持っていましたが電子書籍を見る程度で、本格的には使用してませんでした。Photoshop(フォトショップ)、Illustrator(イラストレーター)、HTML、CSS、javascript、PHP、Ruby…えっと…なんだそれ?状態です(笑) さらに英語も高校時代でストップしていたという感じで。さらには、ビジネスやマーケティングに至っては名前しか知らなくて、本当にド素人と言って差し支えなかったですね(笑)」

▶でも今では起業もされていて。
「いえいえもちろん、まだまだ勉強中の毎日です。独立して頑張らせていただいている今も、いろいろな方々からさまざまなことを教えていただいています。そうですね、でもこうやって勉強グセがちゃんとついたのも、アクトハウスに参加した収穫だったのかな(笑)」

IT留学の体験
(留学中に同期や先生と小旅行)
 

「起業が授業」のIT留学だった

▶セブ島のアクトハウスでは具体的にどんな勉強を?
「まずIT・Webでは、HTML、CSSの基礎からWordPressまで教えていただきました。最初は仕組みも何もわからなくて「悔しさの連続」でしたよ…。でも、アクトハウスでは座学だけでなく実践が主なIT留学なので、それが自分に合っていたように感じます」

▶実践中心なんですね。
「ですね。もちろん座学も大切で、新しい知識を系統立てて学ぶのは大事なのですけど、ずっと理論だけを聞いていても、なかなか実技では活かしにくいなという。こういう現場感覚は、自分でいまビジネスやセミナーをやらせてもらっているなかで実感しています」

▶お客さんのオーダーもさまざまですもんね。
「そうですね。特にWebコンサルティングの領域になってくると、モノづくりだけでなくコトづくりという、明確なアウトプットや着地が見えにくいフィールドに入ってきます。そういう観点からも「実践の緊張感で学んでいく」というのが、卒業後にWebビジネスを運営していくことの大きな後ろ盾になりました。起業して世の中に入っていくこと自体が、待ったなしの実践の連続でしたから」

▶デザインの講座では?
「ブランディングの概念、そしてイラストレーターとフォトショップの使い方やそのコツについてIT留学中に教えていただきました。トレンド、定番、NGなんかも含め、単にカワいい・カッコいいデザインとは異なる「ビジネスのデザイン視点」から学ぶことができました」

セブ島留学の魅力

1年間のIT留学だった

▶プログラミング講座はいかがでした?
「プログラミングはWordPressを修得しつつ、PHPを深く理解することができました。言葉の羅列になっちゃいますけど、基礎から応用のマークアップ、もちろんjavascript、CakePHPまで幅広く教えていただきました。授業時間以外にも補講のような形で、ほとんどマンツーマンのかたちで教わることもできたし、いったん勉強し始めるとこだわっちゃう自分には(笑)本当にありがたかったですね」

▶1年間のIT留学だったんですよね。
「そうですね。今は最長6ヶ月なんですよね、アクトハウスって。当時は12ヶ月のコースがあったんですよ。そのアクトハウスでの1年間の後半は、ほとんど授業よりフリーランスとしての練習・仕事に時間を割かせていただきました。これが大きかった。起業すること、フリーでIT・Webの仕事することそのものが講座になっているのは今もそうだと思います。メンターさんには仕事上で不安な点や改善点なども相談できる。フォロー体制があるなかで仕事できることは、理想の環境だったと思います。それこそ営業のメール文章ひとつひとつから教わりましたから。フリーの基盤を築いた期間と言っても過言でないですね」

▶在学中からガンガンとお仕事を。
「後期がほとんどお仕事しながら授業を受けていたので「自分ってどこまでできるんだろう」と計りながら、体力的なペース配分も学習していきました。仕事の速度はとにかく上げ続け、さらに質は担保する。そういった自分と向き合いながらの仕事の仕方は、今まさに活かされてますね。起業と運営って、センスとかスキルだけじゃなく、ペース配分も同じくらいに重要と実感しています。ですので、アクトハウスでの後期の実務がそのままビジネスにつながったような形です」

アクトハウスを選んだ理由
(セブ島にて英語講師と)
 

