新学期「2週間目」の講座内容は?ビジネス講座「事業計画」編。
新学期「2週間目」の講義内容は?
2020年に入学した1月生。
勉強を始めてから2週間ほど経ち、だんだんとセブ島の生活にも慣れてきました。
昨年2019年から参加している10月生は、いよいよ「実践期間」へ突入し「Web案件」「起業」などを実践中。クライアントと繋がる気が抜けない緊張感の中で、自身の腕を磨いています。
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現在、10月生に負けじと、2020年入学の1月生も知識と技術をひたすらインプットの毎日。その中で、先日行われたのがビジネス講座内での「事業計画」講義です。
本記事で、その講義の様子を一部ご紹介します。
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「実践」することで、本質を理解する
「事業計画」講義では、参加者同士で複数のチームに分かれ、2日間という短期間で集中的にトライしていきます。
最初に配布されるのは実際の企業でも使用される「事業計画書フォーマット」。
コストを計算し、どのように売上を立て、どのように利益を算出していくのかをチームで徹底的に考えていきます。
ハードな課題に頭を悩ませ、ときにメンターにアドバイスを求めながら取り組む参加者。
多くは事業計画書を書くのも見るのも初めて。チーム同士で議論しながら攻略していきます。
▶︎「経費はいくら計上すべきか?」
▶︎「売り上げはどうやって立てていくか?」
▶︎「集客・広告の方法はどうするか?」
▶︎「ビジネスモデルやターゲット設定は?」
▶︎「役員報酬や人件費の金額はどうすべきか?」
▶︎「通信費や外注費、オフィスの有無は?」
自身で起業をするにあたり、あらゆる「可能性」と「リスク」に思考を巡らせる。
この課題で、参加者が悩やんでいる課題や問題は、まさに経営者が常日頃から考えていることと同じ。経営者と同じ立場に立ち、同じ目線から事業立ち上げるというシュミレーション。実践前のこの時期だからこそ、実践に備えた力を蓄えていきます。
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「実践」することで、本質を理解する
事業計画にトライする過程で、さまざまな課題や分からないことにぶつかることもあります。そのたびに自分たちで調べ、理解し、事業計画書へ反映させていく。だからこそ、はじめは不完全で思いつきだったアイデアも、徐々に、洗練され現実味を帯びたものになるのです。
やがて、とらえどころのなかった事業計画も、少しずつ鮮明にクリアにイメージできるものに。
演習中は、ビジネスメンターが随時、チームの進捗状況をみながら、必要に応じてアドバイスやヒントを出していきます。自分のアイデアをメンターにぶつけながら、さらにブラッシュアップし、計画書に落とし込んでいく。
参考書などで勉強し知識として理解するよりも、ずっと早く、事業計画の本質を掴めるのが、このビジネス講座の醍醐味です。
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そしてプレゼンテーション
事業計画書を完成させたら、最後に講義内でプレゼンテーションを実施。
各チームで、モニターにパソコン画面を映しながら、売上やコスト、利益の根拠を説明していきます。プレゼン終了後は、ビジネス講座のメンターから各自フィードバック。企業の代表取締役も務め、起業の経験もあるビジネスメンターから鋭いアドバイスが入ります。
▶︎「予算の組み方が甘く、1ヶ月後には事業が倒産する可能性」
▶︎「すでに競合他社が大勢おり、レッドオーシャンなので、事業をこう転換するといけるかも」
▶︎「アイデアは良いが、現実的な実現が難しいのでは。例えばこうして…」
▶︎「売上の想定が不十分で、これだと成り立たない可能性もありそう」
メンターからのアドバイスは別の方法や方針を示唆してくれるもの。数字を考える難しさ、マーケティング施策の重要性を肌で実感していきます。
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後半3ヶ月つづく実践期間
後半3ヶ月の実践では、インプットしてきた知識や技術を総動員し「Web案件」や「起業」に挑戦。今度は計画書上の実践ではなく、実際の本番の中で「事業立ち上げ」や「Web案件の受注」へ挑みます。今回の「事業計画」の経験を生かし、後半の実践を乗り越えられるか。
セブ島のアクトハウスは、今回のビジネス講座を始め、プログラミング、デザイン、そして英語を学んでいきます。
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著者:アクトハウス編集部
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