イケてるプログラミング言語「PHP」って? 初心者のための豆知識。

イケてるプログラミング言語「PHP」

数多く世の中に存在する、その数は数千とも言われるプログラミング言語のなかで、長年支持率の高いプログラミング言語「PHP」。

アクトハウスのIT留学では、世界人気No.1であるプログラミング言語JavaScriptも習得していきますが、フロントエンドのプログラミング言語のみならずこの「PHP」というサーバーサイドのプログラミング言語も学びます。

フロントエンドとバックエンドのちがいについては別記事で述べておりますが、今回は「PHP」について。その歴史や開発者、なぜイケてるのかなどについて触れながら、PHPで出来ることをダイジェストでご説明していきます。

まず「PHP」って誰が作ったの?

PHPとは、カナダ人のプログラマー/エンジニアであるラスマス・ラードフ(Rasmus Lerdorf)氏が開発した言語です。

PHPの第一弾バージョンとなる「PHP/FI」の開発者として著名な方です。そして初号のPHPのみならず、その後の開発にも携わっており、まさに人生をPHPに捧げているエンジニアであると言えるでしょう。

ラスマス・ラードフ氏はグリーンランド出身の1968年生まれ。幼少期から教育界でも評価の高いデンマークでの教育を受けています。

カナダを代表する理工系州立大学であるウォータールー大学(University of Waterloo)卒業で、システムデザイン工学分野での応用科学学士号 (BASc) を取得しています。過去のキャリアのなかではYahooでの就労経験もあるとのこと。

JavaScriptの生みの親ブレンダン・アイク氏もそうですが、世界中で使用されているプログラミング言語の開発者が2018年現在も現役であるというのは、いかにプログラミング、エンジニアリングの世界がまだまだ新しくまた急速な進化をとげているかがわかります。

現在ラスマス・ラードフ氏は上の動画のとおり、PHPの生みの親として世界中のカンファレンスでも登壇をし、2018年の現在も現役です。

「PHP」って何の略?

ところで、PHPって何の略語なのでしょう。

PHPは、リリース当時の1994年は「Personal Home Page Tools」の略として呼ばれていました。

その後は「PHP: Hypertext Preprocessor」の略と変貌を遂げ、2018年現在は「Hypertextという役目に到底収まらない」という理由から、もはや略語でさえない「PHP」というひとつの言葉になったというプロセスを持っています。

進化の早いIT業界においては、そのプログラミング言語やエンジニアリングの役目は進化し変わっていくことは多々あります。

このPHPも、リリース当初とは時を経るごとにその役目を変えていったゆえに、その略語の中身も変化していったのだと考えられます。

「PHP」って難しいの?

例えば別記事で取り上げたJavaScriptは知名度、実用度共に世界でもトップクラスのフロントエンドのプログラミング言語ですが、この「PHP」はその対となる「バックエンド」つまりサーバーサイドの言語。

「サーバー」と聞くと、なんだか本格派な感じもして「わかりにくそう…」とご不安の方もいるかもしれません。

もちろん、本格的なプログラミング言語ですので、PHPは超簡単というわけでも、HTMLやCSSなどのマークアップのレベルで理解しやすいことばかりではありません。

しかしこのPHP、比較的初心者でもとっつきやすい言語と言われており、またそれが人気の秘密ともなっています。

なぜなら、リリース当初のPHPが「Personal Home Page Tools」と言われていたように、ホームページ(ウェブサイト)の制作に活用できるプログラミング言語として歴史がスタートしたからです。すなわち、フロントエンド領域を司るプログラミング言語として生まれたわけです。

そして比較的覚えやすいからと言って、ビギナー用で実用性がないということでは全くなく、むしろプログラミング言語としても汎用性、実用性が非常に高く、これを修得しておくことでプログラミングのスキル領域は大きく広がっていきます。

プログラミング言語の人気ランキングを集計する『TIOBE』においても、2018年度のPHPのランキングは7位。先程のツイート引用によるGithubのランキングでは4位。

そうそうたる言語の中でも安定の人気と知名度をキープしています。

で、「PHP」って何ができるの?

それでは、「PHP」で何ができるのかをご説明していきます。

代表的なもので言うと、これらがPHPで出来ています。

 

✅「WordPress」などのCMSサイト

✅「EC Cube」のようなECサイト

✅「お問合せフォーム」や「予約サイト」

✅「検索機能」や「ログイン」機能

✅「世界的なWebサービス」で多く採用されている

※Facebook・Wikipedia・Yahoo・メルカリ・BASE・CAMPFIRE・ニコニコ動画などもPHPで作られている

 

などなど、枚挙にいとまがないのが「PHP」。その名前のシンプルさとは裏腹に、世界を席巻しているプログラミング言語、それがPHPなのです。

「え、つかそれってWebサイトの結構すべてでは…?」

なんて思えてしまうほどの技術を実装できるのがPHP。WordPressからFacebook・Wikipedia・Yahoo・メルカリ・BASE・CAMPFIRE・ニコニコ動画まで、さまざまな利便性やサービスを実現することができるプログラミング言語ゆえ、社会的なニーズ、つまり「仕事」も多いわけです。

PHPがイケてる理由を、なんとなくご理解いただけたでしょうか。


(PHPのオフィシャルサイトより)

 

PHPの書き方は…?

プログラミングにはそれぞれの言語に「構文」と呼ばれる書き方がありますが、PHPにももちろん基本的な構文があります。

PHPを習い始めると出てくる言葉の代表的なものをご紹介しましょう。言葉として「こういうの出てくるんだ」「記述の仕方にもいろいろあるんだな」と事前に知っておくだけでも、学習の際に少しラクになれます。

では、ほんの触わりだけご紹介。

✅if〜else

「もしサイト内で○○のアクションが実行されたら、このように動くこと」という条件の構文です。このif分は「条件分岐」と言われます。
elseは「もしくは」となります。はじめにifがあり、ある条件下における動作が指定され、その条件を満たさなかったときにelse以下の動作が指定されます。

✅switch〜case

if〜elseのように、条件分岐を実現します。複数の分岐がある場合、if〜elseよりもスマートに書けます。

✅for

繰り返し回数を指定できる構文です。

✅while

こちらも繰り返しを指定できる構文ですが、for文と異なり回数は指定できません。

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著者:アクトハウス代表 清宮 雄

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