VS Codeは古い?AI「Cluade / Cursor」が変えたプログラミング学習の常識

「まだ、自力ですべてのコードを書いているのですか?」

もし、あなたがこれからプログラミングを学ぼうとしている、あるいは現役のエンジニアとして活動しているのであれば、この問いかけは決して無視できない重みを持っています。長らく、Web開発の現場において「Visual Studio Code(VS Code)」は絶対王者として君臨してきました。Microsoftが提供するこの堅牢なエディタは、誰もが認めるデファクトスタンダードでした。

しかし、2024年、その王座を脅かす存在が急速にシェアを伸ばしていきました。それが、AIネイティブエディタ「Cursor(カーソル)」であり、その頭脳として連携可能なAIモデル「Claude(クロード)」です。

特にAnthropic社が開発した「Claude 3.5 Sonnet」などの最新モデルと、AIを前提に設計されたCursorの組み合わせは、従来の「Copilot(副操縦士)」という概念を超え、もはや「Pilot(主操縦士)」に近いパフォーマンスを発揮し始めています。これは単なるツールの進化ではありません。プログラミング学習の前提条件そのものを覆す、不可逆的なパラダイムシフトです。

この記事では、VS Code一強時代からAIエディタ時代への移行が意味するもの、そしてこの変革期において、アクトハウスが提唱する「ビジネステック留学」がなぜ最適解となり得るのかを論じます。

開発環境の地殻変動:VS CodeからAIネイティブへ

誤解のないように言っておきますが、VS Codeは依然として優れたエディタです。しかし、VS Codeはあくまで「人間がコードを書く」ことを主眼に設計されており、AI機能は後付けの拡張機能(Extension)として提供されています。対して、Cursorは「AIがコードを書く、人間がそれを指揮する」という思想のもと、エディタのコア部分にAIが統合されています。この「出生の違い」が決定的です。

「拡張機能」の限界と「AIネイティブ」の衝撃

VS CodeにGitHub Copilotを導入した場合と、Cursorを使用した場合の決定的な違いは「コンテキスト(文脈)の理解力」にあります。Cursorはプロジェクト全体のファイル構造、過去の修正履歴、ライブラリの依存関係などを横断的に読み込みます。

例えば、「この機能を追加して」と自然言語で指示を出した時、Cursorは関連する複数のファイルを同時に修正し、整合性を保ったまま実装案を提示します。VS Codeの拡張機能では、ファイル単体の補完に留まることが多く、ここまでの全体最適化は困難です。この「AIネイティブ」な体験こそが、開発スピードを異次元へと引き上げる要因です。

Claude 3.5 Sonnetがもたらした「思考するコード」

そして、Cursorの真価を最大限に引き出すのが、裏側で動くAIモデルの選択肢です。特に注目すべきは、OpenAIのGPT-4oと双璧をなす、あるいはコーディング領域においてはそれを凌駕するとさえ言われる「Claude 3.5 Sonnet」の存在。

Claudeは、より自然で人間的なコードを書くことに長けており、複雑なアルゴリズムの構築や、長大なコードの読解において圧倒的なパフォーマンスを見せます。Cursor上でモデルをClaudeに切り替え、難解なバグの調査を依頼すると、まるで熟練のシニアエンジニアが隣でコードレビューをしてくれているかのような、的確で論理的な修正案が返ってきます。この「知能」を手元に置けるかどうかが、個人の生産性を分かつ分水嶺となります。

[ >> アクトハウスにLINEで質問する]

プログラミング学習の「常識」は書き換わった

AIエディタの台頭により、プログラミング学習における「苦労」の質が変わりました。かつて初心者が費やしていた時間の多くは、「構文エラーの修正」や「環境構築のトラブルシュート」といった、本質的ではない部分に割かれていました。しかし、CursorとClaudeがあれば、これらは瞬殺です。

「暗記」から「設計」へのシフト

これまでの学習では、プログラミング言語の文法を暗記し、正確にタイプすることに重きが置かれていました。しかし、構文はAIが知っています。これからの学習者に求められるのは、「何を作りたいのか」「どういう構造にするのか」という上位レイヤーの設計能力です。

「Login機能を実装して」ではなく、「セキュリティレベルを考慮し、OAuth2.0を用いたGoogleログイン機能を、ユーザー体験を損なわないフローで実装して」と指示できるか。つまり、AIに対する要件定義能力(Logic Prompt)こそが、新たな「コーディング力」の定義となります。