将来のための助走

▶留学中、宿題は大変でした?
「全然大変じゃなかったですよ。ストイックさには自信ありましたし、なにより楽しかったですね。英語の個人課題、またITやWeb、ビジネスではシェアメイトと一緒にうんうん悩んで一緒に作り上げることが楽しかったです。みんな普通に午前2時〜4時くらいまで普通に起きて作業してるのにテンションも高くて(笑)シェアハウスの醍醐味を楽しみながらこなしてました」

▶セブでの土日は何を?
「えっと、こもってました(笑) 遊びじゃない、セブ島では将来のための助走期間としての留学でしたから、こもるのみです(笑) もちろん普通に買い物などはしてましたが、英語の本を読んだりコーディングに役立つ評判のサイトや記事を漁ったり、漫画読んでみたり。あ、そう考えると、なんかあまり日本と変わらない生活だったかもしれないな(笑)」

▶勉強はいまどのように活かされている?
「ITの技術はそのまま仕事として活かしていますね。帰国後すぐに起業して、そのままフリーランスのWebプロデューサーになりました。学んだことは細かいこともふくめ、全面的に活かしてますよ」

プログラミングも初挑戦だった
 

どこへでも行ける

▶英語の勉強はいかがでしたか?
「ヒアリングは得意だったので、聴く分には元々困ることはなかったんです。でも、日本人らしく間違いがないように文法通りに話すということを意識しがちだったので「話すこと」がなによりもネックで…。ですが、アクトハウスの英会話はまず「話さなければいけない」という環境でしたので、それが私に合っていました。臆することなく話す。話す勇気を持てた。これが一番私にとって大きかったです」

▶話す勇気。シンプルですね。
「そうですね、それを持てれば後は楽ちんに会話ができました。勇気と共に英語がだんだん体に馴染んでくると、日常生活のみならず、それらがそのままコーディングやプログラミングにも役立つ、ということもわかってきました。ITの世界ってとにかく「英語」なんですよね。ここに気づくと、学んできた「英語」と少しづつ修得し始めた「プログラミング」がリンクしてきて。「どこへでも行けるんだ」という自信を持てたんです」

カリキュラムの特長
(英語講師とは今でも親友)
 

「国境」がなくなった

▶英語講師との想い出エピソードは?
「若い先生から恋バナの相談があったことかな(笑) いや、あれは相談でなく、ノロケを聞くだけの役割だったような(笑) そんな感じでオフも仲良くできて楽しかったです。みんなセブ島で元気かな…?と、ふと思ったときはSNSでやり取りしたり。今でもとっても仲が良いんですよ」

▶英語レッスンではどんな勉強を?
「実践的な会話の練習から文法などの座学、さらには1人芝居など、多種多用でしたね。いろんな場面を経験できるのでおもしろかったです。個人的には発音を重視していたのですが、それを先生にお伝えするとそっちに時間を割いてくださったりもして、本当にマンツーマンだなという印象を受けました」

▶英語はいまどのように活かされている?
「私の場合は現在、日本国内でお仕事をさせていただいてるので、日常的に英語を使う場面はないのですが、それまでよりふらっと海外に行くようになりました。英語が話せるようになったことや、アクトハウスでの1年間の留学居住の経験から、日本と外国という境界、国境がなくなったんだと思います。また海外に住めるなら住んでみたいですね。日常的にも、例えば道行く外国人さんの会話なんかもわかるようになったので、会話の幅はとても広がりましたよ」

▶IT留学の在学中の想い出は?
「英語に限らず、勉強に関する想い出は、もう濃すぎて選べないですね(笑) ひたすらPCと向き合っていたなあ。例えばビジネスの講座では「問題解決能力」のところが一番楽しかったですね。ロジックが好きなので何をどうすればこうなるのか? というのが明確になるのがおもしろかったです」

▶遊びの面ではいかがでした?
「やはりジンベイザメですかね〜。一緒に泳いだんですが、前後左右に挟まれたときはさすがに怖かったです(笑) あとはクロコダイルに触ったことです! 卒業するときも「Crazy&Brave Girl」って言われたりして、皆さんにだいぶ印象に残ったようで(笑) 本当はヘビも首に巻きたかったです。うん、今度どこかでやってみよう(笑)」

アクトハウスの魅力

帰国後はまずセミナーを

▶卒業後どんな活動を?
「まず卒業後は、在学中から計画していたWeb制作セミナーを始めました。アクトハウスがITや海外の敷居を取っ払ってくれたように、今度は私が次の世代にきっかけをつくることができたら…と思ったからです」

