【仕事と勉強】デキる人・デキない人の「差」ってどのへん?
ビジネスでも、勉強でも。デキる人・デキない人
仕事がデキる人・デキない人。
勉強がデキる人・デキない人。
社会は他人同士の集まりだけに、
評価はとても厳しいものです。
でもその「デキる・デキない」って
どこが分かれ道なのでしょう?
デキる人の考えかたにフォーカス
ときに物事は「結果が全て」と言われます。
プロセスも大事だけど、結果。
確かにそうかもしれません。
しかし結果を出すにはプロセスが必要で
デキる人はここが「うまい」んだと思います。
そこで今回は、そのうまいやり方を支える
「デキる人の考え方」にフォーカスしてみたいと思います。
仕事・勉強デキる人「2つの特長」
デキる人の考え方というのは、
2つの特長があるように見えます。
●1.複雑なことをシンプルにとらえる
●2.シンプルなことを複雑にとらえる
この特長は、日常のいろいろな場面にあてはまります。
わかりやすく「仕事と勉強」の2つの例で見てみましょう。
仕事・勉強デキる人「2つの特長」
【例1】会社で「大量の業務」が発生。
●デキない人「最悪。終わるわけない。土日もなくなった」
●デキる人「短くできる方法はないか。シンプルに考えよう」
👉複雑をシンプルにとらえようとする
【例2】学校で「少ない宿題」が出た。
●デキない人「ラッキー! 今度の授業直前にやろ」
●デキる人「量が少ない分、奥が深いのかもしれない」
👉シンプルなことを複雑にとらえてみる
いずれのケースも、課題に対しスタート地点が異なるため、プロセスも異なり、よって結果も大きく変わってきます。
世界的IT企業の「DELL」社長の言葉
ちょっと閑話休題ですが、コンピューターで有名な世界的IT企業の「DELL」をご存知でしょうか。
この会社の創業社長は、以前インタビューで、こんなことを言っていました。
「僕は究極の心配性なんだ。だからここまでこれた」
些細なことでも気にかけ、人が見過ごすようなことでも大げさにとらえてみる。
リスクを分散し、多重で堅牢なビジネスモデルを、常に未来を心配しながら築き上げる。
そんな積み重ねと試行錯誤が、世界規模の経営を成功させたのかもしれません。
楽観的でもなく、懐疑的でもある
デキる人は、シンプルな事象には「こんなカンタンなわけがない」と慎重になり、複雑なことには「本質はシンプルなはずだ」と、落ち着いて対応にあたるように思います。
ネガティブでもなく、楽観的でもない。
ポジティブだけども、懐疑的でもある。
シンプルなことも複雑なことも、同じ距離で向き合える。
仕事デキる人の「対応・反応」を見ておこう
みんなが「楽勝〜」と言ってるものに、
ひとり眉間にシワを寄せている。
みんなが「最悪…」と言ってるものに、
ひとり穏やかに対応している。
そんなクールな人、周りにいないでしょうか。
複雑をシンプルに。シンプルを複雑に。
●複雑なことをシンプルにとらえる
●シンプルなことを複雑にとらえる
難しいことかもしれませんが、
これが仕事や勉強のステージを上げる、
コツのひとつ、かもしれません。
著者:清宮 雄
フィリピン・セブ島在住。「プログラミング/英語/デザイン/ビジネス」を学ぶIT留学「アクトハウス」代表。▶ セブ島のIT留学「アクトハウス」を詳しく見る