エラー解決の瞬殺と「挫折」の消滅

初心者の最大の敵である「謎のエラー」。何時間も悩み、結局スペルミスだったという徒労は、学習意欲を削ぐ大きな要因でした。Cursorにおいて、エラーログをAIに投げれば、原因と修正コードが即座に提示されます。

これにより、学習のサイクル(試行→エラー→修正→成功)が超高速で回転します。独学では数ヶ月かかっていた習得範囲を、数週間で駆け抜けることも不可能ではありません。しかし、ここで注意すべきは「わかった気になってしまう」ことです。AIが解決してくれただけで、本人の理解が追いついていなければ、それは砂上の楼閣に過ぎません。

AIの回答を鵜呑みにせず、なぜその修正が必要なのかを深く理解する姿勢。もし、その本質的な学習を最短距離で進めたいのなら、実務を知るメンターの存在が不可欠です。[ >> アクトハウスにLINEで質問 ] テクノロジーは進化しても、それを習得するのは人間の脳なのです。

AI時代のエンジニアに求められる「Logic Prompt」

ツールがどれほど進化しても、それを操る人間に「Logic(論理)」がなければ、出力されるのは「ゴミ」です。アクトハウスがカリキュラムの中心に据える「Logic Prompt」は、単なるプロンプトエンジニアリングではありません。

AIは「魔法の杖」ではなく「鋭利な刃物」

ClaudeやCursorは強力ですが、使い手の指示が曖昧だと、動くけれど脆弱なコード、あるいは要件を満たさない見当違いな成果物を生成します。プログラミングの基礎原理、アルゴリズム、データ構造、セキュリティの知識があって初めて、AIに対して的確な指示を出し、AIの能力を限界まで引き出すことができます。

生成されたコードの「真贋」を見極める目

また、AIは自信満々に嘘をつく(ハルシネーション)ことがあります。提示されたコードをレビューし、「これは非推奨のメソッドを使っている」「ここではN+1問題が起きる」と見抜き、修正を命じる能力。これこそが、AI時代の人間の役割です。コードを書くこと自体はAIに任せても、コードの品質を保証する責任は人間にあるのです。

「実務」でこそ輝くAIペアプログラミング

アクトハウスの「稼ぐ100日の実務」では、受講生たちがCursorとClaudeを駆使して実際の案件に取り組みます。この実戦環境こそが、AIツールの真の使い所を学ぶ最高のフィールドです。

ビジネススピードへの対応

実際のクライアントワークでは、納期との戦いが常です。ゼロから手打ちでコーディングしていては間に合わない場面でも、AIを活用して骨組みを爆速で作成し、人間が微調整を加えることで、驚異的なスピードで納品まで持っていきます。浮いた時間で、デザインのブラッシュアップや、マーケティング施策の提案など、クライアントのビジネス価値を高めるための活動に注力する。これこそが「ビジネステック留学」が目指す姿です。

道具に使われるな、道具を支配せよ

VS Codeが古いわけではありません。しかし、AIの力を借りずに開発を行うことは、もはや縛りプレイに近い状態です。CursorやClaudeといった新しい波は、乗るものであって、抗うものではありません。

しかし、最も重要なのはツールそのものではなく、それを使いこなし、社会に価値を提供する「あなた自身の総合力」です。英語で最新の技術情報をキャッチアップし(English Dialogue)、ビジネスの視点で要件を定義し(Marketing/Strategy)、洗練されたデザイン思考で実装し(Art&Science)、そしてAIを論理的に操る(Logic Prompt)。

この4方向からのアプローチがあって初めて、あなたはAI時代に「代替不可能な人材」となります。半年間、セブ島という異国の地で、これからの時代を生き抜くための武器を揃えませんか。アクトハウスは、本気で人生を変えたいと願うあなたの挑戦を待っています。

[ >> アクトハウスにLINEで質問する]

著者:清宮 雄(アクトハウス代表) 起業家・ブランドアーキテクト。2014年にセブ島でIT留学の草分けアクトハウスを設立。「ビジネス×テック」をテーマに、時代に左右されない強靭な個の育成に従事。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

   セブ島のIT留学「アクトハウス」とは?

1日の流れ

カリキュラムについて

住居について

卒業後の進路

体験談

コースと費用

スタートアップの実績

卒業後のサポート

   最新のお申込み状況

すべての記事・コラムへ