▶素晴らしいですね。
「ありがとうございます。ITを通しての社会進出というのは、個人で何か表現したい、作り出していきたい、という方へのバックアップになるという気持ちがありました。おかげさまでセミナーはどの日も盛況で、新たな繋がりを作ることもでき、評判よく終われたので安心しました。なんと、ご参加者のなかからアクトハウスの参加をしてくださった方もいらっしゃったんですよ」

▶それはすごいですね。
「まずは活動してみて、いろいろな方と情報交換をして分かち合う。そのなかでそういった思いもよらない新しい絆ができるのは、嬉しい限りです」

知識と技術をシェア
(「スキルをシェアする」講師活動)

そして起業へ

▶セミナー活動の後は?
「その後は、個人事業主として起業しました。お客様のビジネスを支援するプロデューサー/ディレクターです。軸足はもちろんWeb。とはいってもこの時代、ご提供するのはWebだけではありません。それはあくまで中間的なアウトプットです。その前段はもちろん、サイトリリース後の運営として、お客様の経営施策やブランディング、ユーザーとのエンゲージメントを深めていく企業活動などなど、お手伝い差し上げる項目は多岐に渡っていきます」

▶Webを完全に飛び出していますね。
「そうですね。ITサイドでの専門的なバックアップ、ブランドづくりやCSR活動のご支援、もはやWebはパソコンのブラウザを飛び出した企業動態の主軸ですから、サポートする手にも良い意味で力が入ります」

▶クリエイティブ&コンサルティングという。
「ええ。こういった思考や技術は、アクトハウスのIT留学の在学中にメインプロデューサーとして担当させていただいた「全国規模の中古車イベント・サイトリニューアル」の経験が大いに役立っています。ブランドリニューアルのみならず、SNSを効果的に使った集客施策、イベントに来られる方々の期待感を維持向上させつつ、世代を超えた影響力を新たに付加するクリエイティブ。とても大きな案件でした。今後もこういった、影響力のあるWebサイトを世の中にプロデュースしていきたいです」

セミナーも開催
 
▶セミナーはいまでも継続中?
「仕事のかたわら、かたちを変えながら継続しています。例えば現在は、障がい者の方々への支援としてIllustratorやPhotoshopを使ってのデザインを教える活動もさせていただいています。ともすれば社会とのコミュニケーションを取りにくいかもしれない方々が、IT技術を修得することでリモートワークが可能となったり、より強く社会とつながれるようなること。そういったことに、ITの可能性を感じるようになってきたんです」

▶IT・Webの可能性。
「ITやWebの世界って、まだまだ始まったばかりだと思うんです。ただ作るだけではない、ただ納品するだけではない本当の社会貢献。自分が得てきたスキルを独り占めするのでなく、シェアし続けることで、日々発見や学びをいただいています」
 

地方のIT活性化を

▶つぎなる夢は?
「地方のIT活性化にお力になれないかな、と思っています。日本の田舎はネットが普及している割にITをお仕事にしている方は少ないので「IT×田舎生活」って楽しそうと思ってて。これはアクトハウスの在学中にアイディアを固め始め、プレゼンもさせていただきました。あとは、子どもたちがITに触れる機会をもっと増やせたら素敵だなあ、と考えています。Webやプログラミングができれば選択肢が増え、働き方も生き方も自由になると実感しているので、私より次の世代の方たちにはそうなってほしいと思っています」

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▶最後に、アクトハウスへ挑戦する方々にメッセージを。
「勉強はひたすら「自分から」が一番成長します。自分から質問、自分から発案、自分から提案。実際にプログラミングや英語、ビジネスが学べるアクトハウスでは一日中勉強できて幸せになれます(笑) うん、この環境って成長しかしないです。あとはなんでもやらせてくれますから、どんなことにでも挑戦すること、でしょうか。最高のメンターさんや一緒に頑張れる仲間がいる環境で挑戦できるなんて、本当に幸せですよ…! 是非その幸せを体感してほしいです。案ずるよりも産むが易し、悩んでいるくらいなら行ってしまえ〜! ですね(笑)」

(取材・構成 アクトハウス編集部)

 

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