ポジティブは伝染する。

「組織をよくしたい…」

「チームをよくしたい…」

「会社をよくしたい…」

こう嘆く、リーダーや社長は多いものです。

そして、そこで取る策というのは「チームマネジメント」や「理想のリーダー」になるためのコツが書かれた本やサイトのインプット。

でも最初にやるべきって、本当にそこ…?

本やサイトを読みあさる。

先輩や上司にアドバイスをあおぐ。

セミナーに行く。

もちろんテクニカルな面で言えば、こういった行動にもコツを知る効果はあると思います。

しかしそれらを自然にできるようになるには、慣れや経験も必要。でも時間は待ってくれません。

さまになっていない仕組みの説明や導入は「管理しようとしている」という警戒心を呼び、むしろ士気の低下さえも招きかねないリスクもあります。

そのため、そういった取り組みにトライし始めても、結局は何も変わらないことも多いのです。

組織の軌道修正やレベルアップはすぐに取り組み、なるべく早く結果を出していかなければなりません。

では即効性のある方法ってあるのでしょうか。

ひとつ、あります。

それは「自分がポジティブになる」こと。

まずちょっと、こちらの動画を観てみてください。

 

電車のなかでの実験のようです。

理由もなく笑い始めた人たちにつられ、だんだんと笑いが周囲に伝染していきます。

何が原因で笑っているのかはわからない、でもなぜか笑ってしまう。

たまたま同じ車両に乗り合わせた他人同士、短い時間。

それにも関わらず、なんか友達になったような、わかりあえたような、なんとなく良い空気。

そう、ポジティブは伝染するんです。

愛情

となると、逆もしかり。

ネガティブも伝染します。

「泣くこと」をネガティブでククるのはあまりに大雑把すぎますが、ここではあえて「悲しい」というククりとして語らせてください。

もらい泣き、という言葉があります。

自分は泣くつもりでなかったのに、隣の人が号泣をしていたり、友人が感極まって泣いてしまったとき。自分もつられて泣いてしまうのを体験したことがある方、見たことがある方もいるのではないでしょうか。

悲しい、も伝染します。

マネジメントのお話に戻りましょう。

人心掌握、スローガン、チームビルディング、ワークショップ、飲み会などなど、集団に団結力を持たせるための方法論はたくさんあります。

でも、そもそもリーダーが暗かったり、愚痴っぽかったり、丸投げだったり、パワハラ混じりの辛口ばかりだったりしたらー。

受け取る側には、それは「ネガティブ」でしかありません。

言ってることや行動が正しくても。仕事の業績がぶっちぎりでも。リーダーがポジティブでなければ、組織はひとつになれません。

まずは何をもっても「ポジティブにみんなに接する」こと。

朝の挨拶、メールや電話の返答、ランチでの会話、会議などのさまざまな場面。「人と交わるすべての場面」において、あまねくポジティブを波及させていく。

これは実は、お金もかからず手っとり早く取り組める「マネジメントの基礎の基礎」。

団結

「周囲を変えるには、まずは自分が変わらなければならない」

そんな言葉をたまに見かけます。

しかし何からやればいいの…? となることもあるでしょう。

サイトや本を手にしても、内容が多岐に渡っていると、結局は眠くなってしまう。

 

リーダー、社長らの定番の愚痴があります。

「みんな自分勝手だな」

「言ってることが伝わらないな」

「経営者目線を持てないものか」

「わかってないな」

「わたしが若い頃は」

これはあまりにひとりよがりで一方的な、自己中心的な言葉なのです。

ポジティブは伝染します。

ポジティブな空気はポジティブな思考をつくり、ポジティブな組織をつくりだします。

そして怖いことに、ネガティブは倍の速度で伝染します

ネガティブな空気はネガティブな思考をつくり、ネガティブな組織をつくりだします。

 

人を「かけ引き」や「圧力」や「正論」や「効率」だけで動かすのは限界がある。

大切なものが欠けているからです。

不思議なことに、ポジティブでいようとするだけで、あなたの前には数々の「敵」が立ちはだかります。

「あの人、あなたの文句を言ってたよ」

「つか、みんなやる気ないす」

「無理すんのやめたら?」

だから本当はポジティブってつらいです。

折れそうになります。

チームマネジメント

でも、負けないでください。

チームを、会社を、組織を変えたいならー。

まずは自分がポジティブな行動、発言をし続けてみること。

討論や衝突を避けるということでなく、討論や衝突にも前向きに、正直にのぞんでみる。

心を開いたぶっちゃけトークもいいでしょう。

そして相手を尊重し、相手に耳を傾けるのです。

テクニカルなことや仕組みに期待するのは、人間関係ができてから。理屈だけで人は動きません。

とりあえず、ロジカルな方法論や分厚い本は置いておいてー。

たった今から、ポジティブを発信していきませんか。

笑顔を増やして、人を褒め、前向きオーラを出し続けてみませんか。

少しづつチームが、会社が、やがて世界が変わってくるはずです。
 

▶︎著者:清宮 雄
フィリピン・セブ島在住。起業家・海外フリーランス、キャリアチェンジを支援するIT留学「アクトハウス」代表。アクトハウスの体験談はこちら >>>

  目次   
このエントリーをはてなブックマークに追加
起業・フリーランス・キャリアチェンジ 新期生限定募集
体験談:在校生&卒業生
20代のスタートアップ セブ島で起業する
起業・フリーランス・キャリアチェンジ 新期生限定募集
体験談:在校生&卒業生
20代のスタートアップ セブ島で起業する