「ワードプレス」ってなに?プログラミング初心者のための豆知識。

「WordPress」って何?

当サイト、IT留学のアクトハウスではプログラミング講座のなかで「WordPress(ワードプレス)」も学びます。

順序としては、

 

①「HTML/CSS」のマークアップ学習を経て、

②フロントエンドのプログラミング言語である「JavaScript」を学び、

③サーバーサイドの言語である「PHP」を習得し、

④「WordPress(ワードプレス)」の学習に入っていきます。

 

上記のみならず、アクトハウスではその他にもサーバーソフトウェア、インフラ側の知識も学びさらに「実践」で学ぶフェーズやデザインも学習するなど、盛りだくさんのITカリキュラムとなっていますが、今回は、

「WordPressとはいったいどういうものなの?」

という疑問にフォーカスしていきます。

WordPressって何?

WordPressってどういうもの?

ワードプレスは「オープンソース」と言われる無償公開の状態で誰もが使える「ブログ用のソフトウェア」として登場しました。(※エクセルで有名なMicrosoftの「Word」とはまったく関係ありません)

リリースは2003年ですので、2019年で16年の歴史となってきます。

「結構歴史あるんだ…」

そう思った方も多いのでは。


(WordPressのオフィシャルサイトより)
そしてこのワードプレスが「無料」で使えるサービスであったおかげで、世界中のクリエイター、プログラマー、エンジニアが自由にカスタマイズし、進化させていくことができました。

この経緯から公開当時はブログ作成のソフトであったものの、いまや一般のWEBサイトの作成にも用いられるようになり広く世の中に普及しています。

2018年現在、世界のWEBサイトの32%はこのWordPressとなっており、CMSというジャンルに限ればシェアは59.5%まで来ていると、マーケット調査サイトの「W3TECH」も発表しています。

このデータからも分かる通り、国を問わず世界中で非常に支持率の高いソフトウェアとなっています。

 

WordPressって誰が考えたの?

ワードプレスの創立者は「マット・マレンウェッグ(Matthew Charles “Matt” Mullenweg)」氏。

ヒューストン大学(University of Houston)を中退し、アメリカはカリフォルニア州の「CNET Networks, Inc.(シーネット ネットワークス)」の入社を経て、2005年に独立して「Automattic」社を設立。ここで、WordPressを始めAkismet、Gravatarなど様々なサービスをラウンチさせていきます。

1984年生まれで、2018年現在でまだ34歳。つまり、19歳でWordPressを誕生させたことになります。




2008年には、ビジネスウィークが選定する「インターネットで最も影響力のある25人」に選出されたことも。このとき、マレンウェッグ氏は24歳で最年少であったことも当時は話題になりました。

 

WordPressは普通のブログサービスと何がちがうの?

では、それだけ支持率の高いWordPressですが、普通のブログサービスと何がちがうのでしょう。

世の中にはアメーバブログやライブドアニュース、はてなブログなどなど、たくさんの便利な無料ブログサービスがあります。ただ記事を書くだけの作業であるならば、わざわざサーバーにインスールしたりカスタマイズしたりといった手間のかかるWordPressを使う必要はあるのでしょうか。

確かに、昨今の無料ブログサービスの進化は素晴らしく、使いやすいものとなっており手間もかかりません。

ですので、言い方としてはそれらのブログサービスが劣っているということではなく「WordPressがさらに優れている」というご説明になってきます。

ではどのへんが「さらに優れている」のか。そこを箇条書きで説明していきます。

ワードプレスが「優れている点」

ワードプレスの「さらに優れている」ところ。そこはたとえば、

 

①自由にカスタマイズできる

②クールなテンプレートも世界中に無数に存在

③プログラミングの知識がなくても便利な無料プラグインが使える

④SEOに強い

⑤会社サイトなどWEBビジネスのホームページも作成できる

⑥オープンソース・ソフトウェアなので、世界中のエンジニア、デベロッパーが開発に従事しており常に最先端の進化をしていく

 

などなど、列挙していくとまだまだ出てきますが、既存のブログサービスにはない「カスタマイズ性」「手軽」「書くだけなら高いプログラミング知識も必要ない」「SEOなどWebマーケティングにも強い」など、非常に現代的な強さをもったWEBソフトウェアと位置づけることができます。

これらがまさにワードプレスの「さらに優れている」点になります。

アクトハウスではWordpressの何を習うの?

