「誰のためのデザイン?」
《デザイン講師インタビュー》

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「ビジネス」のデザインを

▶︎デザイン講師としてのこだわりは?
「想像力はあるけどイラストレーターやフォトショップを使いきれてないから、出来上がりはちょっと…とか、ツールは使いこなせるけど趣味の世界を抜け切れない…という領域を早く抜けることができるように。これをまず最初に意識して講義します。デザインの仕事をする場合『その仕事って誰がくれたものなの?』という、その基本からブレないための「ビジネスのデザイン」を伝えていきます」

▶︎自分はどのようなメンター?
「アクトハウスのメンターさんのなかでも、休日にフィリピン以外の国やデザイナーズホテル、高級リゾートにどんどん出かけるのは私が一番多いような気がしますよ(笑) 自分の法人がある香港はもちろん、シンガポール、フィリピン国内でもどこでもラップトップがあればお仕事できますからね」


 
フリーランスとは

▶︎フリーランスの仕事とは?
「フリーランスで生きている私にとっては自由でいることが何よりも大切なんです。でも、それは「大きな責任」といつも背中合わせで、仕事での納期延長やミスはもってのほか。だからフリーランスって厳しい世界です。実際にデザインをできるだけでは、到底フリーにはなれません。もっと言えば、デザインと同じくらい大事なことがいくつもあって、それを同時に理解できるような指導をしています」

▶︎具体的には?
「まず大前提としてツールを完璧につかいこなせることですね。絵の具でデッサンするようにデザインできることです。イラストレーター、そしてフォトショップをバッチリ使えることを最初に目指します。座学でなく、実践で手を動かす。>従来の勉強法にこだわらず、近道であり実際の仕事に使える内容を軸に伝承します」

▶︎ほかにはどんな授業を?
「バーチャル実践もそうだし、実際の案件もそう。コンペだって参加する。商業デザインはビジネスであるということを、体で覚えていくんです。趣味の枠で終わるのか、自己満で成長しないのか、ここから自分を超えていく本物のフリーランス・デザイナーのフェーズに入ります。ここは参加者の本気度が問われる段階でもありますね」
 


 
設計と計画

▶︎ずばり、デザインって何でしょう?
「難しい質問(笑) そうですね、デザインというのは、日本では絵を描く人、というニュアンスで捉えられがちですが、意匠の他にその語源には《設計》という意味があるんですよ。さらに「計画」という要素も入ります。つまりデザインでお客さんの課題を解決し、ユーザーの要望を具現化しなければならない。しかしデザイナー個人がアイディアと趣味を混在させ、不必要な提案やお飾りをする傾向が多々あるんです。本質的なアイディア、ターゲットをつかむための設計なら歓迎ですが、報酬をいただくにおいて結果を出すデザインのハードルがいかに高いことか…。アクトハウスの講座では、ツールを使いこなせるようになった後はすぐに、ビジネスとしてのデザインを教えていくステージに入っていきます」

▶︎最後に、未来の参加者へ向けて一言
「デザイン、本当に楽しくて時間を忘れてしまうものですが、例えば社会のなかでデザイナーとして生きていく場合は、その時間さえもきちんと区切っていかないと、ズルズルと「遅い人」になってしまいます。自分の単価を下げないためにも、いかに高品質のクリエイティブを決められた時間のなかで仕上げることができるか。お客さんの想いを一発で表現できるか、ここが重要になってきます。そのために知識と技を伝授したいですね。セブ島、あったかくてマイペースになっちゃいそうになるんですけど(笑) 土日以外は気を引き締めて一緒に頑張りましょうね(笑)」
 
▶︎デザインの授業を見る

 


 

村上 由未子 (Yumiko Murakami)

インターナショナル・フリーランサーとして、香港には自身が設立した法人も擁する、国内外を駆け抜けるグラフィックデザイナー。イラストレーター、フォトショップの一流スキルもさることながら、決して技術一辺倒でなく「お客様の利益のためにデザインする」ことをモットーとしている。その活動領域は紙媒体やIT・Web媒体に偏らず、パッケージデザインや世界的メジャーブランド玩具の企画開発にまで及ぶ。デザインスキルの上達に必要なすべてを積み重ねていく講義内容は「感覚論でなく現実論」で実践されるところに肝がある。セブ島はもちろん、高知県での在住経験もあり、まさに「住みたいところに住み、やりたい仕事をやる」というノマドライフを実現している。例えば1人の起業家、事業家、クリエイターが「営業し・仕事を受け・納品するトータルスキル」をどう身につけていくかー。単なる「作り屋」で終わらない「顧客満足とリターンに繋がる仕事を得るクリエイター」という視点から、IT留学「アクトハウス」のセブ島留学にて白熱の講義を展開する。
 


 

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