ではそれだけ便利なWordpress、誰しもが簡単に使えるならば、いったいアクトハウスの講座では何をどのように習うのでしょうか。

実はこのWordpress、世間の「ユーザー側(お客)」からすれば「ログインして記事を書いたりするだけだし、管理画面もブログなので難しくない」と好評なのは確か。

しかし「商品」というレベルで提供する側(Web会社、クリエイター)からすると、さまざまなカスタマイズをする必要があるのです。

もしこのカスタマイズをしなかったらー。

いくらワードプレスと言えども、メニューも見にくく、お問合せフォームもなく、企業のホームページとしては使えるレベルには到達できません。もちろん、多少のカスタマイズをしてそれっぽくするレベルにはできますが、ビジネスのレベルまでは程遠いものになり「ちょっと大雑把」なデザインになってきます。

そこで、その企業の「ビジネスモデル」「他社との差別化」といった視点からの「ワードプレスのカスタマイズ」というオーダーが世間一般にはあふれています。ここを受諾し、優れたクリエイティブにして納品するのがクリエイターの役目になります。

一度きちんと出来てしまえば、管理運営はお客だけでもできてしまうゆえ、お客サイドからのリクエストが耐えないのです。

「いい感じにカスタマイズしてほしい。運営はうちでやるから」と。

アクトハウスのIT留学では、HTMLとCSSはもちろんのこと、フロントエンドのプログラミング言語としては世界1位の人気度を誇る「JavaScript」、またサーバーサイドの言語としては世界でも4位の支持率を誇る「PHP」も学んでいきますが、それらの技術を駆使してこのワードプレスを「カスタマイズ」することが可能です。

 

WordPressの本格的なカスタマイズって、どんなスキルが必要なの?

WordPressの「見た目」は、「テーマ」という一連のファイルセットで管理されています。

ですから、「いい感じ」のテーマを購入したり、無料のものを導入すれば、それなりのものが手早く作れることは確か。

しかし、外部のテーマを導入すると、そこから先のカスタマイズが難航します。「他人が書いたソースコードを修正する」という、エンジニアが最も気に入らない作業になってくるわけです。


(WordPressの管理画面の一部)

となると「スクラッチ」(ゼロから自分でカスタマイズする)でのWordPress作成をする必要が出てきます。お客のオーダー、あるいは自分のこだわりを入れていく際には、最初から自分でやったほうが速く、作業も滞りません。前述の「他人が書いたソースコードを修正する」という作業でなく。どこまでこだわりを実現できるか、という前向きな作業に集中できます。

この局面においてまさに、アクトハウスのIT留学で修得する、HTML/CSS、フロントエンドのプログラミング言語であるJavaScript、バックエンドのプログラミング言語で条件分岐が可能なPHPのスキルがフルで活かされてきます。このスキルがないと、世界の30%以上を占めるこのWordPressを、いじることができないのですから。


(ワードプレスのテーマは世界中に無数に存在する)

 

今後もこのワードプレスの社会的にニーズは高まっていく

ですから、一般的にWordpressのカスタマイズとなると、「テーマの作成」となります。

簡易なもので、静的かつ基礎的なカスタマイズなら「HTML」のマークアップのスキルで対応できますが、動的なアクションや高度なカスタマイズに「PHP」のスキルは欠かせません。

同様に「JavaScript」の技術も実装していくことで、Webサイトにポップアップを表示するなどの「UI/UX」の領域のユーザー体験を提供できることになり、ここまでしてやっとみなさんが普段見られているような「見やすいサイト」「かっこいいサイト」「かわいいサイト」「便利なサイトに」というステージに乗ってきます。

▶関連記事『HTMLとCSSってなに?【プログラミング初心者 豆知識】

▶関連記事『世界1位のプログラミング言語「JavaScript」とは?初心者のための豆知識。

▶関連記事『イケてるプログラミング言語「PHP」って? 初心者のための豆知識。

前述のとおり、2003年に世の中に登場したワードプレスは、その歴史のなかで今や全世界のWebサイトの3分の1ほどを占めるほどの力を持ってきており、CMSコンテンツというジャンルにおいてはもはや代表格です。

今後もこのワードプレスの社会的にニーズは高まっていくことが予想されるため、このワードプレスを操ることができるエンジニア、プログラマー、デザイナー、あるいはライターなどが発注側・お客側にとってますます貴重な存在となるでしょう。

“ワードプレスあるあるの相談”といえば、こんなやつ。

 

「サイト立ち上げるんだけど、ワードプレスで出来る?」

「会社のサイトをワードプレスでリニューアルしたい」

「ワードプレスできるんだ? じゃあ少しお願いできる?」

「もっとカスタマイズしたいんだけど全くわからなくて…」

「ブログやりたいんけど、やっぱワードプレスがいいの?」

「コーディングだけじゃなくて、ワードプレス化も対応出来る?」

 

こんなオーダーは、もはやクリエイティブの現場では日常茶飯事です。

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セブ島のアクトハウスでは、本稿で取り上げたWordpressのみならず、さまざまなプログラミング技術を修得するカリキュラムを提供しています。

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著者:アクトハウス編集部
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